F1 イタリアグランプリ 2019 コース概要と2018年振り返り
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
ヨーロッパラウンド最終戦はイタリア モンツァです。
ご存知の通りフェラーリのホームであり、そしてジョビナッツィのホームでもあります。 近い将来、イタリア悲願のフェラーリ イタリア人ドライバーとなることが出来るのでしょうか? 予選ではチームメイトであるライコネンを時折上回るジョビナッツィです。 DAZNの皆様曰く、スーパーナイスガイなジョビナッツィ、ホームでも頑張って欲しいですね!
それではF1 イタリアグランプリ 2019のコース概要と2018年を少し振り返っていきます。
F1 イタリアグランプリ 2019 概要
F1 イタリアグランプリ 2019 正式名称
FORMULA 1 GRAN PREMIO HEINEKEN D’ITALIA 2019
タイトルスポンサーはハイネケンですね。
F1 イタリアグランプリ 2019 サーキット
AUTODROMO NAZIONALE MONZA (モンツァ・サーキット)
サーキットマップ
引用: Formula 1 Official web
トラック名称: Autodromo Nazionale Monza (モンツァ・サーキット)
全長: 5.793km
コーナー数: 11
決勝ラップ数: 53
決勝レース距離: 306.72km
DRSゾーン: 2
高低差: 12.8m
第1回グランプリ開催: 1950年
ラップレコード: 1:21.046 (ルーベンス バリチェロ 2004年)
言わずと知れた高速サーキットです。 コーナー数が11ですが、4つはシケインのコーナーで、残りは中高速コーナーです。 ターン10から名物コーナー、パラボリカ(11)のストレート区間は下りですが、パラボリカからターン1までは登りです。 と言っても大した高低差はないですね(^_^;) 2018年でもお馴染みのシーンでしたが、DRSを使ってターン1、2のシケインで前に出ても、ターン3は全開コーナーです。 ここで前車のスリップストリームに入って、ターン4、5のシケインで抜き返す事が出来ます。
恐らくキーになるのはトラクションのかけ方かと思います。 特にシケインとパラボリカの立ち上がりにうまくかからないとストレートスピードに違いが出てきます。 本当に高速なので観ている方は怖いくらいですが、白熱したPUバトルが楽しみです。
モンツァ サーキット 場所
F1 イタリアグランプリ 2019 オプションタイヤ
- C2 (ハード)
- C3 (ミディアム)
- C4 (ソフト)
真ん中のコンパウンド使用です。 ピレリによると、タイヤにかかるストレスが高いとの事ですが、ダウンフォース必要量が最も少ないサーキットです。 ダウンフォースが無い中、中高速コーナーの旋回時にタイヤを痛めやすいと言う事かと思います。
F1 イタリアグランプリ 2019 各ドライバーのオプションタイヤ選択
Red Bull's Max Verstappen has maxed out on Pirelli's C4 soft compound for next week's Italian Grand Prix, the Dutchman selecting 10 sets of the red-rimmed tyre. #f1i #newsroom https://t.co/CD5rMI9iti pic.twitter.com/GhDYySaKvn
— F1 and Coffee (@coffee_f1) August 27, 2019
気になるのはフェルスタッペンが明らかに多くソフトを持ち込んでおり、そしてハードも1セットのみです。 それだけポールポジションに賭けているという事でしょうか。
F1 イタリアグランプリ 2019 見所
何と言ってもフェラーリのホームであるイタリアです。 ベルギー、イタリアグランプリには有利と言われているフェラーリの活躍に期待したいですね。 そもそもなぜフェラーリがメルセデス、レッドブル ホンダに比べて優位かと言うと、2019年はフェラーリのPU性能が素晴らしいからです。 2018年シーズンまではメルセデスのPUが最強と言われていましたが、2019年はフェラーリPUが最もパワフルであると言われています。
なぜパワフルだと有利なのか?
モンツァはストレートが占める割合が高いですが、それでも中高速コーナーは存在します。 中高速コーナーを他車より速く走りきるにはグリップが必要です。 そのグリップはダウンフォースを利用して得る事が出来ます。 しかしストレートが多いモンツァではダウンフォースを極限まで削り、ストレートでのトップスピードを上げたいのがチームの考えです。 そこでフェラーリのPUですが、他車よりパワフルであるという事は、他車と同じダウンフォース量をつけても、PUがパワフルなのでトップスピードに違いが出てきます。 また、トラクションのかかり方もダウンフォース量が多い方がタイヤが路面にしっかり押し付けられ、有利に働きます。 パワフルなPUは総じて良いという結果に至ります。
F1 イタリアグランプリ 2019 DAZN放送時刻
- FP1 9月6日(金) 18:00
- FP2 9月6日(金) 22:00
- FP3 9月7日(土) 19:00
- 予選 9月7日(土) 22:00
- 決勝 9月8日(日) 22:10 (F1ゾーンは21:30)
*上記時刻は全て日本時間
F1 イタリアグランプリ 2018 振り返り
F1 イタリアグランプリ 2018 予選結果
F1 イタリアグランプリ 2018 決勝結果
2019年はモンツァではフェラーリが優勢と言われていますが、2018年イタリアグランプリを制したのはメルセデス、ハミルトンでした。 決勝のオープニングラップではハミルトンとベッテルが2つ目のシケインで接触。 ベッテルはスピンし、後方に落ちてしまいます。 そこからはライコネンとハミルトンのバトルでした。 両車はオーバーテイクをされては抜き返しの繰り返しで非常にエキサイティングなバトルを展開してくれました。 フェルスタッペンはP3でチェッカーを受けましたが、ボッタスとの接触により5秒ペナルティを課せられ表彰台に上がったのはボッタスでした。 おかげでP5でチェッカーを受けたベッテルもP4になり、見事な追い上げを見せました。
普段はサクッと振り返りを書いているのですが、私がブログを始めたのがほぼ1年前でして、その1年前に書いたイタリアグランプリの記事がありましたので、貼っておきます。
1年前の記事なので文面は酷いですが、楽しんで笑って下さい\(^o^)/
まとめ【F1 イタリアグランプリ 2019】
前戦ベルギーで今季初優勝を得たフェラーリです。 今季無敗でホームの地を踏むのは流石に辛いところですが、ルクレールがキャリア初勝利をあげ、きっとティフォシも喜んでいる筈です! イタリアグランプリのルクレールに期待ですね\(^o^)/
メルセデスPUの信頼性が少し心配です。 ベルギーでは2台のメルセデスPUマシンがトラブルに。 きちんと原因究明と対策がされていれば良いのですが…
そしてフェルスタッペンはホンダPU スペック4を搭載します。 残念ながら規定数オーバーの為、後方グリッドスタートになります。 失礼かもしれませんが、PUパワーが必要なモンツァでのこの決断は良かったのかもしれません。 不得意とするコースでグリッドペナルティを受けたほうが、これからレッドブル ホンダが得意とするシンガポール、ブラジルでペナルティを受けるより良いですからね。
イタリアグランプリ、フェラーリが速いのは間違いないと思いますが、タイヤの使い方はどうでしょうか? ベルギーではハミルトンに最後1秒以内に詰め寄られました。 恐らくメルセデスの方がタイヤを長く保たせる事が出来たからだと思います。 イタリアグランプリ、ダウンフォースとドラッグのバランスが鍵になってくると思います。 各チームのモンツァ使用マシン、非常に楽しみですね!
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