F1 シンガポールグランプリ 2019 予選結果 ルクレールが3戦連続PP
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
第15戦 シンガポールグランプリ 2019です。
( ゚д゚)
フェラーリ、しかもルクレールがポールポジション(PP)!?!?!?
あまりに予想外の事で、頭が現実についていけていない予選後の自宅警備員です。
シンガポールグランプリが始まる前からフェラーリは不利と言われていただけに、この結果を受け入れ辛い… メルセデス、決勝は大丈夫でしょうか…
F1 シンガポールグランプリ 2019の概要はこちら
それではF1 シンガポールグランプリ 2019 予選結果をみていきます。
F1 シンガポールグランプリ 2019 予選結果
予選ハイライト
ルクレールが後半戦3戦連続PP!
Superstar 🤩#F1 #SingaporeGP @Charles_Leclerc pic.twitter.com/VoqjgP8BeT
— Formula 1 (@F1) September 21, 2019
強い!!!
前半戦の終わりはフェルスタッペンが注目されていましたが、後半戦に入ってルクレールの強さが止まりませんorz Q3の最後のアタックはドキドキしながら観ていましたが、ベッテルからPPを奪い取るとは、何という強者!!! メルセデスは完敗でした(TдT) 何とかハミルトンがルクレールとベッテルの間に割って入れたものの、シンガポールは勝ちに行くグランプリなのにまさかP2とは予想外でした…
コントロールラインを通過し、チームからPPと伝えられたルクレールは雄叫びを上げます。 「3回もコントロールを失ったのに!」と言っていましたがPPはPPです。 ベッテルはインタビューにて、「最後にアタックする方が路面が良いからね」と話していましたが、これは事実でしょう。 ただルクレールにここまで連戦で負かされるとメンタルが心配です(^_^;)
ルクレールのポールラップはこちら
"There were a few moments when I almost lost control of the car - but what an amazing feeling"
— Formula 1 (@F1) September 21, 2019
Go on board and on the limit with @Charles_Leclerc as he storms to the Pirelli Pole Position Award in Singapore 😮#Pirelli #SingaporeGP @pirellisport pic.twitter.com/GtcZfHFX6f
こちらはPPルクレールとP2ハミルトンの比較です。
出典: Formula 1 official web
上記URLで両者のオンボード映像で比較する事が出来ます。
どこが速くて遅いのか分析出来ませんが、メルセデス、ハミルトンはコーナーの旋回スピードが速い事が言えると思います。 対してルクレールは旋回スピードでは遅れを取るものの、ターン13~14の新規DRSゾーン以外では立ち上がりの加速でハミルトンを凌いでいます。 これはモンツァでも言われていた通り、トラクションのかかり方が物凄く優秀なのですね!!! 新規追加DRSゾーンが無ければ、ハミルトンはP3になっていたかもしれませんね…
リカルドが予選失格!?
私の奥様曰く、予選終了後、小倉さんが心配していたと言っていました。
#F1 シンガポールGP予選の公式結果がなかなか出ないので、ちょっと不安。
— SidOgura @F1F2F3IndyWEC (@SidOgura) September 21, 2019
そして予選結果が出たのですが、リカルドが予選失格との裁断が。
原因はQ1で、「リカルドのMGU-Kが規定以上のパワーを出した」ようです。
FIAはリカルドの決勝走行を認めていますが、グリッド後方、もしくはピットレーンスタートにするかは決まっていないとの事。 またルノーは「縁石に乗り上げた時の衝撃によりMGU-Kがオーバーレヴし、1/100万秒のアドバンテージを受けた」とFIAに向け皮肉なコメントを発表しています。
言ってみればアクシデントの気がします。 リカルドが可愛そうです(^_^;)
Q1
マクラーレンは相変わらず速いです。 というか安定過ぎでは!? ノリスはチームメイトであるサインツをとレッドブル ホンダのアルボンを上回りP6! ジョビナッツィもチームメイトのライコネンを上回る結果でした。
特筆すべきはペレスです。 予選前のFP3で右リヤをウォールに当ててしまい、ホイールの一部がトラック上に残り一時赤旗となりました。 このダメージでギヤボックスを交換することになり5グリッドダウンが決まっていました。 チームの懸命な作業によって見事にQ1を突破しました。
