F1 イタリアグランプリ 2019 予選結果 ルクレールが連続PP!
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
F1 第14戦 イタリアグランプリです。
舞台はフェラーリ、トロ・ロッソ ホンダ、アルファロメオ、そしてアルファロメオのドライバーであるジョビナッツィのホームです。
ティフォシで真っ赤に染まるグランドスタンドと、フェラーリへの愛で埋め尽くされるホームグランプリを観ると、何だか羨ましいです。 日本グランプリも紺と青で埋まるような熱気が欲しいですね(すみません、白(シルバー)を着て参戦する身ですが…)ヽ(・∀・))
Q3は何だかチキンレースみたいになってしまいましたが、あれはあれで面白かったような… 私がF1を観始めてから初めてのケースでした(^_^;)
F1 イタリアグランプリ 2019 の概要はこちら
それではF1 イタリアグランプリ 2019 予選結果をみていきます。
F1 イタリアグランプリ 2019 予選結果
予選ハイライト
ルクレールが2戦連続PP!
Kimi in 2018, now Charles
— Formula 1 (@F1) September 8, 2019
Ferrari have their first back-to-back poles at Monza since Michael Schumacher (2003) and Rubens Barrichello (2004)#ItalianGP 🇮🇹 #F1 pic.twitter.com/Xp61ztmu7v
前戦ベルギーグランプリに次いで2戦連続のPP! しかも今回は所属チームであるイタリアでのPP! ティフォシはどれだけ喜んでいる事か… 素晴らしいラップでした。 P2、P3に入ったメルセデスは大健闘と言っても良いのではないでしょうか。 ハミルトンはルクレールにあと0.04秒届きませんでしたが、フロントロウスタートです。 そしてルクレールの後ろにはボッタスがいます。 ターン1への飛び込みはタイトでリスキーですが、一番の見どころかと思います。
Q1
いきなりフェラーリの2人がやってくれます。 他車は全車ソフトを履いているのに、ミディアムタイヤを履いてコースインした2台は1分20秒台をあっさり出してしまい、Q1軽々突破します。
残り4分、赤旗が振られます。 原因はペレスのマシンがコース上の停止。 白煙等は見えませんでしたが、もしかしたらPUトラブルかも…
セッション再スタートでまずはフェルスタッペンがアタックします。 …が、最初のシケインを立ち上がる際にパワーが出ません! 無線で「No power」を訴え、何とかマシンをピットに持ち帰りましたが、再度アタックする時間もなく、タイムを作る事が出来ませんでした。
前戦スパではオープニングラップでリタイアとなってしまったフェルスタッペンが、今回はQ1でタイムを出せずに終わってしまいました… 田辺さんの映像が切り抜かれるシーンもありましたが、大丈夫なのか、スペック4…
Q2
全車ソフトでコースインしました。 フェルスタッペンはミディアムを多めに持っていましたが、Q1を突破出来ずに終わってしまいました。
ここでチームプレイをしたのはマクラーレンです。 ノリスが犠牲となりサインツをスリップストリームでホームストレートを引っ張ります。 おかげでサインツは見事Q2を突破します。
ホンダパワーのトロ・ロッソ ホンダの2台はここで消えてしまいます。 流石にカレンダーで1番のパワーサーキットであるモンツァは厳しかったようです。
Q3
開始5分弱、ライコネンがパラボリカ(ターン11、最終コーナー)でリアが飛び出し、スピンしそのままタイヤバリアにクラッシュ。 ライコネンは無事ですが、マシンは壊れてしまい、赤旗です。 ライコネンの後ろを走っていたアルボン、ストロールはタイムを残す事が出来ませんでした。
赤旗開けのQ3残り6分。 2回目のアタックを行ったのはルクレールとサインツの2人だけでした。 というより、「2回目のアタックが出来たのは」、という表現が正しいのかもしれません。 全車最後のアタックは路面にラバーがしっかり載った状態で行いたい、また誰かのスリップストリームを使いたいが為に「誰か先に出ないか」のチキンレース。 チェッカーまであと2分。 痺れを切らしてほぼ全車一斉にピットから出てきました。 おかげでピットレーンは大混雑\(^o^)/ アウトラップは「誰か先に行かせてやろう」と、「コース外」を走行してポジションを変えようというドライバーも。 そこでルクレールとサインツがパラボリカを立ち上がりコントロールラインを通過。 そしてここでチェッカー。
That crazy end to qualifying...
