F1チーム代表が選ぶ2019 F1 ドライバー トップ 10
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
12月1日のアブダビグランプリにて2019年のF1グランプリが全て終わり、現在F1はオフシーズン中です。 そんな中、F1の公式で「F1チーム代表が選ぶトップドライバー」的な事をされました。
今回はその記事をまとめます。
F1 2019 ドライバーズチャンピオンシップの結果
上記は2019年F1グランプリ最終戦であるアブダビグランプリ後の結果です。
2019年、ハミルトンは6度目のワールドチャンピオンを得ました。 全21戦中、11戦で優勝しており、正に圧倒的でした。 後半戦の最初は失速していましたが、終わり良ければ全て良し!
一方、チームメイトであるボッタスは初戦すら良かったものの、そこからはハミルトンに負けてしまいました。 しかし唯一ハミルトンに勝っていたのはポールポジション獲得回数です。 これは誇りと思って胸を張って頂きたい! 2020年こそはハミルトンと熱いバトルを見せて欲しいものです。
フェルスタッペンはフェラーリ勢を抑えての堂々総合3位。
そしてルクレールはチームメイトのベッテルを抑えての4位です。
と、実際のグランプリでは上記の順位となりましたが、それぞれのチーム代表が選んだトップドイラバー達はどうなったのでしょうか?
F1チーム代表が選んだ2019 F1 ドライバートップ 10
先ずは「誰が投票したのか」の説明です。
- メルセデス 我らがトトさん
- レッドブル ホンダ クリスチャン・ホーナー氏
- ルノー シリル・アビテブール氏
- トロ・ロッソ ホンダ フランツ・トスト氏
- マクラーレン アンドレス・ザイル氏
- レーシングポイント オトマー・サフナウアー氏
- ハース ギュンター・シュタイナー氏
- アルファロメオ フレドリック・バスール氏
- ウィリアムズ クレア・ウィリアムズ氏
現F1チームは10チームありますが、
あれ?
1チーム足りません。
フェラーリのマッティア・ビノット氏です。 何故か彼だけ今回は投票しておりません。 理由は分かりませんが、「2019年のフェラーリがなぜ遅かったのか」を追求されていて忙しいのだと信じています。
ポイント配分
上記9名のチーム代表がF1のポイントシステム同様に1位から10位を決めます。 1位が25ポイント、10位が1ポイントです。
F1 チーム代表が選んだ2019 F1 ドライバートップ 10
引用: Formula 1 official web
いち、F1ファンの自宅警備員が選ぶ2019 F1ドライバー トップ10
1. ハミルトン
6度目のドライバーズタイトルを決めており、2019年は11/21勝と、半分以上のグランプリで優勝をしています。 圧倒的な安定力があるのはハミルトン以外いません。 そしてハミルトンが1番輝いたと思ったグランプリはハンガリーでした。 フェルスタッペンを追い上げたあの走行は今でも鮮明に覚えています。
私がハミルトンファンであるので当然ながらトップドライバーなのですが、無論W10を創り出したメルセデスチームのサポートがあってこその成績なのは、言うまでもありません。
2. ルクレール
ベッテルに勝ったという点で素晴らしい1年だったと思います。 そしてあのフェラーリホームでの優勝でティフォシのハートをしっかり掴んだ事は大きかったです。 ドライバーズランキングではフェルスタッペンに負け、惜しくも4位でしたが、フェラーリがチームとして機能していれば、きっともっと良い成績を残せていたのではないでしょうか。
3. ノリス
2019年は3人のルーキーがF1に参戦しました。
- ウィリアムズのジョージ・ラッセル ← 私のイチオシ
- レッドブル ホンダのアレクサンダー・アルボン
- マクラーレンのランド・ノリス
内容、結果からみれば、トロ・ロッソ ホンダから2019年をスタートしたアルボンがこの3人の中でトップでもおかしくないのですが、今年マクラーレンはメルセデス、フェラーリ、レッドブル ホンダの3強に次いでコンストラクターズ4位です。 2018年は6位で終えたのですが、今季は素晴らしい追い上げを見せました。 そしてそのマクラーレンで大活躍したノリスです。 カルロス・サインツが優秀なのは勿論なのですが、ベテランのサインツに予選結果では勝っていました。 またラスト数周で逃したスパでの入賞。 不運だったグランプリもありましたが、ルーキーとは思えない走りでマクラーレンのコンストラクターズ4位に大いに貢献したと言えるでしょう。
4. サインツ
上記に述べた通り、素晴らしい結果を残したマクラーレンを引っ張ったのはサインツと思います。 ベテランの安定した走りと速さで、ドライバーズチャンピオンシップではP6!!! 何と3強に食い込むことが出来ました\(^o^)/ いや、素晴らしい結果でした。 そして2019年はブラジルグランプリでP3と、初ポディウムを得ました。 チャンスがあれば必ず上位フィニッシュするサインツは、アロンソの後任としてアロンソ以上の活躍を見せています。
5. フェルスタッペン
あれ、順位低くない?と思われた方も多いかと思います。
1番のポイントはレッドブルのホームであるオーストリアでの今季初優勝時に、ポディウムでホンダロゴである「H」を強調したシーンです!
