自宅警備員のゆる〜いブログ

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F1 ベルギーグランプリ 2019 決勝結果 ルクレールがキャリア初優勝

F1 ベルギーグランプリ 2019 決勝結果 ルクレールがキャリア初優勝

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こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。

 

F1 2019 第13戦 ベルギーグランプリ決勝です。

F1決勝の話の前に、ここ、スパ・フランコルシャンで1人のドライバーが命を落としてしまいました。 「F1への登竜門」と呼ばれるF1の一つ下のカテゴリーであるF2で事故が起きました。 Anthoine Hubert(アントワーヌ・ユベール)、フランス人ドライバーであり、ルノーの育成プログラムに所属、将来を期待されていたドライバーの一人でした。

F2 レース1(フューチャーレース)の2周目。  アレジがパンクの為ラディオン(ターン3)を登りきったところでスピンし左ウォールにヒット。 ウィング、デブリをコース上に撒き散らしました。 その後ろを走っていたボシュンはアレジのマシンとデブリを避けるためにスローダウンします。 そしてアントワーヌはボシュンの直ぐ後ろで走っており、アレジの車等何も見えず、ボシュンの右リアに当たり右のタイヤバリアに当たって、マシンはコースの走行ラインに戻りました。 そこにコレアのマシンが270km/h近いスピードで停止していたアントワーヌの左側に当たってしまいました。 メディカルハウスに運ばれたアントワーヌはそこで帰らぬ人となってしまいました。 コレアはヘリで病院へ急送され、手術も無事に終わり今は命に別状はないとの事です。

アントワーヌは現在F1で活躍しているドライバーとも交流があり、特にピエール・ガスリー、エステバン・オコン(今はメルセデスのリザーブドライバー)、そしてチャールズ・ルクレールとはライバルでもありレース仲間だったようです。  特にルクレール以外の2人は同じフランス出身という事もあり、ガスリーとは元ルームメイトであり、休日やホリデイを一緒に過ごすなどしていたようです。

 

今回のグランプリウィナーであるチャールズルクレールとも深く交友があり、感傷に浸るシーンを何度か見せました。 

パルクフェルメのP1サインボードの前にマシンを止め、マシンの上に立ったルクレールは空を見上げ空を指差しました。 そして表彰台でトロフィーを受け取った時も、同じ様に空を見上げ、空を指差しました。 「アントワーヌへの勝利だ」、そうアントワーヌに伝えていたのかもしれません。

F1キャリア初のポールトゥウィンを決めたルクレールの最初のグランプリ優勝は喜びだけでなく、ルクレールにとっても非常に意味があるグランプリ優勝だったと思います。  

アントワーヌ選手、心よりご冥福をお祈りします。 どうか空から友人達をお見守り下さい。

 

さて、話しを切り替えてF1 ベルギーグランプリ 2019 決勝の話です。

前述しましたが、ルクレールがF1キャリア初優勝。  同時にフェラーリの今季初優勝となりました。

 

ベルギーグランプリの概要はこちら

www.jitakusecurity.com

 

決勝前日に行われた予選結果についてはこちら

www.jitakusecurity.com

 

それではF1 ベルギーグランプリ 2019 決勝結果を見ていきます。

 

 

 

F1 ベルギーグランプリ 2019 スターティンググリッド

F1 ベルギーグランプリ 2019 スターティンググリッド

F1 ベルギーグランプリ 2019 スターティンググリッド

*ストロール、アルボン、クビアト、ジョビナッツィ 複数のPUエレメント交換の為

*ヒュルケンベルグ、リカルド PUエレメント交換の為5グリッドダウン

*サインツ PUエレメント交換の為15グリッドダウン

*クビアト、ジョビナッツィ、クビサ ギアボックス交換の為5グリッドダウン

*クビサ 107%の予選タイム失敗、パルクフェルメでマシンの調整の為、ピットレーンスタート

 

