こんにちは、自宅警備員(エア社員)です。
今夜からイモラGPが始まるというのに、1週間前に行われたポルトガルGPのまとめですorz
最近はブログを書く時間を積極的に確保できておらず、更新が遅くなってしまいました。
さてポルトガルGPの勝者はハミルトン!
これでハミルトンはF1キャリア通算92勝目をあげ、ミハエル・シューマッハが持つ91勝の記録を塗り替えました。
印象的だったのは表彰台で担当エンジニアであるピーター・ボニントン氏(通称ボノ)と抱き合うシーンです。 あの「Get in there Lewis」でお馴染みでイケボのボノです。 因みに「Get in there」の意味は、ネイティブの人たちにとっても分からないようです(;・∀・)
私がF1を観始めた時には既にハミルトンとボノのコンビだったので、ハミルトンがメルセデスに来てからずっと一緒だったのでしょうか? 昨年ボノが通院の為欠席したGPがありましたが、いつも一緒の二人が表彰台で喜びを分かち合う姿は美しかったです。
またボノを表彰台に上げるメルセデスチームも粋な事をするチームです(*´ω`*)
それではポルトガルGP決勝を振り返ります。
目次
- スターティンググリッド
- ポルトガルGP決勝結果
- ポルトガルGP決勝 ハイライト
- ドライバーズスタンディング
- コンストラクターズスタンディング
- まとめ【F1 2020 ポルトガルGP 決勝結果 ハミルトンが92勝しシューマッハの記録を更新】
スターティンググリッド
リカルドはQ2でコースアウトした際にリアウィングにダメージを負ってしまった為、Q3は走れませんでした。
ポルトガルGP決勝結果
ポルトガルGP決勝 ハイライト
ブラックアウト後の混戦
ブラックアウト後、トップを走るハミルトンはペースが上がらず、P2ボッタスに直ぐにオーバーテイクされてしまいます。 かと思えば、サインツがあっさりとボッタスを抜き去ってしまいLap 1中にP1に!!!
「一体何が起きているんだ?」とレースを観ていると、どうやら雨が降っているらしく、メルセデス勢はペースが上がりません。
レーススタート前に「決勝中のどこかで雨が降るかも」と言われていましたが、まさかフォーメーションラップ中に降り出すとは! このままサインツが逃げ切るのか?とは思いませんでしたが、幸い雨が軽く降った程度でメルセデス勢のタイヤに熱が入ってきました。
Lap 6でP2ボッタスはP1サインツをオーバーテイク。
Lap 7でP3ハミルトンはP2サインツをオーバーテイク。
あっさり抜かれるサインツが可哀想ではありましたが、やはりレースペースが違いますね(^_^;) これは純粋にマシンの差です。
そして凄かったのはライコネンです!!!
P16スタートのライコネンが一気にポジションをP6にしてしまいます! ポイント獲得とはなりませんでしたが、華麗なLap 1でした。 DAZN曰くアクセルワークが凄く上手でトラクションのかけかたが絶妙と大絶賛でした。
レースが動いたLap 20
P1ボッタス、P2ハミルトンはいつもの通りP3以下とは別次元の走りをしています。 しかしP2ハミルトンはP1ボッタスのDRS圏内に中々入れません。 その差は1~2秒をキープしていました。
が、Lap 20のターン1でハミルトンがボッタスをあっさりオーバーテイク! あまりに一瞬の出来事で何がなんだか分かりませんでしたが、ボッタスがハミルトンに抜かれているのです。 ボッタスがあのターン1で少しアウト側に膨らんだのは事実ですが、1秒以上の差をホームストレートであっという間に埋めてしまいました。
ここからはハミルトンがレースをコントロールし、チェッカーまでボッタスがハミルトンの前に出ることはありませんでした。
ハミルトンはボッタスの後ろでタイヤを温存していたのではないかと言われています。 また前のラップでバッテリーをしっかりチャージしたのでは、とも言われています。
何れにせよ華麗なオーバーテイクでした。
レース後のインタビューでボッタスは、「詳しくは分からないけどペースが無かった、それに第1スティントをもう少し長く走り、第2スティントはルイスの逆でソフトで走りたかった」と語っています。
そして気になるのはボッタスがレース中にマシントラブルに遭っていたのではないか、という点です。 Lap 33にダッシュボードに警告が出ていると無線で訴えました。 クールダウンしろと指示が飛んでいましたが、単にハミルトンとの距離が近くて起こったのか、トラブルなのか分かりませんが、あれが無ければどこまで行けていたのか気になります。
ハミルトンは「今日は温度管理が全てだった」と明かしました。 温度が低かったのでタイヤに熱を入れてから管理するので一杯だったと。 また右足が麻痺していてホームストレートで右足をリフトしていたとも明かしました。 それであのラップタイムなのでボッタスへの嫌味でしょうか(^_^;)
これで92勝目を上げ、ハミルトンの記録が更に更新されていくことでしょう。
ガスリーがP5で快挙!
