F1 フランスグランプリ 2019 決勝結果 ハミルトンが4連勝!
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
既にオーストラリアグランプリが始まっているのに、こんなタイミングで記事をアップするとは本当に不本意です! 時間を確保出来なかった自分が情けないですorz
1週間近く前の事ですが、記録としてアップさせて頂きます。
メルセデスの開幕からの8連勝で幕を閉じたフランスグランプリでした! メルセデス、速かったですね! 特にPPスタートのハミルトンはチームメイトでP2だったボッタスをDRSゾーンに入れない走りを終始していました。 タイヤにブリスターが出てきた時は「マズい」と不安だったのですが、何とかタイヤを保たせてP1、P2でチェッカーを受けたメルセデスでした!
F1 フランスグランプリ 2019 の概要と予選結果はこちら↓
それではF1 フランスグランプリ 2019 決勝を振り返ります。
- F1 フランスグランプリ 2019 決勝結果 ハミルトンが4連勝!
F1 フランスグランプリ 2019 決勝結果
F1 フランスグランプリ 2019 決勝 スターティンググリッド
- クビアト PUエレメント交換の為グリッドペナルティ
- ラッセル PUエレメント交換の為グリッドペナルティ
F1 フランスグランプリ 2019 決勝結果
ファステストラップ(FL)
引用: Formula 1 official twitter
ベッテル 1:32.740 (Lap 53)
決勝ハイライトで触れます。
ファステストピットストップ
引用: Formula 1 official twitter
前戦カナダグランプリでも書きましたが、ウィリアムズのクビサが、モナコ、カナダ、そしてフランスで1位!!! 今回は2秒を切る速さを見せました。 あとはマシンさえ良くなれば決勝で良い結果を残せると信じています。 。。。信じています。
Driver of the day (ドライバー オブ ザ デイ)
引用: Formula 1 official twitter
前戦カナダグランプリでも終始速さを見せていたノリスでしたが、残念ながらマシントラブルでリタイアとなりました。 マクラーレンはブレーキトラブルで、ブレーキ付近に何かしら熱を持ってしまい、右リヤタイヤのブラケットが熱で壊れてしまったと説明しました。
後述しますが、ノリスは今年F1初参戦です。 そんなルーキーがDriver of the dayを得ました!
決勝ピットストップ
引用: Pirelli motorsport official twitter
https://twitter.com/pirellisport/status/1142818918748360704/photo/1
P10からのスタートだったジョビナッツィ。 レース結果を期待していたのですが、終わってみればポイント圏外orz なぜ2回もピットストップしてしまったのでしょう。。。 予選ではライコネンに勝っただけに決勝でも頑張って欲しかったです(TдT)
一方チームメイトであるライコネンはハードスタートで見事入賞! そして同じくヒュルケンベルグもハードタイヤでスタートしポイント圏内でフィニッシュです。 その他中団勢もハードタイヤを履いてスタートしました。 しかしドライバーの力量なのか、マシンのポテンシャルなのか、なかなかポイント圏内が狙えませんでした。
F1 2019 ドライバーズポイント
ベスト オブ ザ レストとして、サインツが一人抜けています。 と言ってもその次のライコネンとの差は僅か7ポイント。 1レースで順位変動は十分考えられます。
中団勢は大混戦です(^_^;) これまた1レースで順位変動が有りえるので、少ないポイントでも如何にコンスタントに入賞する事が大切かという事が分かります。
F1 2019 コンストラクターズポイント
メルセデスは相変わらずぶっちぎりです(^_^;) 開幕8連勝は伊達じゃないですね。
フェラーリとレッドブルの差が開きつつあります。 これはガスリーのポイントが少ないからです。 フェルスタッペンも表彰台に2回登壇していますが、優勝はまだありません。 ダウンフォース量ナンバー1と言われた、昨年までのRB14とは少し違うのでしょうか。 なかなか優勝争いをするポジションで走れていない気がします。
F1 フランスグランプリ 2019 決勝ハイライト
メルセデスが開幕8連勝
引用: Formula 1 official web
優勝トロフィーが昨年に引き続きゴリラです。 アートは全く分かりませんが、一番欲しくないグランプリトロフィーです(-_-)
ハミルトンはスペイン、モナコ、カナダ、フランスで4連勝! 開幕当初はボッタスにあった流れが徐々にハミルトンに変わっているようです。
P2のボッタスの約18秒前でフィニッシュしたハミルトンですが、第2スティントで履いたハードタイヤにブリスターが見え始めたのは37週目あたり。 残り17周を残した段階でハミルトン、ボッタスのフロントタイヤには明らかにブリスターがありました。 「これで完走は難しいか」と思っていたのですが、両ドライバーは冷静で、チームからの無線で「このブリスターは問題無い」と言われると、ハミルトンはペースを落とすどころか、ファステストラップを数回記録しながらのフィニッシュでした。
ベッテルに「Plan F」の指示
この「F」が一体何を示しているのか?
