F1 オーストリアグランプリ 2019 決勝結果 フェルスタッペンが怒涛の追い上げで優勝!!!
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
情けない。。。
F1 2019 第9戦オーストリアグランプリの概要、予選結果も書いていない中、決勝結果だけを記事にするとは、、、
言い訳をするとブログを書く時間が確保出来ず、ここに至っております。 出張や残業が増えるとなかなか書けないですね(TдT) 毎日更新されている方を本当に尊敬します!!!
どんなに嘆いても時間は進んでますので、出来ることをしようと前向きに考えます! (でなきゃやってられない!!!)
まず何と言っても、「フェルスタッペンが今季初優勝=ホンダも復帰後初優勝」です。
表彰台のコンストラクターズ代表にまさか田辺さんが登るとは!!! 流石レッドブル、粋なことをしてくれます! おかげでこっちは涙、涙、涙でした(TдT)
それでは決勝結果を振り返っていきます。
- F1 オーストリアグランプリ 2019 決勝結果 フェルスタッペンが怒涛の追い上げで優勝!!!
F1 オーストリアグランプリ 2019 決勝結果
F1 オーストリアグランプリ 2019 決勝 スターティンググリッド
- ハミルトン 予選中に他車の進路を妨害したとして3グリッドダウン
- マグヌッセン ギヤボックス交換により5グリッドダウン
- ヒュルケンベルグ 規定PU数(ICE)を超えての交換により5グリッドダウン
- アルボン 規定PU数(ICE, MGU-H)を超えての交換により10グリッドダウン
- サインツ 規定PU数(ICE)を超えての交換により5グリッドダウン
- ラッセル 予選中に他車の進路を妨害し3グリッドダウン、フロントウィング交換によりピットレーンスタート
F1 オーストリアグランプリ 2019 決勝結果
F1 オーストリアグランプリ 2019 ファステストラップ(FL)
引用: Formula 1 official twitter
第2スティントにハードタイヤを履いたフェルスタッペンは怒涛の追い上げをします。 P2だったボッタスをオーバーテイクしたあとのフェルスタッペンは正に「ライオン ラップ」を連発!!!
F1 オーストリアグランプリ 2019 ファステストピットストップ
引用: Formula 1 official twitter
前戦フランスグランプリの時にも書きましたが、クビサがまたしてもトップ! ウィリアムズのピットストップは安定して最速を維持しています。 出来ればラッセルのピットストップもこれだけ最速でお願いしますm(_ _)m
F1 オーストリアグランプリ 2019 Driver of the day (ドライバー オブ ザ デイ)
引用: Formula 1 official twitter
文句なしにフェルスタッペンがDriver of the dayでしょう。 個人的に久しぶりに燃えたグランプリだったのは間違いありません。
皆さんお気付きかもしれませんが、このフェルスタッペン、表彰台に立つと必ずホンダについて触れます。 少し前までは「大暴れしていたイメージ」ですが、最近は大人な対応が身に付いて来たのでしょうか?
人として更に大きくなったフェルスタッペンがDriver of the dayに輝きました。
F1 オーストリアグランプリ 2019 決勝ピットストップ
引用: Pirelli motorsport official twitter
https://twitter.com/pirellisport/status/1145372711335669763/photo/1
フェルスタッペンは第1スティントを長く走ったのが良かったです。 ルクレールとは約10周のタイヤ差があり、レース終盤は圧倒的にフェルスタッペンが有利になりました。
あとベッテルがなぞの2ストップを行いましたね(^_^;) どうやら無線の調子が悪く、クルーの一部に指示が届いていなかったとチームは説明しています。
F1 2019 ドライバーズポイント
ノリスが一気にランキング順位を上げました。 それだけ中団勢は接戦という事です。 1レース1レース、コンスタントにポイントを稼ぐことが大切ですね。
F1 2019 コンストラクターズポイント
順位こそ変わっていませんが、マクラーレンが頭一つ抜けています。 5位のルノーとの差は20ポイント。 この差が1レースで埋まることは無いかと思います。 マクラーレンがこのままリードを広げれば、ベスト オブ ザ レストに更に近づけます。
F1 オーストリアグランプリ 2019 決勝ハイライト
フェルスタッペン、レッドブルが2019年シーズン初優勝
スタートでストールしそうになったフェルスタッペンはP2から一気にP8まで落ちます。 この瞬間「あーーー勿体無い(´;ω;`)、これで終わったーーー」と思った人は、観ていた方全員だと思います。 しかし第2スティントで猛チャージを見せたフェルスタッペンは正に「ライオン」でした!
