自宅警備員のゆる〜いブログ

30代のサラリーマンがF1、ガジェット、家電、ガンダム、英語等の些細な情報を発信。

F1 2020 オーストラリアグランプリは中止。 そしてバーレーン、ベトナムグランプリが延期に

F1 2020 オーストラリアグランプリは中止。 そしてバーレーン、ベトナムグランプリが延期に

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 こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。

 

非常にショッキングなニュースを金曜日の仕事中に知りました。

タイトルの通り、F1 2020年シーズンを初戦であるオーストラリアグランプリが中止、キャンセルとなりましたorz

3月15日(日)の決勝に向けて、本来であれば木曜日である3月13日にフリー走行1、2が行われます。 「フリー走行の調子はどうかな」と思い、スマホで見てみると「cancel」の文字がΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

一瞬思考が止まりました。

ついでに言うと、仕事も止まってしまいました(T_T)

 

ふと、思い返してみればちょうど1年前。 2019年のオーストラリアグランプリ開始前にも悲しい出来事がありました。

「F1のアイコン的存在だった」というクビサの言葉が今でも印象に残っています。

www.jitakusecurity.com

 

今回は直前のオーストラリアグランプリの中止と共に、その直後に発表されたバーレーンとベトナムグランプリの延期について書いていきます。

 

 

 

初戦オーストラリアグランプリが中止

3月12日(木)にマクラーレンから発表があり、チームの一人がコロナウィルスに感染した事を受け、マクラーレンはオーストラリアグランプリは欠場すると発表がありました。

 

ノリスもインスタでレース欠場は残念ではあるが、チームとウィルスに戦っている方々の事を思っている、というような投稿を上げています。

www.instagram.com

 

楽しみにしていたF1シーズン開幕ではありますが、チーム、ドライバーもF1関係者、またファンの安全が最優先であると述べ、オーストラリアグランプリの中止についてコメントを出しています。

 

オーストラリアグランプリ 中止までの経緯

フォーミュラワングループでテクニカルディレクターを務めるロス・ブラウン氏が経緯を説明しています。

マクラーレンの欠場発表からオーストラリアグランプリの中止発表まで12時間あった。

チーム、医療関係者、FIA、主催者との協議があり、全く眠れなかった。 問題が山積みで、チームを招集しないといけないし、何事にも時間がかかる。

我々は単に決定出来ないし、これは独裁的な判断ではない。 私が思うに、正しい選択を早い段階で下せた事は良かったと思っている。 FIAはヨーロッパにあり時差があるし、ジャン・トッドにも話さなくてはならなかった。

チェイス・ケアリーはベトナムからメルボルンへ向かっていたため空の上だった。 この時間はとてもストレスを感じたよ。

様々なケースを事前に想定していた。 例えば1人が陽性だった場合、5人が、10人が陽性だった場合等も想定した。 それでも分からない事は陽性だった人がどのような行動をしていたかだ。 もし今回のようにマクラーレンではなく違うチーム、責任を持った感染者だったら結果は違うものになっていたかもしれない。

しかしこのように何が起こるか分からない事を予想するのは永遠に出来る。 事実はパドックで感染者が出て、我々は対処したという事だ。

 

source: 

How Formula 1 approached the Australian GP cancellation | Formula 1®

 

ごもっともな事を仰っているのは分かりますが、それにしても判断が遅かったのではないか、と感じました。 私はどうしても「観る側」の人間なので、「やる側」の事は全く分かりません。 無論、FIA、主催者側はとんでもない損失を被ったことでしょう。 そして「観る側」もチケット代は勿論、移動費、宿泊費等がかかります。 チェイス氏はチケットの払い戻しは直ぐに準備しアナウンスすると言っていましたのでチケット代は何とか回収出来そうです。 しかしオープン戦であるオーストラリアグランプリはきっと特別なのでしょうね。 「観る側」も「やる側」も12月以来のレースです。 ワクワクドキドキしない訳がありません。 精神的なダメージはお金で解決出来ない分、この気持をどこに向けたらよいのか分からない事がストレスかと思います。

 

バーレーン、ベトナムグランプリが延期に

  • 3月22日 バーレーングランプリ
  • 4月5日 ベトナムグランプリ

それぞれのグランプリは急速に世界中で広がるコロナウイルスの影響により延期されました。

もともとバーレーングランプリは無観客でする、と言われていましたが、延期に。

この延期に伴う決断にはFIA、現地主催者の意見も勿論反映されており、開催を延期という形で表現し、早い段階で開催したい、と述べています。

 

またベトナムグランプリの後の中国グランプリはオーストラリアグランプリが始まる前から延期が発表されており、2020年末くらいになるのでは、と言われています。

 

 

ヨーロッパラウンドは5月末開催か?

第4戦の中国グランプリの後は、

  • 5月3日 オランダグランプリ
  • 5月10日 スペイングランプリ

が控えていますが、恐らくスケジュール通りには始まらないであろうと考えられています。

FIAと主催者側は引き続きコロナウイルスに注意を払い、随時情報をアップデートするとしていますが、今の所、開催は5月末になるのでは、と発表しています。

オランダグランプリは1985年以来の35年振りの開催、そしてベトナムグランプリは2020年が初グランプリであり、この2つのグランプリは2020年のF1カレンダーでも非常に注目されているグランプリです。 コロナウイルスの影響により延期は免れないと思いますが、遅れてもいいので開催自体はしてほしいものです。

 

まとめ【F1 2020 オーストラリアグランプリは中止。 そしてバーレーン、ベトナムグランプリが延期に】

オーストラリアグランプリの中止を発表した会見を見て、改めて感じたのは、F1はワールドスポーツだと言うことです。 リバティメディアのCEO チェイス・ケアリー氏は「ワールドスポーツ」という単語をこの会見でよく使いました。

「そもそもワールドスポーツってなんぞ?」って感じるのですが、スポーツに国と宗教は関係ない、と思っています。 どのスポーツもルールがあり、やって良いこととやってはいけないことが定められています。 そのルールの下で平等に競争する事がスポーツであり、スポーツ事態をする事に開催場所は関係ないのだと思います。 「どのスポーツも世界中で行われているのでスポーツ事態がもともとワールドワイドじゃないのか?」と思います。

しかしF1、というより、モータースポーツはそれらのスポーツと少し違うと感じました。 特にF1はお金持ちの社交場が付いて回るスポーツですので、違うのは当たり前なのですが、各国を旅しながら行うスポーツって「モータースポーツくらいしかないのかな?」と思います。 またグランプリを見に来るファンは本当に世界中から来ています。 日本で行われたラグビーワールドカップの時みたいに色んな国から色んな人がその一点に向って来ます。 またF1関係社、メディア、サプライヤー等はいろんな国にあり、1つのグランプリを開催するのに一体どれだけの人が国を移動しているのか分かりません。

そんな事を考えると「F1(モータースポーツ)」って凄いんだなって感じた会見でした。

色んな国の人が関わっており、皆の事が心配、またグランプリはまだまだ続くよっ! という意味での中止という決断だったのかと思います。

きっと中止をせずに開催したとしても運営側にはバッシングはあった事と想像します。 ビジネスの話ですが、何より株主を説得(?)させて運営、チーム側の努力が称賛さても良いのではないでしょうか。

 

最後にオーストラリアグランプリに行かれた方々が無事を祈ると同時に、現地でグランプリを観れなかった事について心を痛めております。 僭越ながら、どうかこれからもF1ファンでいて下さい。

 

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最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m