自宅警備員のゆる〜いブログ

30代のサラリーマンがF1、ガジェット、家電、ガンダム、英語等の些細な情報を発信。

F1 2020 初戦オーストリアグランプリ 予選結果 まとめ

こんにちは、自宅警備員(エア社員)です。

ようやく始まりました、F1 2020年シーズン!!!

前回のグランプリ、2019年12月1日のアブダビグランプリから実に217日振りのレースとなりました。

初戦の舞台はレッドブルのホームであるオーストリアはレッドブルリングです。 現状のコロナウイルスを鑑みて、無観客での開催となった初戦はファンがスタンドにいなくても大いに盛り上がりを見せた内容だったと思います。

新型コロナウイルス、人種差別と世界中で問題になっている最中、こうして F1が開催された事に喜びを隠さずにはいられません。 そして開催に至るまでの準備を懸命にしてくれたF1関係者に感謝の意を表します。 本当にありがとうございましたm(_ _)m

既に決勝も終わり数日経っていますが、先ずは予選を振り返っていきます。


目次



F1 2020 オーストリアグランプリ 予選結果

ボッタスが PP! 予選はメルセデスが圧勝

2020年、最初のポールシッターはメルセデスのボッタスでした! そしてP2にはハミルトン! ハミルトンはQ3、2回目のアタックで1回目のアタックタイムを更新しますが、ボッタスが1回目に出したタイムには僅かに届かず、P2でした。 翌日の決勝当日にハミルトンはグリッドペナルティを受けてしまいますが、それでも一発の速さは流石でした。

それにしてもやってくれました、メルセデス^ - ^ 初戦はメルセデスがフロントロウをロック!!!

注目すべきはそのタイムです。 唯一メルセデスの2台のみが1分2秒台!!! しかもP3のフェルスタッペンに0.5秒以上の差です。 フェルスタッペンはインタビューで「メルセデスの速さはレベルが違い過ぎた」と表現するくらいです。

非常に面白い内容の予選でした。 以下、個人的に気になるハイライトです。


どうしたフェラーリ!? ベッテルがまさかのQ2落ち!

少し遡りますが、スペインでのウインターテストであまり際立つところがなかったフェラーリです。 そのフェラーリのベッテルが今回まさかのP11で予選落ち!!!

そしてチームメイトであるルクレールはP10でギリギリQ2を突破!!! あわやフェラーリがQ2落ちするのではないかとヒヤヒヤしながら見ていました!

FP1~3でもメルセデスのタイムを上回ることは出来ず、「今年のフェラーリは遅いのではないか?」という不安の声がありましたが、その予想は見事に当たっていたようです。 個人的には昨年のレッドブルのように、レースペースを重視したマシン設計になっているのかな、とも考えましたが、「2019年に指摘されていたPUを改善したせいではないのか」と勝手に>思っています。


フェルスタッペンのみQ2をミディアムタイヤで突破!

素晴らしいラップでした。 Q2スタート直後、メルセデスを先頭に各車コースに出ていく中、1台だけミディアムタイヤを履いているマシンが! レッドブル ホンダのフェルスタッペンです。 「メルセデスが履いてないのに、レッドブル ホンダはタイムが出せるのか!?」と不安でしたが、1回目のアタックで難なくトップ10入りのタイムを出し、ピットに戻ることなく、そのまま再アタックしタイム更新しました。 念の為にQ2最後のアタックにソフトタイヤを装着し、最後尾でアタックに入りましたが、Q2突破が確実になり、ホームストレートで減速。 決勝の戦略に幅を持つことが出来ました。


ノリスが躍進!!! P4獲得!

マクラーレンどうしたの???

と、驚きもしましたが、予選でのマクラーレンの速さに納得もしました。 実はFP1~3でもベスト オブ ザ レストはもとより、フェラーリとのタイムが凄く近かったのです。 特にノリスは速さが光りました。 グランプリ開催がないときはEスポーツに力を入れ、同年代の現役F1ドライバーを招集し、大いにEスポーツを盛り上げてくれました。 Eスポーツでは残念ながらノリスが優勝することはありませんでしたが、P4と素晴らしい結果を残しました。

特筆すべきは、ノリスがレッドブル ホンダを割って入っている事です! ベスト オブ ザ レストどころかベストに入っているじゃないですか! そしてサインツもP8としっかりトップ10入り。 やはりフェラーリが目をつけるだけのドライバーなのですね。


メルセデスのPU大丈夫か問題

勿論シーズン初戦という事もあり、メカニカルトラブルは付き物です。 が、メルセデスファンとしてはPUの信頼性が不安でした。

FP1開始30分後ほどで、レーシングポイントのペレスのマシンから少しスモークが上がりました。 その後コース脇にマシンを止めることなく、周回を重ねますが、FP11中にもう1度同じ症状が見られました。 スモークでオイルを撒いてしまったのか、他チームからはオイルに気をつけるように、と無線が飛びます。

同じ症状がFP3でも起こります。 ターン1の立ち上がりでペレスのマシンからスモークが出ます。 どの症状もコーナーからの立ち上がりの際にスモークが一瞬でるように見えました。

それがあってか、ウィリアムズのラティフィ、今年唯一のルーキーがターン1でスピンしウォールにクラッシュ。 マシンを壊してしまいます。 リプレイで流れたのはペレスがスモークを出したあたりでラティフィがスピンしているのでは、と連想させるような映像でした。 ただ、フェルスタッペンをはじめ、他のドライバーもターン1の立ち上がりではスピンが目立ちましたので、ペレスのスモークが原因だった、とも言えそうになりですね。


ピンクメルセデスはやはり速かった

もしかしたらFPを含め、一番映像として沢山映し出されたチーム、マシンかもしれません。 レーシングポイントのマシン、通称ピンクメルセデスです。

2019年のメルセデスマシンW10のコピーと言われている、今年大注目のマシンです。

期待を裏切らず、FPから速さを見せていました。 トラブルもありましたが、一発の速さは確実に上がっており、フェラーリに割って入るほどのスピードを得ています。 元々ストレートスピード重視のマシン作りのイメージですが、コーナーでも安定したスピードを求めた結果がW10ということだったのでしょう。 個人的にはオコンに乗って欲しいなー。。。


まとめ 【F1 2020 初戦オーストリアグランプリ 予選結果】

メルセデスがフロントロウをロックしたのに一安心です。 しかも一発の速さでは圧勝です\(^o^)/

しかし今回一番盛り上がったのはQ2でしょう。 まさかベッテルがQ2落ちとは。。。 ただベッテルは最後のアタックのターン1で縁石に乗り上げすぎてしまい、ミスを犯しています。 もしあのミスがなければQ2落ちするのはルクレールだったのかもしれません。 何れにせよ「フェラーリのストレートスピードが遅い」という事が明確になった予選でした。

聞いたところによると、このレッドブルリングは約70%フルスロットルらしいです。 なのでPUに対する負担という面では中々厳しいのかもしれません。 2019年は「熱問題」をどう克服するのかで勝敗が分かれました。 当時メルセデスは排熱効率が悪く、本戦ではかなり苦しみました。 今年はそのあたりがしっかり対策されていればよいのですが。。。