こんにちは、自宅警備員(エア社員)です。
先ずはメルセデスチーム、
おめでとう\(^o^)/
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イモラGPと勝手に訳していましたが、正しくはF1 エミリア・ロマーニャGPだったのですね(^_^;)
舞台はイタリア、またイタリア! 今シーズン3回目のイタリアでのグランプリです。
サーキットは前戦ポルトガルと同じく、私が全く知らないサーキット。
サーキット名はアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ。
フェラーリの名が冠してありますが、現フェラーリチームが保有するサーキットではありません。 現フェラーリ所有するサーキットはF1 2020 第9戦に使われたイタリア、トスカーナ地方であるムジェロ・サーキットです。 リタイア続出のサーキットでした。 詳細は過去記事をどうぞ。
F1 トスカーナGP ハミルトン優勝 - 自宅警備員のゆる〜いブログ
アウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリはフェラーリの創設者、エンツォ・フェラーリ氏がドイツのニュルブルクリンクをイメージして作らさせたサーキットのようです。
そして何よりアイルトン・セナがクラッシュにより亡くなったサーキットとして知られるサーキットです。 私はセナの素晴らし活躍や戦歴を全く知りません。 ただF1界において最も愛されるドライバーの一人である、ということは現F1を観ていても感じる事が出来ます。
安全を重視しているF1が2018年からはヘイローを採用しています。 それにも関わらず2019年にはアントワーヌ・ユベールがスパで亡くなってしまいました。
「危険なスポーツを楽しんで観ている私自身がいけないことをしているのではないか」と、ふと考えてしまいます。 エンターテインメントと安全性を天秤にかけられている昨今ですが、危険と常に隣り合わせのスポーツであるが故に、より安全性を重視したスポーツであって欲しいと切に願います。
かなり脱線してしまいましたが、このエミリア・ロマーニャGPを制したのはハミルトン!
またかっ!!!
と、私も思ってしまいましたorz
強い、ハミルトン。 今回はピットストップタイミングが上手く働いたようにも見えますが、それも実力の一つでしょう。
それではF1 エミリア・ロマーニャGP決勝を振り返っていきます。
- F1 エミリア・ロマーニャGP スターティンググリッド
- F1 エミリア・ロマーニャGP 決勝結果
- F1 エミリア・ロマーニャGP 決勝ハイライト
- ドライバーズスタンディング
- コンストラクターズスタンディング
- まとめ【F1 エミリア・ロマーニャGP 決勝 ハミルトン優勝そしてメルセデスがタイトル獲得】
F1 エミリア・ロマーニャGP スターティンググリッド
今回も熾烈なポール争いでした。 今回はボッタスが制しましたね!
ガスリーが頑張りました! ここ数戦のガスリーはゾーンに入っているのでは!?
そしてラッセルもQ1突破が当たり前のようになってきています。
F1 エミリア・ロマーニャGP 決勝結果
F1 エミリア・ロマーニャGP 決勝ハイライト
メルセデスが7年連続のコンストラクターズタイトル獲得!!!
メルセデスおめでとう---\(^o^)/
昨年は確か日本GPでコンストラクターズが決まっていたと思います。 懐かしい...
それにしても強すぎます。 7年連続はF1史初です! しかも今GPはメルセデスがPUサプライヤーとしての500勝目という節目だったそうです!
レース後にインタビューされたのはトップ3フィニッシュしたドライバーに加え、メルセデスのチーム代表兼CEOである、我らがトトさんです。
「ここに来るまでに、沢山の血、汗、涙が知られていないところで沢山流された。 素晴らしいチームスタッフ、ドライバー、そしてパートナーに支えれてこの偉業を達成出来たと思う。」と胸の内を語りました。 ここでパートナー、スポンサーを称えるところが、ビジネスマンチックで素敵です(TдT)
自身の進退についてもまだ明らかにされていませんが、今のポジションを誰かに引き継がせる事が、私の次のチャプターの目標だ、と話されています。 どうやら後任の方は決まっている、というか考えている方はいらっしゃるようですが、まだ教えられないよ、とのことです。
そしてトトさんの仕事でもう一つ重要なのは、ハミルトンとの2021年の契約ではないでしょうか。 前回の契約時には実に10時間もかかったようです(^_^;) 骨が折れる仕事とは思いますが、トトさん頑張って下さい!!!
ピット戦略にも助けられたハミルトンだが...
