F1 ドイツグランプリ 2019 予選結果 ハミルトンがPP
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
F1 第11戦 ドイツグランプリ 2019 予選結果です。
F1 ドイツグランプリ2019 の予選はトラブル、波乱が多かった予選でした。 結果、ハミルトンがポールを獲得し、メルセデスのホームグランプリに花を添えました!
それではF1 ドイツグランプリ 2019 予選結果を見ていきます。
- F1 ドイツグランプリ 2019 予選結果 ハミルトンがPP
F1 ドイツグランプリ 2019 予選結果
F1 ドイツグランプリ 2019 予選ハイライト
Qualifying 1
ホームグランプリのベッテルがまさかのQ1リタイア
先ず最初のトラブルが、アウトラップを走っていたベッテルから「パワーが無い」と無線が飛びます。 これに対しチームは「スローダウン」を指示し、ベッテルは何とかピットまで戻ることが出来ました。 ベッテルはコックピットに待機した状態で、SF90のエンジンカウルが取り外されます。 Q1終了4分前にベッテルはコックピットから降ります。 勿論笑顔ではありませんが、チームメイトを気遣っている様子でした。 問題の原因はターボチャージャーのトラブルだったようです。
メルセデス Q1残り10分前に出動
なかなか出てこないと思って観ていましたが、メルセデスの2台はQ1残り10分前に出てきました。 ボッタスは1回のアタックで決めましたが、ハミルトンは先行車にひっかかり、1回目のアタックは失敗。 2回目できっちり決めて2台ともQ1突破です。
アルボンの最後のアタック、妨害される
P15以下のタイムしか出せていなかったアルボンは最後のアタックラップに出ます。 しかし前を走っていたマクラーレン(サインツかノリスか不明)に4コーナーほど邪魔をされます。 しかしトロ・ロッソからFIAには抗議していないようです。
Qualifying 2
ハミルトン、ボッタス、ルクレール、フェルスタッペンはミディアムタイヤでコースインします。
聞きたくなかったフェルスタッペンからの「ノーパワー」
2つ目のトラブルはフェルスタッペンでした。 残り8分を残したところで「ノーパワー」と無線が飛びます。 画面には田辺さんの映像が切り抜かれます。 ピットに戻ったフェルスタッペンはその3分後にソフトタイヤを履いてゆーっくりアウトラップを走ります。
「やっぱり駄目なのかな。。。」
と不安に観ていましたが、観客席のオレンジ色の人たちが急に騒ぎ出しました!!! 何と最終コーナーから全開で立ち上がっているではないですか!!! 結局フェルスタッペンはP4でQ2を突破します。
ルクレールにもトラブルか
3つ目のトラブルはルクレール。 ミディアムタイヤでタイムを出したルクレールはピットに戻ります。 なにやらメカニックの方たちがソワソワしています。 結局ルクレールはタイムが良かった為か、ガレージから出てきませんでした。
Qualifying 3
ルクレールがQ3リタイア
3つ目のトラブルの続きですが、ルクレールはマシンを降り、Q3にタイムを出すことは出来ませんでした。
PPはハミルトン
結局フェルスタッペンはQ3にも出てきて、心配はなかったように見えます。
ポールポジション争いは、ハミルトン、ボッタス、フェルスタッペンで行われます。
先ず最初のアタックはボッタス、ハミルトン、フェルスタッペンの順で行われました。 ボッタスは全セクターをパープルで来ますが、直ぐ後ろのハミルトンに塗り替えられます。 1回目のアタック後の順位はハミルトン、フェルスタッペン、ボッタスです。 Q3終了間近に全車再アタックしますが、1回目のタイムを更新出来ず、ポールはハミルトンです。 フェルスタッペンは検討したのではないでしょうか!!!