Lap 50にP3ベッテルをオーバーテイク。
Lap 56にP2ボッタスをオーバーテイク。
残り15周を残し、P1のルクレールとの差は5.5秒! フェルスタッペンはファステストラップを連発し、P1のルクレールとの差は。。。
Lap62では3.2秒
Lap64では2.5秒
Lap65では1.5秒
Lap66では1.1秒
Lap68のターン3で仕掛けるもオーバーテイクならず!!!
Lap69のターン3のイン側から突き、遂にオーバーテイク!!!
一番凄かったのは勿論オーバーテイクしたターン3ですが、そのターン3入り口までに追いついた、ターン1からのストレートの立ち上がりです。 ターン1出口でピタッとルクレールの背後でコーナーを立ち上がり、DRSとスリップを使いストレートでどんどんスピードが乗って行きます。 そしてターン3でインを突き、ルクレールと接触してしまいますが、遂にオーバーテイクしP1! ターン3出口で、3つ目のDRSゾーンでルクレールとの差を広げ、71周を走り終えました。
引用: Formula 1 official web
きっと最後まで諦めない精神力、集中力があってこその結果だと思います。
2019年初戦でフェルスタッペンがベッテルをストレートでオーバーテイクした以来のベストシーンでした! F1での6勝目は最高のレース展開でした!!!
ホンダが2006年以来の優勝
引用: Honda Racing F1 official twitter
2015年にF1に再復帰してから初優勝、そして2006年以来の優勝という事で、実にホンダは13年ぶりの優勝を手にしました。 表彰台に遅れて登場した田辺さんは「急に行って来い!って言われて慌てました。 あそこで何をしていいのか分からないし、誰も教えてくれないんです!」とコメントを残しています。
ホンダのPUは限りなく限界で戦っていたそうです。 冷却に追いつかないエンジンから、出来るだけパワーを搾り取るようにしたそうです。 ここで信頼性が証明され、今後の開発に役立つと良いですね(^o^)
しかし、ホンダのエンジニアさん、田辺さんの涙を見て、思わず泣いてしまいました(TдT) 本当に感動しました!!!
引用: Honda Racing F1 official twitter
https://twitter.com/HondaRacingF1/status/1145398115446525953/photo/1
田辺さんは、
「マックスには勿論、レッドブルチームに彼に素晴らしいマシンを与えてくれてありがとう。 決して忘れてはならないのは、昨年トロ・ロッソが我々に協力し、進むべき道を与えてくれた事です。 これはホンダのみで出来たことではありません。 ホンダは供給元の皆さんの協力があってこその達成と考えています。」
全く、更に泣かせてくれます(TдT) 感謝の気持ちを常に持っているって、素晴らしい事ですね。
開幕8連勝で終わったメルセデスの連勝記録
そもそも予選結果が良くなかった今回のメルセデス勢です。 ハミルトンは予選中にライコネンの進路妨害をしたとして3グリッドダウンのペナルティを受けます。 ハミルトンも後ろからアタックしてくるライコネンに気が付いており、ラインを塞がないようにあえてコースアウトをしたのですが、判断が少し遅かったのかもしれません。
4.3kmと短いコースに10のコーナーがありますが、比較的ストップアンドゴーのレイアウトの為、渋滞が発生しやすいサーキットです。
ハミルトンが予選を終えた段階でP2でしたが、決勝当日はP5スタートとなりました。
ボッタスはP3、セカンドローからのスタートで、終始P1を走行していたルクレールの後方を走っていましたが、ルクレールにプレッシャーをかける走りは一切出来ておらず、活躍の場が少なかったボッタスでした。
