こんにちは、自宅警備員(エア社員)です。
随分久しぶりの記事投稿になります。 実に2グランプリ振り! ブログを始めてこんなに期間が空いたのは初めてです。
相変わらず車での通勤が続いており、3月末から生活リズムが変わりました。 それもはや6ヶ月、今ではこちらの生活が「普通」になってきました。
この車通勤、恐らく年末まで続きそうです。。。
何はともあれ、F1が無観客状態ではありますが続いている事に感謝感謝です。
レーシングポイントのペレスが陽性と判断され、2グランプリ欠場していましたが、このスペイングランプリで復帰でした。 予選ではP4と快挙! いや、今のレーシングポイントにはふさわしい結果でしょう!
今回のスペイングランプリでは、メルセデス、ハミルトンが優勝! 全く危なげない走りで完勝と言っても良いのではないでしょうか?
それではF1 2020 第6戦 スペイングランプリを振り返ります。
目次
- F1 2020 スペイングランプリ スターティンググリッド
- F1 2020 スペイングランプリ 決勝結果
- 決勝ハイライト
- ハミルトンがポール・トゥ・ウィンの完勝
- ボッタスがスタートで痛恨のミス。 P3フィニッシュ
- ベッテルが久し振りのDriver of the day
- ドライバーズスタンディング
- コンストラクターズスタンディング
- まとめ【スペイングランプリ決勝 ハミルトンがポール・トゥ・ウィン】
F1 2020 スペイングランプリ スターティンググリッド
前日の予選はハミルトンが圧巻のアタックでチームメイトのボッタスを抑え堂々のポール獲得です。
今回のスペインでのQ3は1回目のアタックタイムでグリッドがほぼほぼ決まりました。 通常は路面にラバーが載った2回目のアタックの方が好タイムを出せる傾向にあるのですが、今回はほとんどのドライバーが自身1回目のアタックタイムを更新できませんでした。 DAZNの解説実況ではもしかしたら「風」が影響しているのかも。 特に右に回り込む、かつ高速なターン3は風の影響が大きく、ダウンフォースの抜け等が起きるようでタイムに影響が大きいらしいです。
F1 2020 スペイングランプリ 決勝結果
決勝ハイライト
ハミルトンがポール・トゥ・ウィンの完勝
最近のグランプリでは「タイヤ」に悩まされる事が多かったメルセデスですが、今回はそんなにタイヤダメージがなかった印象です。
ポールからいいスタートを決めたハミルトンは終始危なげない走りでP2フェルスタッペンとの差を完全にコントロールします。 フェルスタッペンがペースを上げれば翌週には取り戻す、という具合でレースを完全に支配していた印象です。
少しヒヤリとした場面はピットストップです。 左リアタイアの交換に少し手間取り、静止時間3秒を超えました。 3秒でも速いのですが、敵はピットストップが鬼速いレッドブルです。 フェルスタッペンのタイヤ交換の静止時間は2秒前半です。 ピットストップで1秒のロスはなかなか大きいですが、タイヤが装着されていない状態でピットを出るのは本末転倒。 最悪の場合レースリタイア、そしてアンセーフリリースとして罰金が課せられます。 3秒かかってもしっかり装着し、レースに戻ることが肝心です。
ハミルトンの凄いところはレース序盤で直ぐに後続との差を作る事です。 通常、レース開始後に何もなければ3週目からDRSが使用可能です。 DRSを使うには前車との差を1秒以内にしなければなりませんが、ハミルトンはP2フェルスタッペンとの差を直ぐに1秒以上築き、フェルスタッペンに接近させるチャンスを作りませんでした。 ま、これはハミルトンというよりメルセデスのマシンの性能のおかげ、の部分もあるかと思います(^_^;)
何れにせよ2回目の3連戦を気持ちよく終われたグランプリでした!
