F1 イタリアグランプリ 決勝結果 ルクレールが2戦連続優勝
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
F1 第14戦 イタリアグランプリが終わりました。
勝者はルクレール! 今季2勝目は連続優勝、そしてフェラーリのホームでの9年振りの優勝でした。 2010年にフェラーリドライバーでイタリアグランプリを制したのはフェルナンド・アロンソ。 実に9年振りのフェラーリドライバーがイタリアグランプリ優勝を果たし、ルクレールはきっとティフォシのヒーローです。
「どうしても勝ちたいレースがあるとすれば、ここモンツァしかない」とインタビューで伝えていました。 こんな発言を聞いてしまうとルクレールのファンになるほかありません(^_^;)
レッドブルのホームであるオーストリアグランプリで優勝したフェルスタッペンの時とは全く違う、「情熱」と「愛」に満ち溢れたモンツァ・サーキットでの表彰セレモニーでした。
「もしフェラーリがホームでポディウムに登壇出来ていなかったら」どんな状況になっていたのでしょうか? 考えただけでも恐ろしくなってきます…
F1 イタリアグランプリ 2019 概要はこちら
F1 イタリアグランプリ 2019 予選結果はこちら
それではF1 イタリアグランプリ 2019 決勝結果を見ていきます。
- F1 イタリアグランプリ 決勝結果 ルクレールが2戦連続優勝
F1 イタリアグランプリ 2019 スターティンググリッド
*フェルスタッペン、ノリス、ガスリー、ペレスはPU複数エレメント交換の為グリッド後方スタート
*ライコネンはパルクフェルメ状態時に部品等を変更した為ピットレーンスタート
F1 イタリアグランプリ 決勝結果
F1 イタリアグランプリ 2019 ファステストラップ(FL)
DHL FASTEST LAP AWARD
— Formula 1 (@F1) September 8, 2019
A bonus point for @LewisHamilton following a late tyre change
#F1 #ItalianGP 🇮🇹 @DHL_Motorsports pic.twitter.com/LUR3EUZH0v
ルクレールをオーバーテイク出来ずにP2からP3に落ちたハミルトンは、P4のリカルドとは40秒近く開いていたと思います。 フリーストップを決め、見事にFLポイントを取りました。 メルセデスに取って、せめてもの「悪あがき」だったのかもしれません(*´ω`*)
F1 イタリアグランプリ 2019 ファステストピットストップ
It's a hat-trick of @DHL_Motorsports Fastest Pit Stop Awards for @WilliamsRacing 👏#F1 #ItalianGP 🇮🇹 pic.twitter.com/30Z5vETaka
— Formula 1 (@F1) September 9, 2019
ハンガリー、ベルギーと続き、またしてもウィリアムズがトップタイム!!! まさにKing of pit stopですね。
夏休み前にラッセルがみせた予選での速さは一体何処へ… 今回は目立った活躍がなかったウィリアムズでした(^_^;)
F1 イタリアグランプリ 2019 Driver of the day(ドライバー オブ ザ デイ)
The driver of the day...