と言うのは、冗談で、初戦オーストラリアでフェラーリ、ベッテルをオーバーテイクしたシーンです。 あれ、これってホンダのおかげ?
2018年に比べれば冷静な走りになってきている印象を得ます。 無理をしないような走りをしていましたが、メキシコグランプリでは焦りが露わに出たと思います。 ボッタスをオーバーテイク時に接触してしまいタイヤをバーストさせるシーンもありました。
6. ジョビナッツィ
今年からキミ・ライコネンとタッグを組んだジョビナッツィですが、元ワールドチャンピオンに引けを取らず、後半戦には予選でもライコネンを上回る事も何戦かありました。
初入賞を果たした際にはチーム代表から髪を切られましたが、もし髪の毛をかけたバトルならもっと成績がいいのかもしれません。
7. ボッタス
少し厳し過ぎるかもしれませんが、今後の期待も込めてボッタスには頑張ってほしいですね。 2019年初戦のオーストラリアではレースを支配しテレビに映ることが少なかったです。 「もしかしたら2019年はハミルトン との一騎打ちか?」と思ったのですが、スペイングランプリを過ぎてくらいから優勝から遠ざかってしまいました。 しかし予選ではハミルトンを凌ぎ、ポールポジション獲得数はハミルトン を上回りました。 2019年もハミルトン の為のレースを余儀なくされたのも事実ですが、2020年はもっと期待しています。
8. アルボン
前半戦が終了して間もなく、アルボンのレッドブル ホンダへの昇格が発表されました。 トロ・ロッソ ホンダでの前半戦、12戦中5戦で入賞したアルボンは、後半戦をレッドブル ホンダで戦い、悔やまれるブラジルグランプリでハミルトンに追突されリタイアとなった以外の全てのグランプリで6位以上で入賞。 ガスリーとは異なり、果敢にアタックする姿はマルコ氏からの評価も高いようです。 あとは予選で一発の速さがあればフェルスタッペンにも付いていけると思います。
9. ガスリー
前半戦でレッドブル ホンダのシートを剥奪され、下位チーム、また古巣であるトロ・ロッソ ホンダに戻ったガスリーです。 ダウンフォース量が絶対的に少ないSTR14でどこまで戦えるか不安でしたが、結果、STR14に乗った時の方が良い結果を残せました。 ブラジルグランプリでは3強以外としては今季初めての2位を獲得。 運も作用したかと思いますが、それでも最後のホームストレートでハミルトンを抑えたシーンは今でも鮮明に覚えています。
10. ラッセル
唯一、ノーポイントでシーズンを終えたドライバーです。
そしてチームメイトに予選で全戦勝った唯一のドライバーでもあります。
マシンに恵まれなかった、2018年F2チャンピオンです。
前述しましたが、ラッセルも2019年のF1ルーキーの1人です。 目立った活躍がなかったのに、チーム代表から選ばれ見事に10位に選ばれました!
テストでメルセデスのW10をドライブする機会がありましたが、その時のタイムはぶっちぎりです。 マシンさえ良ければきっとノリス以上の活躍が保証されているドライバーだと信じています。 ラッセルには挫けずに頑張って欲しいです(^○^)
まとめ【F1チーム代表が選ぶ2019 F1 トップドライバー 10】
なかなか面白い企画だったと思います。
アブダビグランプリの後だったか、フェラーリのビノット代表がハミルトンを褒めていたようですし、ハミルトンはどのチーム代表から見ても魅力的なドライバーなのでしょうね。
2位にはフェルスタッペン、3位にはルクレールが選ばれています。 この辺りを見ると、ハミルトンの次世代が彼等であり、今後のF1の注目の的になる事だと思います。 事実、2019年のこの2人の戦いは非常に見応えがありました。 DAZNの解説でもこの2人の話になりましたが、オーストリアでは激しくバトルをし、それ以降も際どいバトルがありましたが、最終戦のアブダビグランプリではギリギリのところでお互い接触せずにクリーンなバトルをしたと高評価でした。 2020年も熱いバトルを繰り広げてくれる事を期待しています。
選ばれた10ドライバーは2020年も勿論健在で、2019年と同じチームで走ります。 2020年は2021年の大型レギュレーション変更前の最後のシーズンです。 逆を言えば、2020年のマシンは2019年のマシンとほとんど変わらないので、この選ばれた10人の実順位が楽しみでもあります。 世界で選ばれた20人ですから、凡人に分かるレベルのバトルではないとは思いますが、プロであるチーム代表の目に掛かるのも大事な仕事だと思います。 それがF1キャリアに関わることなら尚更ですね(^_^;)
実はチーム代表が選んだドライバートップ10の後に、ドライバー自身が選んだドライバートップ10も発表されています。 こちらはおいおいアップしようと思います。
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