自宅警備員のゆる〜いブログ

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F1 ドイツグランプリ 2019 決勝結果 フェルスタッペンが今季2勝目!

F1 ドイツグランプリ 2019 決勝結果 フェルスタッペンが今季2勝目!

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こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。

 

F1 第11戦 ドイツグランプリ 決勝です。

ベッテル、ヒュルケンベルグのホームであり、今年はタイトルスポンサーがメルセデスという事もあり大いに賑わったドイツグランプリでした

このドイツグランプリ、今シーズン初の雨の決勝。 波乱に満ちた内容で、私も何から書いてよいのか分かりません(;^ω^)

 

この大波乱の中、ドイツグランプリで優勝したのは、、、フェルスタッペン!!!

ボッタス、ハミルトンでもなく、フェルスタッペンでした!   喜ばしい事に、P3は何とトロ・ロッソのクビアトです!!!   クビアトは初表彰台です!   本当におめでとうございます!   3強以外のドライバーが表彰台に立ったのは、2018年のアゼルバイジャングランプリでペレスがP3を取った以来でしょうか。

 

F1 ドイツグランプリ 2019の概要はこちら↓

www.jitakusecurity.com 

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それではF1 ドイツグランプリ 2019 決勝結果を見ていきましょう! 

 

 

 

F1 ドイツグランプリ 2019 決勝結果

F1 ドイツグランプリ 2019 決勝 スターティンググリッド

F1 ドイツグランプリ 2019 決勝 スターティンググリッド

F1 ドイツグランプリ 2019 決勝 スターティンググリッド

*1 3基目のMGU-K, ES(バッテリー), CE(コントロール エレクトロニクス)を交換の為後方スタータ

*2 新しいCE(コントロール エレクトロニクス)仕様の為10グリッドダウン

 

そもそもベッテルが予選を走れていないので、ペナルティが多いノリスより後方である最後尾からのスタートです。 

 

F1 ドイツグランプリ 2019 決勝結果

F1 ドイツグランプリ 2019 決勝結果

F1 ドイツグランプリ 2019 決勝結果

 

F1 ドイツグランプリ 2019 ファステストラップ(FL)

 フェルスタッペンが全てを持って行ってしまいました。  FLポイントも取り、ホンダ勢としても嬉しい限りですね!

 

F1 ドイツグランプリ 2019 ファステストピットストップ

 レッドブル 1.88秒!!!

 

な、な、何と、前戦イギリスグランプリでレッドブル自身が出したワールドレコードである1.91秒をさらに0.03秒短縮!!!

 

2戦連続でワールドレコードが記録されました(^O^)

 

F1 ドイツグランプリ 2019 Driver of the day (ドライバー オブ ザ デイ)

個人的にはクビアトかストロールなんですが、オレンジ色の人たちの数に敵いませんでした。   

 

F1 ドイツグランプリ 2019 決勝 ピットストップ

 

 

 F1 ドイツグランプリ 2019 全体でのピットストップは何と、、、78回!!!

通常のグランプリだと20チームが1ストップで走ったとして20回が最低ピットストップ回数ですが、その4倍近い数をこなしたのですね(^_^;)  ピットレーンメカニックは今夜はよく眠れると皮肉っています。

 

F1 ドイツグランプリ 2019 ドライバーズポイント

F1 ドイツグランプリ 2019 ドライバーズポイント

F1 ドイツグランプリ 2019 ドライバーズポイント

P3を取ったクビアトが一気に上位に!  6つもポジションを上げ、現在ベスト オブ ザ レストであるサインツに急接近!  しかしサインツとは21ポイントも差があり、サインツが頭一つ分抜けている状態です。  中団勢は競争が激しく大きなポイントを稼げば、大どんでん返しがあります!

F1 ドイツグランプリ 2019 コンストラクターズポイント

F1 ドイツグランプリ 2019 コンストラクターズポイント

F1 ドイツグランプリ 2019 コンストラクターズポイント

トロ・ロッソが一気にポジションアップを果たしました。  ただ現在4位のマクラーレンとは28ポイント差と、まだポイント差はありますが、コンスタントに入賞して差を詰めて欲しいですね(^○^)  何としてもマクラーレンには勝って欲しい!!!

 

 

F1 ドイツグランプリ 2019 決勝ハイライト

前日の予選からの天気とは打って変わって、決勝当日は雨、気温は21度、路面温度は25度前後。  あまりのコンディションの違いに、各社グリッドに着く前の練習で雨に苦戦していました。  ハミルトンとルクレールはフルウェットからインターミディエイトに変えて走りましたが、決勝スタート時にはウェットタイヤを履きました。

気がつけば6台がリタイアし、中団勢が大いに踏ん張りました。

終わってみれば全車スリットタイヤを履いてフィニッシュという波乱のレース展開でした。

 