— Formula 1 (@F1) September 8, 2019
Who else? 🤣#F1 #ItalianGP 🇮🇹 pic.twitter.com/QccEpzZYRc
ツイートに「他に誰がいる?」とまで書いてあります。 仰る通り、今回はフェラーリのホームで勝ったルクレール以外は考えられませんでした。
私もしっかりルクレールに一票を投じました。
I voted for C. LECLERC as #F1DriveroftheDay. Make your vote here: https://t.co/5HEROxA4LR https://t.co/SbT5Epjn0E #f1dazn
— 自宅警備員(エア社員) (@keep_flat_out) September 8, 2019
F1 イタリアグランプリ 2019 決勝ピットストップ
Our 🇮🇹 pit stop guide is now available! #ItalianGP #Fit4F1
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) September 8, 2019
More info: https://t.co/X6NpM5pCDI pic.twitter.com/KjswLxOTnB
ハミルトンのピットストップが如何に早かったかが分かります。
事前のピレリからの発表では、ソフトでスタートした場合、
- ソフト22周→ミディアム
- ソフト19周→ハード
が推奨されていましたが、ハミルトンはソフトで19周走行した後に、ミディアムを履きました。 これはチームの戦略ミスなのか分かりませんが、レース後のメディア会見でハミルトンに「第2スティントをハードを履いていれば優勝出来たか?」との質問に、「優勝は出来なかったと思うけど、P2は守れたと思う」とコメントしています。 マシンのスピードが全く違いましたね。
F1 イタリアグランプリ 2019 ドライバーズポイント
ルクレールが遂にチームメイトであるベッテルとの順位を逆転しました。 3位のフェルスタッペンとの差は僅か3ポイントです。 大きくポジションを上げたのはリカルドです。 ヒュルケンベルグと揃って今季最上位フィニッシュ。
F1 イタリアグランプリ 2019 コンストラクターズポイント
F1 イタリアグランプリ 2019 決勝ハイライト
2人のメルセデスドライバーを抑えてルクレールが優勝
Cue the celebrations!@Charles_Leclerc ❤️ @ScuderiaFerrari #F1 #ItalianGP 🇮🇹 pic.twitter.com/LfEeM5Gl7G
— Formula 1 (@F1) September 8, 2019
勝負は第2スティントでした。 まず動いたのがP2でルクレールを追っていたハミルトンが20周目にミディアムに履き替えます。 それに反応したルクレールは翌週にピットインしハードを装着します。
ハミルトンのアンダーカットは失敗しましたが、ルクレールにグングン近づいて行きパラボリカ(最終コーナー)を抜けてDRS圏内に入りますがその差を埋める事が出来ません。 ルクレールはパラボリカの立ち上がりから1コーナーまでのホームストレートが抜群に速いのです!!! 個人的には脅威を覚えたほどのトラクションと加速で、ハミルトンがルクレールの真後ろに迫る事さえ出来ません。
23周目、ハミルトンが仕掛けます。 2つ目のDRSゾーンでようやくルクレールの後ろにつけたハミルトンはシケインでルクレールのアウト側に並びます。 が、ルクレールはハミルトンの走行ラインをブロックし、ハミルトンはコースオフ。 このルクレールの行動に対して黒白旗(警告)が振られます。 ペナルティは無いですが、「もう一度やったら罰する」という警告の黒白旗です。
Edge of our seats 🍿😯#ItalianGP 🇮🇹 #F1 pic.twitter.com/um2nUaAZYv
— Formula 1 (@F1) September 8, 2019
36周目、ルクレールがターン1でミスをします。 タイヤをロックし、ターン1をショートカットしてしまいます。
LAP 36/53
— Formula 1 (@F1) September 8, 2019
Leclerc locks up into Turn One under pressure from Hamilton, and misses the apex
He recovers back onto the track and stops the championship leader from overtaking on the outside#F1 #ItalianGP 🇮🇹 pic.twitter.com/M5gNyit2Te
これが審議対象になりましたが、直ぐにお咎めなしとの判定が下されました( ゚д゚)
42周目、ハミルトンがホームストレート明けのターン1手前でブレーキをロック。 シケインをショートカット中にP3を走行していたボッタスがP2に上がり、ここからボッタスのアタックが始まります。 残り11周を残し、ボッタスとルクレールの差は2秒前後。 しかしボッタスは中々ルクレールのDRS圏内に入る事が出来ません。