Q2
またしてもノリスはサインツとアルボンを上回りP6! 最近はルクレールに更なる注目が集まっていますが、ノリスは今年がルーキーイヤーです。 昨年ルーキーイヤーだったルクレールと同じくらいに活躍しており、このままコンスタントに入賞していけば、昨年ルクレールが稼いだ39ポイントを超えることが出来ます。 因みに現在ノリスは25ポイントですが、ベルギーではマシントラブルに泣きました(TдT)
Q1に奮闘したペレスは残念ながらP11でフィニッシュ。 ガスリーも落ちてしまい、トロ・ロッソ ホンダは消えてしまいました。
トップ勢はというと、メルセデスはミディアムを履いて臨むと考えていましたが、1回目のアタックからソフトを履いていました。 エスケープゾーンの無い市街地サーキットでクラッシュ等が起こると直ぐに赤旗になってしまったりするので、先ずはタイムを出す事が最優先ですね(^_^;)
フェラーリ勢は相変わらず速いです。 Q2でもメルセデスを凌ぐ速さで突破します。 レッドブル ホンダは、フェルスタッペンは大健闘! トップのルクレールから0.07秒落ちでP2で突破。 対するアルボンはノリスに負けてしまいP7で突破しました。
Q3
4回タイトルを取っているベッテルの速さが際立ちました。 正直痺れました。 Q3最初のアタックは全セクターでベストタイムを出し、暫定PPタイムを出します。 ボッタス、ハミルトンはベッテルのタイムの1秒落ち!!! ルクレールとフェルスタッペンは0.3秒落ちで1回目のアタックを終えます。
そして全車2回目のアタックに入ります。 先ずは1回目のアタックと同じくベッテルから入ります。 ベッテルはターン16でオーバーステア気味になりマシンをスライドさせます。 最後はコントロールラインをピットレーンで超えます。 チームメイトのルクレールはセクター1を全体ベストタイムで走り、何とベッテルのタイムを更新し暫定PP! ハミルトンはセクター3をベストタイムで走りきりルクレールから0.19秒落ち! ベッテルは0.22秒落ちでP3となりました。
F1 シンガポールグランプリ 決勝に向けて
壁がポイントになるかもしれません。 結構皆さん当てているのです。 これは予選時なのでここまで壁には寄らないと思いますが、壁に当てればコンクリート、パーツの破片等がデブリとなりセーフティカーが入り可能性が高まります。 2時間近くあるレースなので、観ている方はそちらのほうが楽しいかもしれませんが(^_^;)
All the walls on Saturday in Singapore 👀 😘 💥#F1 #SingaporeGP pic.twitter.com/2by8SkSvyC
— Formula 1 (@F1) September 21, 2019
F1 シンガポールグランプリ 2019 タイヤ戦略
出典: Pirelli press release
https://press.pirelli.com/2019-singapore-grand-prix--qualifying/
ピレリの発表によると一番速いのはソフト→ミディアムの1ストップです。 タイヤストレスが少ないシンガポールなので1ストップで走りきりそうです。 しかしここは市街地サーキット。 エスケープゾーンがほとんどありません。 セーフティカーはもはや常識になっており、何もなければ1ストップですが、セーフティカーの影響でレース展開が変わる可能性は非常に高いと思います。
F1 シンガポールグランプリ 2019 決勝タイヤ
#SingaporeGP 🍩s #Fit4F1 pic.twitter.com/dyPZnHtCe0
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) September 21, 2019
3強ではメルセデスが一番多くミディアムを持っていたのに! 新品が無くなっているじゃないですかorz ピレリ推奨はソフト→ミディアムなのに… 何もなければメルセデスはソフト→ハード一択でしょうか。
まとめ【F1 シンガポールグランプリ 2019 予選結果 ルクレールが3戦連続PP】
予選ではフェラーリに負けたメルセデスですが、何とかフロントロウスタートにこぎつけました。
個人的にはセーフティカーが運命を分けそうな気がします。
赤道直下のシンガポール。 ドライバーは暑さとも戦っており、肉体的に条件の厳しいグランプリです。 情報によればシンガポールで2時間走行すると体重が3kg落ちると言われています。 過酷な状況の中、集中力を切らさずに走りきったドライバーが表彰台の真ん中に立つ事になるでしょう。
決勝は21:10スタートです。
今夜は長い夜になりそうですね。
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