勝者、フェルスタッペン

フェルスタッペンは実に6回ものピットストップを経て優勝しました。  これはチームの総合力と言っていいのではないでしょうか。  刻々と変わる雨量と路面環境を読み、適切なタイヤをフェルスタッペンに履かせます。  一度ミディアムタイヤで失敗しましたが(T-T)   お陰でフェルスタッペンは見事なサブロクターンを披露します。  これ、昨年2018年にルクレールも雨のドイツグランプリで披露しています。  もはや恒例行事。。。  限りなく小さいミスで掴んだ貴重なキャリア7回目の優勝です。

 

キャリア2回目のポディウム、クビアト

2018年アゼルバイジャングランプリ以降の3強以外からのポディウムです。

クビアトがフェルスタッペン と一緒にポディウムに登壇する姿を見るのはなんだか不思議な感じです。

 

2017年のスペイングランプリでクビアトはレッドブルからトロ・ロッソへ降格。  逆にトロ・ロッソドライバーだったフェルスタッペン はレッドブルへ昇格。  そこでフェルスタッペンは早速優勝してしまうのです。  このスペインではロズベルグとハミルトンの同士討ちがありましたが、あまりに衝撃的なデビュー戦にフェルスタッペンに一気に注目が注がれました。

 

クビアトは2018年にレッドブル育成プログラムを解消され、フェラーリの開発ドライバーに。  何度かテレビにも映っていましたね。  そして2019年にレッドブルとの契約を再び結ぶ事になりました。

 

クビアトは下記のようにコメントしています。

「この3年間は本当に辛かった。  F1ドライバーとして、そしてポディウムはもう2度と得られないと考えていた。  しかしそれら苦痛は今日のポディウムで全て崩れ去った。  戦う準備が出来ていると確信した。」

力強いコメントを残しています。

因みにこのポディウム登壇の前日、クビアトはパパになりました(*^_^*)  公私ともに乗ってますね〜!

 

ベッテルの走りに感動

2018年ドイツグランプリではトップからリタイアという悔しい結果になってしまいました。  ハミルトンはP14からのスタートで優勝という快挙です。 そして 2019年のドイツグランプリでは立場が逆になりました。

予選も走れなかったベッテルはグリッド最後尾からのスタート、対するハミルトンはPPスタート。  結果はベッテルP2、ハミルトンP9。  ハミルトンは最終コーナーでバリアにヒットし、ノーズ交換、ターン1で飛び出し左リアをダメージ。 少なくとも2回のミスをしてのポイント圏内フィニッシュは奇跡です。  

 

対する2019年のベッテルはセーフティーカー、バーチャルセーフティーカーの助けもあり、着実にポジションを上げました。  そしてドライで再スタートしたセーフティー明けのペースは素晴らしかったです。

 

特筆すべきは、このドイツグランプリでベッテルだけミスをしていない事です。  優勝したフェルスタッペンでこそ、ミディアムに履き替えた後にスピンしています。  ベッテルは静かに、しかし着実にポジションを上げ、グリッド最後尾から見事にP2でチェッカーを受けました。  やはり4度のタイトルを持っている人なのですね。

 

表彰台はみんなレッドブル育成ドライバー

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引用: Formula 1 official web 

https://www.formula1.com/en/latest/article.fia-post-race-press-conference-germany-2019.4tPhaVArElSgAe2meIXOlS.html

過去に育成ドライバーだったベッテル、現レッドブルのエースであるフェルスタッペン 、契約解除から再契約されたクビアトの3人です。  何となく気まずい雰囲気なのかと観ていましたが、決してそんな事なく、みんなでシャンパンファイトしていましたね。

 

4周走ったフォーメーションラップ。

セーフティカー先導で始まったフォーメーションラップ。  私が2017年から本格的にテレビで観始めてから初めてと思います。  1周終わって各車グリッドに着くかと思ったら、また1周、また1周。  結局4周走って、ようやく各車グリッドに着き、通常通りのスタンディングスタートとなりました。

 

 

スタートで失敗したレッドブル2台。

P2のフェルスタッペン、P4のガスリーですが、両車ブラックアウトのスタートで痛恨のホイールスピン!  フェルスタッペンは2ポジション落としP4で、ガスリーは更にポジションを失い、P9でターン1に進入します。

 

この時のホーナー代表の表情が強烈過ぎて今でも忘れられません。

 

やはり偶数グリッドは走行ラインではないのでグリップがなかったのでしょうか。

 

魔のターン16

今グランプリでリタイアしたのは6人いましたが、その内ルクレール、ヒュルケンベルグはターン16でウォールにヒットしマシンを壊してしまいます。  そしてハミルトンですら同じターン16のウォールに当たり、ノーズを壊してしまいます。

 

ボッタス、ハミルトン痛恨のミス

 

残り10周のところでボッタスがターン1を飛び出します。 リアが飛び出し、激しくバリアに当たり、マシンは大破。   表彰台は確実に取れていたポジションを走っていた為、その悔しさは計り知れません。  トトさんも机を叩いていました。

 