— Formula 1 (@F1) September 7, 2019
The team radio edit 📻 #ItalianGP 🇮🇹 #F1 pic.twitter.com/cobiEhssmp
サインツ以下はチェッカーを受けてしまい、2回目のアタックは出来ずに終わってしまいました。
もし2回目のアタックが出来ていたら、メルセデスはルクレールのタイムを更新できたでしょうか? 恐らくなかなか難しかったと思います。 むしろ2回目のアタックでベッテルに追い抜き返される可能性もあったかと思います。
これはこれで有りだったのかもしれません(^_^;)
F1 イタリアグランプリ 2019 決勝に向けて
今回個人的に注目しているのはルクレールとハミルトンのバトルです。 全戦ベルギーではP2のハミルトンがP1のルクレールを追う展開でしたが、僅か1秒届きませんでした。 ベルギー、イタリアと有利と言われているフェラーリを、メルセデスがどこまで追い詰められるのか、はたまた圧倒的にまでフェラーリが速いのか、非常に楽しみです。
がしかし、レースは雨の予報が入っています。 実はFP1,FP2は雨の中行われ、計4回もの赤旗中断がありました。 そのほとんどはパラボリカ(最終コーナー)で起きました。 高速コーナーの立ち上がりでトラクションをかけるのが難しいのだと思いますが、濡れた路面であれば尚更ですね。
決勝で雨が降ればセーフティカーが入る可能性は上がると思います。 その際のチームのタイヤ戦略が決め手になるかもしれません。 雨のドイツグランプリでレッドブル ホンダ、レーシングポイントが見せた絶妙なタイヤ交換タイミング。 今回はチームの判断がいつも以上に重要になってくるかもしれません。
F1 イタリアグランプリ 2019 タイヤ戦略
Start your day right with pit predictions. 🏎🔮🏁 #ItalianGP 🇮🇹 #Fit4F1 pic.twitter.com/yF1txPDPs1
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) September 8, 2019
1ストップが最速ですね。 問題は各タイヤのデグラデーション(性能劣化)のデータが不足している事にあると思います。 FP1、2が雨だった為、ドライタイヤで走行出来たのはFP3のみです。 FP3のほとんどの時間は予選練習と使われる為、あまりデータは取れていないのでは。 果たして第1スティントのソフトが保つのでしょうか。
F1 イタリアグランプリ 2019 決勝タイヤ
Lots of red still in play!#ItalianGP 🇮🇹 #Fit4F1 pic.twitter.com/62k57F5LFT
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) September 7, 2019
FP1、2が雨のおかげでタイヤは残っていますね。 しかしレースも雨になりそうで、これまた波乱のレース展開になる可能性が!!!
まとめ【F1 イタリアグランプリ 2019 予選結果】
フェルスタッペンはPU交換規定数を超えているので、今回はグリッドペナルティを受けての参戦です。 しかしQ1で「No power」となってしまい、全く走れなかったのは予想外です。 最新PUはパワーと信頼性を向上させたものらしいですが、レースではその真価を発揮して欲しい次第です。
アルボンは残念でした。 Q3でチェッカーを受けてしまい、タイム計測出来ませんでした。 前戦ベルギーグランプリではP17からP5まで追い上げました。 今回もアルボンの活躍に期待しましょう(*´∀`)
やっとのドライ路面でのQ3は楽しみにしていたのですが、何だか残念な結果になってしまいました(^_^;) イタリアグランプリでのスリップストリームの効果は0.2秒と言われています。 この0.2秒に賭けた(頼った)結果が今回のQ3でした。 前戦ベルギーでルクレールが「トォ(スリップ)は使わない」と無線で伝え、見事にPPを取りました。 本当に速い人は、本当に速いのですね。
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