2番グリッドスタートのハミルトンでしたが、ブラックアウト直後の緩やかに左に曲がるターン1で3番グリッドスタートのフェルスタッペンにP2を奪われてしまいます。 ターン1のイン側を走行していたフェルスタッペンに分がありました。 P3になってから数周はフェルスタッペンのDRS圏内を走行していたのですが、なかなかオーバーテイク出来ません。 コース幅が狭いこのサーキットではオーバーテイクが難しいと言われていましたが、その影響か、ハミルトンはフェルスタッペンとの距離を1秒以上離す事にしました。
無線では「ついていくのが難しいコースだ」とも漏らしていました。
ボッタス、フェルスタッペン、ハミルトンはミディアムタイヤスタートです。
先に動いたのはフェルスタッペン、Lap 19でハードに。
これにボッタスが反応し、Lap 20でハードに。
これでラップリーダーはハミルトンです。
ここからです、ハミルトンが一気にペースアップするのは。
ボッタス、フェルスタッペンは1分18秒台で走行しているところ、ハミルトンは1分17秒台を連発! これはP1ハミルトンとP2ボッタスの差が24秒あったのですが、ピットストップに必要な時間は27秒と言われていた為です。 他のドライバーのピットストップを観ていると、25秒前後でいけるのでは、という感触でした。 とにかくハミルトン陣営は27秒を築く為に猛チャージです。 何が凄いって、それに応えるハミルトンはカッコいいですね(*´∀`*)
Lap 25前後で担当エンジニアであるボノから無線で「あと10ラップくらい行けそう?」との問いに、
「もっと行けるよ」
と、全くタイヤに不満を持っていなさそうな回答。 ま、ハミルトンの無線は信じちゃダメなのですが(^_^;)
レースが動いたのはLap 29です。 ルノー、オコンがマシントラブルでコース脇にマシンを停車しました。 セーフティカーか? と見守る中、なかなか表示が出ません。
すると、ハミルトンがLap 30の第3セクターを走行中にバーチャルセーフティカー(VSC)が投入!!! ハミルトンは迷わずピットインしハードタイヤを装着し、余裕でP1復帰。 フリーストップを行う事が出来ました。
この時のボッタスの心境といったら... 私だったらメンタルがついていけません...
その後セーフティカー投入もあり、ボッタスが真後ろにいることもあったのですが、難なくリードを築き見事優勝です!
VSCに助けられたのは事実でしょうが、Lap 25~Lap 30のハミルトンとボッタスの差は26秒を行ったり来たりでした。 VSC無しにハミルトンがピットストップしていても、もしかしたらオーバーカット出来ていたかもしれません。
前回のリベンジ、シューイを決めたリカルド
何とルノーが今季2回目の表彰台! リカルド、やはり速いですね(*^_^*)
セーフティカー中に2回目のピットストップをしない選択をしたのですが、ハードタイヤで走り抜きました。 このセーフティカー前、リカルドはペレスの後ろでP4でした。 P3ペレスはピットストップを選びリカルドがP3に浮上し、それを最後まで守り抜いた勝利でした。
前回3位入賞し、表彰台に登壇した時は「シューイを忘れていた」ようでしたが、今回はしっかり覚えていました!
サプライズはハミルトンがリカルドに「左足のシューズも脱いでくれ」と。 何とハミルトンがシューイをオファーしたそうです!!!
下記リンクでは過去にハミルトンが「シューイは絶対やりたくない」とコメントした動画がついています。
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しかし嫌そうにシャンパンを飲むハミルトン、なかなか観ることは出来ないのでレアですね(^_^;)
因みにチーム代表のアビテブール氏に2つめのタトゥーは入れないとのことです。
クビアトが快挙P4フィニッシュ!
予選P4通過のガスリーが早々にリタイアし、クビアトに一層の期待がのしかかる中、やってくれました。 P4フィニッシュ!
セーフティカー明けであるLap 58でP4のルクレールをオーバーテイクし、P4に上がりました。 この時ルクレールはセーフティカー中にタイヤ交換をしておらず、ハードタイヤでした。 一方クビアトは2回目のピットストップを行い、ソフトタイヤに換装し、タイヤで有利な状態から一気にルクレールを仕留めました。
チームメイトであるガスリーは2021年、アルファタウリのシートを得ていますが、クビアトはまだ契約更新されていません。 このシートに角田選手が加わるのでしょうか???