それでもラップ51目にホームストレートでDRS圏内に入りましたが、ボッタスはターン1進入をミス。 その時のトトさんがこちら。
It was at *THIS* moment that Toto Wolff knew Mercedes' fate 😬#F1 #ItalianGP 🇮🇹 pic.twitter.com/B45imFnZiW
— Formula 1 (@F1) September 9, 2019
それからはルクレールはペースを保ち、ボッタスを全く寄せ付けません。 最後はボッタスと約0.9秒を開けてチェッカーを受けました。
自滅してしまったベッテル
1年前のモンツァではハミルトンとの接触でスピンをしてしまったベッテルでしたが、今年は3つ目のアスカリシケインでまさかの単独スピン。 今年バーレーングランプリで単独スピンして以来のスピンでした。
しかし今回はスピンした後がまずかったです。
Absolute joy for Charles Leclerc on Sunday - but a very different day for his team mate...#F1 #ItalianGP 🇮🇹 pic.twitter.com/sXevZVqnSs
— Formula 1 (@F1) September 8, 2019
映像を見る限りでは一度コースを見たようだったのですが、コースに戻る際に後ろから来たストロールに当たってしまい、ストロールはスピンしてしまいます。 そしてストロールがコースに戻る際に、次はガスリーに当たりそうになり、ガスリーは上手く反応してコースオフしてしまいました。
ベッテルには10秒のストップアンドゴーペナルティが課せられました。 ピットレーン通過がおおよそ24秒と言われていたので約35秒を失う事になってしまいました。
ストロールにはドライブスルーペナルティが課せられ、約24秒を失ってしまいました。
大きな事故にならずに済んで何よりです。
VSC(バーチャルセーフティカー)
1回目 29周目
サインツがピットストップするも、右フロントタイヤが装着されておらずサインツはピットレーン出口でマシンを停止。
The wheels come off for @Carlossainz55 at Monza
— Formula 1 (@F1) September 10, 2019
Literally and metaphorically 😬#F1 #ItalianGP 🇮🇹 pic.twitter.com/Zbwy6KYejI
2回目 31周目
今度はクビアトのマシンがトラブルで停止。 マシンを1つ目のシケインを抜けたあたりで止めます。 だ、大丈夫か… スペック 4…
因みにフェルスタッペンが予選、本戦で「パワーダウン」を訴えました。 しかし「パワーダウン」の原因は第1シケイン通過時に縁石に乗り上げ、リアタイヤが空転しPUの回転数が一気に上がった為に、ECU(エンジンコントロールユニット)が「異常」と検知し、セーブモードに入った為にパワーが出なかったようです。 ステアリングで直ぐに対処できる為、深刻な問題ではないようです。
ジョビナッツィがホームグランプリで入賞!
フェラーリの優勝も嬉しいところではありますが、個人的にはジョビナッツィがホームグランプリで入賞した事が嬉しかったです。 今季(キャリア)2回目の入賞で、本人も「フェラーリの優勝は嬉しいけど、ホームで家族や友人の前で入賞出来た事も本当に嬉しい」と語っていました。 流石イタリア人ドライバーであると同時にきっと彼もティフォシの1人なのですね。
まとめ【F1 イタリアグランプリ 2019 決勝結果】
4日間で200,000人以上を動員したイタリアグランプリです。
個人的にはメルセデス推しの私ですが、フェラーリがホームで優勝出来た事は本当に喜ばしい事です( ^∀^) そしてフェラーリサポーター、ティフォシの気持ちを考えるとフェラーリの優勝が私も心底嬉しくなりました!
そして極め付けはルクレールとSF90が速かった事です。 これはメルセデス完敗だったと思います。 ボッタスはレース後の会見でこうも話しています。 「我々がDRSを使っても、フェラーリはDRSなしで我々と同じスピードだった。 色んなエンジンモードで試したけど何も出来なかった」と。 スパ、モンツァでは優勢と言われてただけあり、フェラーリは強かったです!!! しかしメルセデスは傷を最小限に抑える事が出来たと思います。 スパ、モンツァ共にP2、P3フィニッシュです。
次戦からはメルセデス優勢と言われるハイダウンフォース必須グランプリ、シンガポールです。
決勝は9月22日。
今度はメルセデスが優… と思ったらレッドブル ホンダがいたー!
既にスペック4 PUを全マシンに供給済みでありますが、まだその真価を発揮するコースでは走れていません。 ダウンフォースが必要なサーキットでは速いレッドブル ホンダに注目です。 そして個人的に警戒しているのはルノー勢です。 モンツァでは今季最上位フィニッシュを決めた2台です。 ダウンフォースが必要なシンガポールで速ければ、シーズン残りもマクラーレンとの勝負が面白くなりそうです。
F1が久し振りにアジアに戻って来ます。 次戦も楽しみにしています!!!!
「ブログがんばれ〜」と応援頂ける方はクリックをお願いしますm(_ _)m
最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m