F1 ベルギーグランプリ 2019 決勝結果

F1 ベルギーグランプリ 2019 決勝結果

F1 ベルギーグランプリ 2019 決勝結果

 

F1 ベルギーグランプリ 2019 ファステストラップ(FL) 

タイヤ交換が早すぎたベッテルは、ルクレールの優勝をアシストする事に徹したと言っていました。 しっかりFLポイントを持ち帰るところは流石ですね。(1回目のアタックは失敗しましたが…) 

 

F1 ベルギーグランプリ 2019 ファステストピットストップ

 前戦に続きまたもやウィリアムズ。 本当にタイヤ交換は安定しています。

 

F1 ベルギーグランプリ 2019 Driver of the day(ドライバー オブ ザ デイ)

後述しますが、本当にノリスだったと思います。 優勝したルクレールを抑えてのDriver of the dayです。

 

F1 ベルギーグランプリ 2019 決勝ピットストップ

やはりベッテルは第1スティントが短かったです。 フェラーリはトップのルクレールを見捨てたかと一瞬思いましたが、今シーズン初めてチームオーダーがしっかりしていたかと思います。

 

F1 ベルギーグランプリ 2019 ドライバーズポイント

F1 ベルギーグランプリ 2019 ドライバーズスタンディング

F1 ベルギーグランプリ 2019 ドライバーズスタンディング

 

F1 ベルギーグランプリ 2019 コンストラクターズポイント 

F1 ベルギーグランプリ 2019 コンストラクターズスタンディング

F1 ベルギーグランプリ 2019 コンストラクターズスタンディング

 

 

F1 ベルギーグランプリ 2019 決勝ハイライト 

ルクレールがF1キャリア初グランプリ優勝

F1 ベルギーグランプリ 2019 ルクレールが初優勝

F1 ベルギーグランプリ 2019 ルクレールが初優勝

引用: Formula 1 official web 

https://www.formula1.com/en/latest/article.charles-leclerc-expecting-a-great-welcome-from-tifosi-at-monza.6wmFtN7dBvYRYEt3AMbKt1.html

今季3つのポールポジションを得ているルクレールですが、未だ優勝がありませんでしたが、ようやく1勝をあげました。  トップで走行している時は「トラブルフリーで、トラブルフリーで」と祈るように観ていました。  

レース終盤はハミルトンにプレッシャーをかけ続けられましたが、ハミルトンからも逃げ切り堂々の優勝です。

 

プッシュし続けたハミルトンはルクレールから0.9秒落ち

P2フィニッシュのハミルトンとルクレールの差は1秒を切っていました。  第2スティントでミディアムを履いたハミルトンはラスト10周近くから追い上げを見せます。  10秒近くあった差がファイナルラップでは1秒を切る差にまでなっていました。

P1フィニッシュは出来ませんでしたが、ボッタスもベッテルをオーバーテイクでき、P3フィニッシュ。 メルセデスは傷を最小限に抑える事が出来ました。  

ケメルストレートではフェラーリに置いていかれたメルセデスですが、セクター2のメルセデスは本当に速かったです。  下りの高速コーナーが続くF1ライクなコースは、やはりメルセデスが速かったです!

 

まさかのオープニングラップでフェルスタッペンが消えた

 スパ・フランコルシャン名物コーナー、ラソースでP6スタートのライコネンに被せられた形で両車はクラッシュ。  フェルスタッペンはそのままオールージュを抜けラディオンへ駆け上がりますが、左フロントタイヤが既に壊れており、マシンは曲がらずにバリアに直撃。  数万人はいたかと思われるオレンジ色の方達が気の毒で仕方ありませんorz

残念な事にフェルスタッペンは21戦連続top5フィニッシュをしていたのですが、ここでストップしてしまいました。

 