「Fastest Lap」を示しているのであろうとDAZN解説の小倉さんはあっさり見破りました(^o^) メルセデス陣営も無線で「ベッテルがファステストラップを取りに行くと思う」と。。。
「Plan Ferrari」という声もあったのですが、「どんなプランだよw」と笑ってしまいました。
Lap52でベッテルは新品ソフトをフリーストップで履き、ファイナルラップで見事目標を達成。 しかしベッテルの次に速かったのはハミルトン、その差0.024秒。 ハードで出したタイムと新品ソフトのタイム差がこれです。 ベッテル、危なかったですね(^_^;)
Lap 50でVSC投入
アルボンがチームメイトであるクビアトとのバトル中にコース上にある「杭というかコーン」を飛ばしてしまったためにバーチャルセーフティカーが投入されました。 ですが投入後数十秒で解除されました。
このVSCで影響を受けたのがボッタスです。 僅かな時間ではありましたが、タイヤが冷えてしまい、再びタイヤに熱を入れる事が出来ず、あっという間にP3を走行中のルクレールに背後に迫られます。 ファイナルラップはDRS圏内に入られ、最終コーナーでしかけられますが、ボッタスは難なく振り切ってP2。 ルクレールは前戦カナダに次いでのP3でした。
ペレスに5秒タイムペナルティ
引用: Formula 1 official web
オープニングラップのターン4で行き場を失ったペレスは大きくコースアウトし、数ポジション前でコースに戻った、安全を確認して戻らなかった為に5秒のタイムペナルティを課せられました。
まともやトラブルに泣いたノリス
フランスグランプリでもマシントラブルに泣きました(TдT)
レース終盤にDRSが使えなくなり、エギゾーストからは白煙が上がることも。 マクラーレンは油圧の問題と説明していますが、速さがあるのに信頼性が不足しているのは惜しい事です。 ノリスはP7を走行していましたが、最終ラップにライコネン、リカルド、ヒュルケンベルグの3台にオーバーテイクされ、P10でチェッカーを受けました。 結局はリカルドのペナルティでP9となりましたが、最終ラップのオンボードを観ると、コーナーで修正を何回も何回も入れており、まともに走れるマシンではなかったのかもしれません。
忘れがちですが、ノリスは今年がルーキーイヤーです。
個人的には2018年F2チャンピオンであるジョージ・ラッセルの活躍を期待していたのですが、マシンがマシンなので今年の期待は裏切られています。
しかし同じF2組であるノリスの活躍は本当に嬉しい限りです!
一番のハイライト リカルド決死のアタック
ドラマは最終ラップに起こりました。
引用: Formula 1 official web
リカルドが最終ラップでP7を走行していたノリスをDRSゾーンであるバックストレート後のターン8でオーバーテイクする際にコースアウトし、コースに戻った際にノリスをコース外に押し出す形になりました。 この際リカルドはフロントタイヤをロックしてしまい、コントロールを失っています。 まさしく前戦のベッテルがハミルトンを追い込んだようなアクションでした。
これによりリカルドには5秒のタイムペナルティが課せられます。
が、まだまだ終わりません。
引用: Formula 1 official web
次はライコネンをオーバーテイクするシーンです。 ターン9から10に続くストレートで、リカルドはライコネンをオーバーテイクするのですが、走っていた場所は白線の外です。 しかも四輪脱輪! スチュワードはコース外に出て継続的にアドバンテージを得てオーバーテイクしたとして、またしても5秒ペナルティをリカルドに課します。
リカルドはトータルで10秒のタイムペナルティを課せられ、P7でチェッカーを受けましたが、最終的にP11となり、ポイント圏外。
極めつけは2ポイントのライセンスポイントを課せられ、重いペナルティで幕を閉じたフランスグランプリでした。
リカルドはレース後こうコメントしています。
「オーバーテイクするスペースが目の前にあるのに、後ろで黙って見ていて、敗者になる方がよっぽど嫌だね!」
リカルドらしい明るいコメントを残しました。
ここ3年間F1を見てきましたが、リカルドはギリギリのブレーキングに定評があります。 ペナルティを受けるようなオーバーテイクは記憶にないので、今回のアクションは意外でした。
ラッキーだったのはレッドブルのガスリー。 P11でチェッカーを受けましたが、リカルドに10秒ペナルティが加算され、P10となり1ポイントを得ました。
まとめ【F1 フランスグランプリ】
前戦に続きペナルティがハイライトになりましたね。 ただ今回のフランスグラプリでは、P1に関するペナルティではなかったので、そこまで大きく取り上げられることはありませんでした。 前戦のベッテルと今回のリカルドのアクションの大きな違いは、リカルドは故意にコースオフしてオーバーテイクをし、ベッテルは不本意で走行ラインを妨害してしまった点です。
(ベッテルがミラーを見ながらステアリングを切った証拠は出ていますが。。。)
今回のフランスグランプリもペナルティによってチェッカー後の順位変更がありました。 私としてはドライバーの安全を考慮した措置ならば仕方ないと考えています。 リカルドは、「皆が楽しんでくれたらなそれでいいよ(^o^)」ともコメントしています。 久しぶりにリカルドのオーバーテイクが観れた事が、個人的には嬉しかったですね(^o^)
次戦はレッドブルのホームであるオーストリアです。
決勝は6月30日。
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