不運なドライバー達
マシントラブルに泣いたガスリー
前日の予選を見事P4で終えたガスリーに、自然に期待してしまいます。
決勝スタート直後に1つポジションを落としてしまいP5を走行していました。
しかしLap 9を迎えたころでした。 チームから無線で「申し訳ないが、リタイアしないといけない。 ボックスしてくれ。」と申し訳なさそうなトーンでガスリーに指示がとびました。
無念のマシントラブルに泣いたガスリーです。 原因は水圧低下が問題と言われています。
ガスリーがレース後に明かしていますが、実はグリッドに着く前から問題だったようです。 レコノンサスラップ後にグリッドで修理していたらしいのです! しかし問題は解消せず、途中リタイアとなってしまったようです。
しかしクビアトがP4を持って帰ったのはチームに取っては何よりでした(^_^;)
デブリを拾ったボッタス
トップを走るボッタスですが、なかなかペースが上がりません。
それが顕著に出たのは第2スティントでした。 フェルスタッペンのピットストップに合わせ、ミディアムからハードタイヤに変えた後、ペースが上がらず、後ろを走るフェルスタッペンから「遅すぎる」と言われていました。 何とかP1ハミルトンの差を27秒にしまいと頑張るのが精一杯です。
レースが半分ほど進んだ時に分かったのですが、Lap 2でボッタスはデブリを踏んでしまい、左フロアにダメージを負ってしまっていたようです。
タイヤも保たなくなり、コースオフするシーンが目立ちだしたLap 39、フェルスタッペンにDRS圏内に入られ、終始追われ始めます。 フェルスタッペンもなかなかオーバーテイク出来ませんが、Lap 42の最終コーナーで膨れたボッタスをフェルスタッペンは見逃しませんでした。 ホームストレートで急接近し、Lap 43のターン2でオーバーテイクしました。
その後フェルスタッペンはリタイアしてしまい、ボッタスはP2となるのですが、セーフティカー明けのハミルトンへアタックすることは出来ませんでしたorz
尽くツイてないボッタスです(T_T)
なぜバーストした? フェルスタッペンがリタイア
ボッタスをオーバーテイクし、P2走行中のフェルスタッペン。 ハミルトンには追いつけないとしてもこのままP2でチェッカーか、と思われたのも束の間。
Lap 51のターン5で右リアタイヤがバースト!!! 「え~~~~~っ!!!」と思わずテレビに向かって叫んでしまいました。
ここでフェルスタッペンはリタイア。 セーフティカー投入となりました。
原因は分かってはいませんが、マシンにタイヤ関連でのトラブルはみられていないとホーナー代表が話しています。 可能性としてはデブリではないか、という説が濃厚のようです。
フェルスタッペンとしてはドライバーズスタンディング2位のボッタスに接近するチャンスでしたが、逆に差が開いてしまいましたorz
ミスで終わったラッセル
Lap 53、悲劇が起こりました。 P10とポイント圏内を走行中のラッセルが単独クラッシュ!!!
このLap、セーフティカー中だったのにラッセルがクラッシュです orz ようやくキャリア初ポイントゲットと思ったのに---!!!
クラッシュはターン10と11の間で起こりました。
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どうやらタイヤを温めようとしたらしいのですが、スロットル開度が大き過ぎてリアが滑ったようです。
レース後にラッセルは自身のインスタグラムで自分のミスだと反省しています。
そこにグロージャン、ハミルトンからのコメントで労いのコメントが寄せられているのを見ると、「ドライバー達って素敵だな(*´∀`*)」と思わずにはいられません。
しかしポイント圏外だったら諦めがつくのかもしれませんが、P10、しかもあと11周でチェッカーだったのに... 無念ですorz
ドライバーズスタンディング
コンストラクターズスタンディング
メルセデスがタイトル獲得を決め、2位のレッドブル・ホンダもほぼ確実でしょう。
面白いのは3位争い。 ルノー、レーシングポイント、マクラーレンが僅差です!!!
まとめ【F1 エミリア・ロマーニャGP 決勝 ハミルトン優勝そしてメルセデスがタイトル獲得】
セーフティカー無しで終わりかな? と観ていたら今回も出動のセーフティカー、ドライバーのマイランダーさん、お疲れ様です。
先にも書きましたが、ハミルトンは良いタイミングでピットストップ出来たことでリードを保つ事が出来ました。 ...がしかし、ハミルトンが絶妙なタイミングでピットストップ出来たのは、ハミルトンが物凄くプッシュしていたからです。 ハミルトンだけ1分17秒台を連発し、P2ボッタス、P3フェルスタッペンより毎周1秒前後早いラップタイムを刻んでいました。 それがなければ約20秒あったかなかったかのVSCの恩恵を、あれだけキレイに受けることは出来なかったでしょう。
ハミルトンとは反対にボッタスは非常に残念でしたorz Lap 2でデブリを拾ってしまいフロアにダメージを負い、ダウンフォース量を失った事がレースペースに影響してしまいました。
おそらくそれが無ければ、フェルスタッペンのピットストップに付き合うこともなく、ミディアムタイヤの恩恵をきちんと受けられていたと思います。
次戦はトルコGP。
決勝開催は11月15日です。
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