そしてミス連発のハミルトンです。

ルクレールが最終コーナーで飛び出してしまい、マシンを大破。  その直後、今度はハミルトンがほぼ同じ場所に突っ込みます。  ノーズを壊してしまったハミルトンはピットロードエントリーを通り過ぎていましたが、無理矢理ピットロードに侵入。  急遽ピットに戻ってきたハミルトンにガレージは大混乱!!!  タイヤも準備出来ていなければ、ノーズも準備されていません。  このピットストップで50秒を失います。  しかもピットロードに正しく進入していないハミルトンには5秒のタイムペナルティが課せられます。  その後、少しでも前に行くためかプッシュしますが、ターン1でスリップしてしまいコースオフ。  コースに戻る際に左リアタイヤをバリアに当ててしまい、またしてもピットインし、タイヤ交換をします。  

 

ホームグランプリであるメルセデスにとって最悪のグランプリとなりました。

 

ハミルトンはP11でチェッカーを受けましたが、後にアルファロメオの2台がそれぞれ30秒のタイムペナルティを課せられ、P9となり2ポイントを持ち帰りました。

 

ウィリアムズ、クビサが今期初ポイント!!!

クビサにとって前回のポイントは実に8年8ヶ月14日前でした。  アルファロメオの2台のペナルティとはいえチーム、そして本人にとっても嬉しい今季初ポイントです。  まさかラッセルより早くにポイントを取るとは!!!  おめでとうございます(^^)/

 

ホンダ 田辺さんのコメントをツイート

「 先日のオーストリアでレッドブルの優勝が観られ、今日は昨年我々を正しい道へと導いてくれたトロ・ロッソが表彰台に登壇出来た事を嬉しく思います。  この勝利を喜び、直ぐに来週のハンガリーに向けて集中します。」と田辺さんはコメントを残しています。

 

大忙しのセーフティカー

セーフティカー 4回、バーチャルセーフティカー 2回、計6回(・Д・)

実に14周ほどは速度制限下で行われました。  

 

Lap 3 セーフティーカー ペレスのクラッシュ

Lap 4 セーフティーカー 終了

 

Lap 14 バーチャルセーフティーカー リカルドのPUトラブル

Lap 16 バーチャルセーフティーカー 終了

 

Lap 27 バーチャルセーフティーカー ノリスのPUトラブル

Lap 29 バーチャルセーフティーカー 終了

 

Lap 29 セーフティーカー ルクレールのクラッシュ

Lap 32 セーフティー 終了

 

Lap 40 セーフティーカー ヒュルケンベルグのクラッシュ

Lap 45 セーフティーカー 終了

 

Lap 57 セーフティーカー ボッタスのクラッシュ

Lap 59 セーフティーカー 終了

 

1レースにセーフティカーがこれだけ投入されるレースもなかなか見たことがありません。  それだけ混乱したレースだったということなのでしょう

 

特に最後のセーフティカー明けは全車スリックタイヤを履いており、全員が最後のチャンスをかけていたリスタートは緊張しました!!!

 

このセーフティカー、バーチャルセーフティカーの影響をもろに受けた人たちはピットレーンメカニックの方たちです。  上にも書きましたが、78回ものピットストップがあったわけです。  またそのピットストップでどのタイヤを履かせるかを決めるストラテジストは、ものすごい緻密な計算で答えを導き出します。   色んなケースを想定する作業があったのでしょうね。  いやはやどんな計算をされているのか想像がつきません。。。

 

アルファロメオ ポイント圏内から圏外へ

フォーメーションラップ後のスタンディングスタート時、クラッチのトルク制限が規制を超えていた為、アルファロメオの2台には各30秒ペナルティが課せられ、

  • ライコネン P9 → P11
  • ジョビナッツィ P10 → P12

と、ポイント圏外に押し出され、

  • ハミルトン P11 → P9
  • クビサ P12 → P10

という結果になりました。

 

2台同時入賞を果たしたアルファロメオでしたが、レース後に残念な結果になってしまいました。

 

激おこのシュタイナー代表も少しは笑顔に?

またやってしまいました。  ハースの2人が接触!!!

グロージャン 「何やってんだ、アイツは!  全く学習しないな!」

マグヌッセン 「こんなやつと一緒にレース出来るか!」

またシュタイナー代表に怒られるんじゃないですか、これ。

今期中にドライバーが変わったりしたりして。。。

と言っても、久し振りに2台がポイント圏内フィニッシュ!

シュタイナー代表、これで少しは笑顔になれませんかね?

 

 

まとめ【F1 ドイツグランプリ 2019 決勝結果 フェルスタッペンが今期2勝目!】

余りに書きたい事が多くて上手くまとまっていませんが、ざっくりまとめるのであれば、

  • ホームグランプリであるメルセデスにとっては最悪のレースだった
  • ホームグランプリであるベッテルは素晴らしい走りをした
  • ホンダPUユーザー2チームが表彰台に登壇した 

と言ったところでしょうか。

 

最後にセーフティカーのドライバーであるメイランダー氏に「お疲れ様でした」と伝えたいです。

 

次戦は、、、え、、、今週末!?!?!?

第12戦 ハンガリーグランプリ 決勝は8月4日です!

今週はキツイな。。。

 

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