イタリアで優勝してから比較的調子がいいガスリーです。
ソフトタイヤをスタートタイヤとし、第1スティントを伸ばしに伸ばしました。 ソフトタイヤで29周を重ね、第2スティントでミディアムを履きました。
DAZNのハイライトとしてもピックアップされていましたが、ガスリーが凄かったのはどうやらその後のようです。
Lap 31、ミディアムタイヤを履いてコース、ホームストレートに戻るガスリーにリカルドが迫っていました。 ここでガスリーは無理をせずにリカルドを先に行かせます。 この選択がガスリーのタイヤマネジメントの上手いところだとDAZNでは大絶賛されていました。 その見立て通り、ガスリーはリカルドをLap 46でパスし、ペレスには2度目のターン1のアタックで華麗にオーバーテイクを決め、チェッカーを受けたのはP5!
素晴らしい内容と走りでした。
そんなガスリーですが、2021年はレッドブル・ホンダへ移籍か、とも囁かれていましたが、2021年もアルファタウリとして走ることが決定しました!
レーシングポイント勢のオーバーテイク
先ずはストロールです。
Lap 18のターン1。 P6ストロールがP5ノリスをオーバーテイクするシーンです。
ストロールはDRSを使いノリスの背後から凄い勢いで接近します。 ターン1進入の際にストロールはアウト側からノリスに無理やり被せるようにしてターン1を曲がろうとします。 あれは無理があったでしょ、と思うわけで両者はマシンにダメージを負ってしまいます。 可哀想なのはノリスです。 P5といいポジションにいたのですが、ピットに戻ったせいであっけなくポイント圏外に追いやられてしまいましたorz
ストロールは途中リタイアでした。
そしてチームメイトのペレスもやってしまいました。
ガスリーに抜かれる前のLap 45のホームストレートでのアクションです。
ガスリーはDRSとトゥを使いペレスを抜きにかかりますが、前を走るペレスは走行ラインを2回変え、ガスリーに譲りません。 300km/h近い速度で急接近するガスリーは慌てませんでした。 翌周のホームストレートではインに行くと見せかけアウト側にマシンを出し、文句なしのキレイなオーバーテイクでした。
ドライバーズスタンディング
コンストラクターズスタンディング
まとめ【F1 2020 ポルトガルGP 決勝結果 ハミルトンが92勝しシューマッハの記録を更新】
今回のサーキットは初めて観るサーキットです。
高低差が物凄くあるコースで驚きました(;・∀・)
アップダウンが何回あるのか??? まるでジェットコースターみたいだとドライバー達も表現していました。 ハミルトンのコメントでは、空を見ながらブレーキングしてターンインしていくので非常に難しいコースだと話していました。 ブレーキングポイント、エイペックスの見定めがコース攻略の鍵だったと思います。 ブラインドコーナーが「空」って、怖すぎません??? そこに向かってフラットアウトなんて... 流石F1ドライバーです。
攻略が難しいとは言われていますが、ドライバー達はこういったコースの方が運転していて楽しいようです。 普段のサーキットでは前後左右のGはかかっていますが、上下のGのもかかっていたのでしょうか?
さて次戦、と言っても数時間後にはイモラで行われるイタリアGP(?)、イモラGP(?)、呼び方が分かりませんが、GPが開催されます。
いつも通り明日は月曜日ですが、しっかり楽しみましょう\(^o^)/
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