引用: F1 official web
実は私、メルセデスがPPを取れるとは思っていなかったのです(~_~)
というのも、FP1-3でメルセデスは1度もトップタイムをだせていなかったからです。 むしろフェラーリ勢が全セッショントップタイムをマークしていたので、てっきりフェラーリのどちらかだろうと思っていました。
予選が始まってみればメルセデスが速い速い! パーティーモードが炸裂します。 Q3はフェラーリがいなかったので分かりませんが、ホームグランプリで速さを見せたのは間違いありません。
ハミルトンは今期4回目、通算87回目のPPです。
F1 ドイツグランプリ 2019 決勝に向けて
F1 ドイツグランプリ 2019 タイヤ戦略
引用: Pirelli press release
https://press.pirelli.com/2019-german-grand-prix---qualifying/
やはり1ストップが最速ですね。 推奨されているのはミディアムで24-29周、残りをハードタイヤで走り切る戦略です。 温度が高ければ、タイヤが保たないとも聞きますが、ドイツではどうでしょうか。
F1 ドイツグランプリ 2019 決勝タイヤ
#GermanGP 👟👟👟 #Fit4F1 https://t.co/DioScwtKsw pic.twitter.com/6bEY7ty5t8
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) July 27, 2019
メルセデス 特別なドイツグランプリを盛り上げる
前回の記事で紹介出来ていませんでしたが、
今回のドイツグランプリの冠スポンサーは「メルセデス」です。
今年2019年はメルセデスがモータースポーツに参入して125周年目です。 そしてメルセデスとしての200回目のグランプリが、この2019 ドイツグランプリです。
特別カラーリングのW10
引用: F1 official web
A special celebration deserves a special look... ❤ This is the story behind our #GermanGP livery! 👇 #Motorsport125 pic.twitter.com/Yt0st2Otd2
— Mercedes-AMG F1 (@MercedesAMGF1) July 26, 2019
W10も特別カラーとしてこのドイツグランプリに用意されました! なかなかカッコいいですね!
メルセデスが1番最初に作ったレース用マシンは白色でしたが、数年後に車重量規制にひっかかってしまいます。 そこで軽量化の為に白色のペイントを剥がして、鉄の色であるシルバーになり、シルバーアローと呼ばれるようになったそうです。
今回の特別カラーは過去から現在へを表現しているカラーリングなのです。
私も知りませんでしたが、この白色はペイントしてあると思いきや、実は特殊な白いシートが被せてあります。 ドイツグランプリが終わってからこのW10はイギリスの工場には戻ってこないので、次戦のハンガリーで元のペイントは落とさずに特殊なシートを剥がすそうです。 手間がかかる、粋なことをしますねー(^_^;)
特別コスチュームのメルセデスチーム
We’re not just celebrating 125 years of @MercedesBenz Motorsport this weekend... 😉
— Mercedes-AMG F1 (@MercedesAMGF1) July 27, 2019
It’s also the 200th @F1 race for Mercedes!
So we’re rocking ‘50s looks to celebrate our very first F1 race - all the way back in France in 1954! #Motorsport125 #GermanGP pic.twitter.com/IfU5LL3Bh2
祝賀ムードという事で、メルセデスはチーム全員で1950年代のコスプレをしてドイツグランプリを盛り上げます!!!
ピットクルーも少しお茶目なルックスになっていて、何だか可愛らしいですね(*´∀`*)
そして「あなた達もやるのか!?」と少し笑ってしまったのが、ストラテジストチームのお偉いさん方! ジェームス アリソン氏、ジェームス ショブ氏もコスプレしていました(*^_^*)
Looking absolutely boss, Boss 👌
— Mercedes-AMG F1 (@MercedesAMGF1) July 27, 2019
‘50s Toto = 💪💪💪#Motorsport125 #GermanGP pic.twitter.com/LdwV3VEXfP
我らがトトさんは何を着てもカッコいいですね(*´∀`*)
ハミルトンがポールを取った時は「君は我々を驚かす事を一切辞めないね!」とハミルトンのポールを祝福していました。
まとめ【F1 ドイツグランプリ 2019 予選結果 ハミルトンがPP】
フェラーリ2台がQ3に進出出来ないというトラブルがありました。 実はベッテルを除くフェラーリPUユーザーのMGU-Kは2基目を投入しました。 またベッテルとルクレールのみ、新しいESを投入しています。
予選でトラブルがあったのはTCのようですが、ESとは関係がなかったのでしょうか?
しかしフェラーリドライバーはホームグランプリで恵まれません。 ルクレールはモナコでチーム側の戦略ミスでQ1敗退、ベッテルはここドイツでマシントラブルでQ1敗退。
しかし決勝当日は悪いことばかりではありません。
予報だと決勝日は雨の確率が高いようです。 雨であればグリッド最後尾スタートのベッテルにも勝機があるかも。 もしくは昨年のトラウマが邪魔をするのか。。。
特筆すべきはライコネンがベスト オブ ザ レストです。 またペレスも久しぶりにQ3に進出しています。 中団勢の戦いもグランプリ毎に接近しているように見えます。 頭一つ抜けているマクラーレンにどのチームが先に追いつくのか、こちらも楽しみです。
それではF1 ドイツグランプリ 2019 決勝を楽しみましょう!!!
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