自宅警備員のゆる〜いブログ

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アレクサンダー・アルボンがレッドブル ホンダへ昇格

アレクサンダー・アルボンがレッドブル ホンダへ昇格

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こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。

 

先程SNSで超絶ビックリしたのですが、タイトルの通りです。

 

現在トロ・ロッソ ホンダで活躍中のルーキー、アレクサンダー・アルボンが、次戦であるベルギーグランプリからレッドブル ホンダでドライバーを務めることになりました!!!

 

そしてガスリーは古巣であるトロ・ロッソ ホンダへ戻り、2019年後半戦をクビアトと共に戦います。

 

 

 

アレクサンダー・アルボンとは?

簡単に紹介しますと、23歳のイギリス系タイ人です。  

2019年F1ルーキーであるアルボンは、昨年2018年はF2で総合3位。 優勝したのは現在ウィリアムズでドライバーを務めるジョージ・ラッセル。  因みにF2 総合2位だったのは、マクラーレンで走っているランド・ノリス。

 

詳しくはwikiで。

アレクサンダー・アルボン - Wikipedia

 

 

これまで(ハンガリーグランプリ後)のF1でのアルボンの成績は?

F1 2019 ドライバーズスタンディング (ハンガリーグランプリ後)

F1 2019 ドライバーズスタンディング (ハンガリーグランプリ後)

2019年第2戦目に初入賞したのですが、その頃からアルボンのドライビングテクニックはパドック内で高評価!!!  学ぶ姿勢が評価に繋がっているという情報もありました。

 

現在ドライバーズスタンディングでP15のアルボン。  チームメイトであるクビアトとのポイント差は11ポイント。  これは雨のドイツグランプリでP3を得たことが大きかったですね。  そのドイツグランプリでアルボンは何とかP6でフィニッシュ。  実はP6以上になれた可能性は少なからずありました。  というのも、アルボンとガスリーが残り数周でクラッシュ!!!  ガスリーがアルボンのスリップストリームを抜けて、アルボンをオーバーテイクしようとした瞬間、アルボンもブロックラインを取り、両者はクラッシュ。  ガスリーはフロントウィングを壊してしまい、マシンを停めますが、完走扱いになりました。 

www.jitakusecurity.com

 

これまで(ハンガリーグランプリ後)のF1でのガスリーの成績は?

現在P6であるガスリーは、3強のドライバーとしては最下位と言っていいのでしょうか。  ただ、このP6はレッドブル ホンダから望まれている結果ではないでしょう。

F1 2019 コンストラクターズランキング (ハンガリーグランプリ後)

F1 2019 コンストラクターズランキング (ハンガリーグランプリ後)

レッドブル ホンダは現在コンストラクターズランキングで3位。 現在244ポイントを得ているレッドブル ホンダですが、その内訳はフェルスタッペンが181ポイントガスリーが63ポイント。  フェルスタッペンはガスリーの3倍近いポイントを稼いでいます。

 

フェルスタッペンはガスリーと同じRB15に乗っていますが、すでに2勝を上げており、更に3回の表彰台に登壇しています。  一方のガスリーはまだ表彰台にすら登壇していません。  そして何より、予選でフェルスタッペンの成績を上回ったレースはありません。

レッドブル ホンダに乗っているからこそ期待を寄せられる宿命なのでしょうね。

 

そもそもレッドブルというチームの傾向

レットブルというチームはシーズン期間中にドライバーラインナップを変えるのは珍しくありません。 当のフェルスタッペンは2015年にトロ・ロッソからF1に参戦しました。  2016年の第5戦目であるスペイングランプリで、レッドブルに昇格します。  レッドブルは当時ダニエル・リカルド(現在ルノー)とダニール・クビアト(現在トロ・ロッソ ホンダ)のレッドブルコンビでした。  しかし2016年にクビアトが相次ぐクラッシュ(相手はなぜかフェラーリばかり…)によりクビアトはトロ・ロッソに降格。  そしてレッドブルに昇格したのはフェルスタッペン。  そして記憶に新しい2016年スペイングランプリで、レッドブルから初めて参戦したフェルスタッペンは見事優勝します。  (当時メルセデスのハミルトンとロズベルグがオープニングラップで同士討ちしましたが)

 

振り返ってみると、ガスリーも2016年にスーパーフォーミュラからトロ・ロッソに招集されました。  カルロス・サインツが早くにルノーに移籍することが明らかになった為です。  そしてクビアトも途中でドライバーを外され、ブレンドン・ハートレーが起用されました。

 

こうして考えるとレッドブル(トロ・ロッソ)というチームは勝ちにこだわった、ある意味ビジネスライクな一面があります。  決定が早く、結果が早期に求められる。

こういった国際的な会社に入ると大変ですね(^_^;)

 

アルボンの移籍に対し、レッドブルからのコメント

レッドブルはこのアルボンの起用に関して、「2020年にフェルスタッペンと組むドライバーを検討している。  2019年残り9レースでアルボンにその可能性があるのかを評価する。  レッドブル・レーシングはアルボンの次のF1キャリアに全面的にサポートしていく」としています。

そしてガスリーを受け入れるトロ・ロッソ ホンダも「ガスリーともう一度仕事が出来ることを楽しみにしている」とコメントしています。

 

 

まとめ【アレクサンダー アルボンがレッドブル ホンダへ昇格】

早くから噂として立っていたガスリー降格説ですが、遂に現実になりました。  ガスリーにとっては辛いニュースとなりました。

一方アルボンにとっては嬉しいニュースとなりました。  そして日本人にとってもなかなか嬉しいニュースなのではないでしょうか。

現在アルボンはアジア人で唯一のF1ドライバーです。  

優勝を狙えるHonda poweredマシンを得たアルボンのさらなる活躍に期待しています!!!

気になるアルボンのレッドブルからの初陣は、

ベルギーグランプリ 9月1日です。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)