ボッタスがスタートで痛恨のミス。 P3フィニッシュ
どうやらスタートに恵まれないボッタスです。 今シーズンの3戦目?だったでしょうか、スタート時に回転数のインジケーターが消えてあわやジャンプスタートしそうになったのは。
今回はそんなトラブルには遭いませんでしたが、スタートが残念でした。
サーキットの特性としてスタートから1コーナーまでの距離が比較的長いコースです。 約690mあり、ポールのハミルトンですら「トゥ(スリップストリーム)を使われる可能性があるので勝負は1コーナーまでかな」と予選後にコメントをしています。
P5のストロールが物凄く良いスタートを切りました。 ターン1に向かう最中、ストロールはP3のボッタスの真後につけ、イン側からボッタスをオーバーテイクしようとします。 それをカバーする為ボッタスはイン側にマシンを被せますが、P3のフェルスタッペンにアウト側から抜かれてしまい、そしてイン側のストロールにもターン1でイン側を取られ、ターン1を抜けた後はP4までポジションを下げたボッタスです。 これが悪循環の始まりでした。 決勝後のボッタスは「スタートが鍵だった」と悔しさを露わにしました。
メルセデスのストラテジストであるジェームズ ウォルブ氏によると、ストロールを抜くまでにタイヤを消耗してしまい、第1スティントは長く走れなかったとの事です。 第2スティントでP3ボッタスはP2フェルスタッペンとの差を縮める事が出来ません。 そして第3スティントでミディアムを履いたフェルスタッペンに対し、ボッタスはソフトを履きました。 「これで行けるんじゃない!?!?!?」と希望を持ちましたが、約6.5秒あった差はチェッカーを受けるまで変わらずでした。 ボッタスはファステストラップを狙い、ファイナルラップ2周前にミディアムに履き替え、ファイナルラップで見事ファステストラップの1ポイントを得ました。
メルセデスの1-2がなかなか見れませんね(^_^;)
ベッテルが久し振りのDriver of the day
ブレーキとの相性が悪かったのはシルバーストンでしたが、イマイチSF1000との相性が悪いベッテルです。
この度モノコックを変えて挑んだスペインですが、予選でも、そして決勝でも光る速さはありません orz
チームメイトのルクレールはLap37で突然のトラブルに遭い、翌周にリタイアとなりました。
今季は良いところがないベッテルでしたが、抜群のタイヤマネージメントで何と1ストップで走りきりました! 順位こそ低いですが、これは偉業でしょう。 全ドライバーがタイヤで苦しんでいる中、「失うものは何もない、やってみよう」と無線で話すベッテルは超絶カッコよかった!
久し振りのDriver of the dayに選ばれ、(2019年カナダが最後?)不運続きのベッテルに少し流れが来たかな?
ドライバーズスタンディング
今更ながら、ボッタスはP3でしたね(^_^;) P2フェルスタッペンとは僅差ですが、流れはフェルスタッペンにあるような。。。
コンストラクターズスタンディング
今グランプリで大量得点のレーシングポイントがP3に浮上。
まとめ【スペイングランプリ決勝 ハミルトンがポール・トゥ・ウィン】
総括して、、、 ハミルトンが速すぎました!
スターティンググリッドを見る限りではメルセデスの1-2で終わるかと思ったのですが、甘くなかったですね(^_^;) P2のフェルスタッペンは「メルセデスの中に割れて入れて良かった」とかなり嬉しそうでした。 ボッタスのスタートが良ければ。。。 悔やんでも悔やみきれません orz
残念だったのは2グランプリ振りに参戦したペレスです。 予選ではP4という好グリッドを得ていたのですが、まさかのブルーフラッグ無視で5秒のタイムペナルティを課せられました。 それでもレーシングポイントはP4ストロール、P5ペレスと高得点を稼ぐことが出来ました。 コンストラクターズスタンディングもP3と、マクラーレン、フェラーリより上ですl ペレスとストロールに引続き注目です。
「レース終盤頃にもしかしたら雨かも」とも言われていたのですが、結局降ることはなく、そしてセーフティカーが投入されることもなく、トラブルフリーでレースは終わりました。 少しスリルに欠けるレースでしたが、たまにはそんなレースがあってもいいでしょう!
次戦、第8戦目の舞台はベルギーです。 8月30日決勝です。
また3連戦!!! 今季3回目ですね(^_^;)