ハミルトンはスタートからなかなかペースが上がらない状態が続きました。 30週目にピットストップした際に、ノーズを交換します。 どうやらフロントウィング左側のエンドプレートにダメージがあり、ダウンフォースが相当抜けていたようです。 コース特有の高い縁石がマシンにダメージを与えてしまいました。
今回一番メルセデス勢を苦しめたのは、「冷却」だったようです。 海抜600mと比較的高地にあるレッドブルリンクは、「冷却とエアロのバランス」を両立することが難しいようです。 もともとメルセデスのW10は高地サーキットや、冷却処理が必要なサーキット向けに設計されていません。 レッドブル、フェラーリのマシンとの主な違いは、マシンに冷却するために設けられる「排出口」です。 メルセデスは熱処理よりもエアロ効率を優先したマシンですが、レッドブル、フェラーリのマシンはメルセデスに比べ冷却にバランスを置いているマシンです。 レース中に顕著に違いに現れたのは、メルセデスはリフトアンドコースト(アクセルを抜く事)が多く、レッドブルとフェラーリはメルセデスほどリフトアンドコーストする必要がありませんでした。
ジョビナッツィがF1で初ポイント獲得!!! チームは初のダブル入賞!
ここ数戦、予選ではライコネンを上回っていたジョビナッツィがようやくポイントを獲得しました! ここまで随分長かった気がします。 そんなジョビナッツィですが、アルファロメオのチーム代表である、フレドリック バズール氏と約束を取り交わしていたようです。 その内容とは
「ジョビナッツィが入賞したら彼の髪を切ってやる!!!」
ジョビナッツィのトレードマークとでも言うべき、ロン毛。
レース後のモーターホームでは問答無用でジョビナッツィの襟足を切るバズール氏が(゜.゜)
引用: Formula 1 official web
フェラーリ、ベッテルのピットストップでタイヤがない
何より悪かったのは、ベッテル最初のピットストップでした。 ベッテルのマシンがリフトアップされたのはいいのですが、何と「交換するタイヤが無い」!!! ベッテルのオンボードカメラでクルーがタイヤを持って走ってくるのが見えます。 やっぱり今年はチーム側のミスが目立ちます。
やはり覚醒か、マクラーレン
特にノリスは好調でコンスタントに入賞しています。 マシントラブルさえ無ければ、もっとたくさんのポイントが獲得出来ていたはずですが、1つ分かることは、ルノーより速いという点で、マシンの仕上がりは昨年の比じゃないと言う事でしょう。 現在ルノーPU搭載車で最速を誇っています。
今グランプリはフェルスタッペンが取り上げられますが、サインツも物凄く凄かったのです!!! P19からのスタートで終わってみればP8!!! 何が起こったサインツ!!!
恐らく第1スティントを長く引っ張って、ハードで攻めたスタイルが良かったのかもしれません。 優勝したマックスと似たようなスティントでした。
何れにせよ、マクラーレンがベスト オブ ザ レストという図式が構築されつつありますね。
まとめ【F1 オーストリアグランプリ 2019】
今年は観れると信じていたホンダ優勝が、まさかこのオーストリアグランプリで観れるとは思いもしませんでした。
サーキットの距離自体は短い分、加速と減速をするスパンが短く、更に高地であるためにPUにかかる負担は大きいはずです。 そんな環境下でホンダPUが抜群の安定性と信頼性を発揮し獲得出来た勝利です。 ホンダクルーの皆さん、本当におめでとうございます\(^o^)/ マクラーレンより先にグランプリ優勝して心底嬉しいです!!!
次回グランプリは7月14日、イギリスグランプリですヽ(^o^)丿
ハミルトン、ラッセルのホームグランプリですね!!!
イギリスは色んなF1チームの本拠地でもあり、様々なアップデートが見れると思います。
そんな7月14日は既に仕事の予定が入っていてリアルタイムで観れません/(^o^)\
...あー、辛い orz
さ、メルセデスはここで立ち直りましょう!!!
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