ノリスはキャリア最上位フィニッシュ間近でトラブルの為DNF

このベルギーグランプリの決勝前に唯一PUトラブルに見舞われていないのがルノーPUでした。   ノリスはスタートで見事に蹴り出し、P5まで一気にポジションを上げます。  そこからはP4であるボッタス(ベッテル)とP6グループと差があり、終始1人でラップを重ねる孤独なレースでした。  迎えたファイナルラップ。  コントロールラインを過ぎた直後にノリスのマシンは停止してしまいます。  恐らくPUトラブル。  これでノリスはDNFとなりました。   

サインツはシグナルがブラックアウトした際にスタート出来ませんでした。  ストールかと思ったのですが、ゆっくり走り出しました。  しかし4周目に無念のリタイアをしてしまい、ノリスのP5フィニッシュはマクラーレンに取っても必ず欲しかったに違いありません。  

 

トロ・ロッソ ホンダに戻ってきたガスリー

ベルギーグランプリから古巣であるトロ・ロッソ ホンダに戻ってきたガスリーの初戦です。  予選ではクビアトに勝りました。  決勝終盤ではマグヌッセンと接触しながらのオーバーテイクも見せました。  多分レッドブル ホンダで求められていた動きはこういう動きだったのでしょうね。 フェルスタッペンは残念でしたが、ホンダPU勢は全車ポイント圏内フィニッシュ。 素晴らしい内容だったのではないでしょうか。

 

レッドブル ホンダとの初戦のアルボンは大健闘

めちゃくちゃオーバーテイクしました。

PU交換が決まっていたアルボンは後方グリッドスタート。  レース中盤までは堅実な走りを見せ、ケメルストレートでの危なげないオーバーテイクでポジションを上げます。  第2スティントではアグレッシブに攻めます。  1番の活躍はファイナルラップでペレスをオーバーテイクしたシーンです。  若干コースオフしながらのオーバーテイクでしたが、あの攻めの姿勢こそヘルムートマルコ氏が求めているアクションなのかもしれません。  アルボンもなぜガスリーが降格になったかは知っているはずですし、初戦で素晴らしいパフォーマンスを見せられたのではないでしょうか。

残念だったのは、このアルボンのオーバーテイクシーンがリアルタイムで観れなかった事です。  ちょうどトップ勢がチェッカーを受けるタイミングだったので、DAZNのカメラはそちらを追っていました。  ましてやルクレールとハミルトンの差が1秒前後だったので、無論そちらを映すのは当たり前です。  トップ勢がチェッカーを受けてリーダーズボードが動きアルボンがP5になった事が分かると、「またF1が間違ってる」と観ていたのですが、レプレイが流れ、アルボンの果敢のアタックが分かりました。  レース終了後に「調査中」になり、未だにFIA公式からは「決議」として報告がありません。  恐らく大丈夫かと思いますが…

 

似たケースが2019年にありました。  フランスグランプリでリカルドがライコネンをオーバーテイクしたシーンです。  コース外を走行しアドバンテージを受けたとしてリカルドにはタイムペナルティが課せられました。 アルボン、大丈夫ですよね?

 

 

まとめ【F1 ベルギーグランプリ 2019 決勝結果 ルクレールがキャリア初優勝】

悲しい事故が起こってしまいました。  大切な仲間を失ったドライバー達はどんな思いで黙祷を捧げられたのでしょうか。  F1を観はじめてから(事故はF2です)が、初めてです。  改めて危険なスポーツなのだという事を再認識させられました。  

 

F1キャリア初優勝のルクレールは現在ドライバーズスタンディングで5位。  4位のチーメムイトであるベッテルとの差は、僅か12ポイント。 

そしてライバルであるフェルスタッペンは現在P3。 フェルスタッペンとの差も無くなってきており、24ポイント差。  前半戦はフェルスタッペンが2勝しましたが、ルクレールも速いです。  さすがF3、F2チャンピオンです。 P3も射程圏内です。

 

次戦、第14戦目はイタリア モンツァです。 フェラーリのホームグランプリ前に一度優勝したフェラーリは少し足取り軽くホームに戻れますね(^_^;)

F1 イタリアグランプリ 2019決勝は9月8日(日)です。

 

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最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m