F1 ブラジルグランプリ 2019 決勝結果 ホンダPUが1-2!
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
前回のブログから少し、いや、かなり時間が空いてしまいました!
今更ながら、F1 ブラジルグランプリ 2019 決勝です。
残りあと1戦でF1 2019シーズンも終わりです。 残すはアブダビグランプリのみですね、本当に早かった‥ orz シーズンが終わったら一体何をして過ごせばいいのでしょうかorz
さて、決勝が終わって既に1週間以上も経っており、「今更感」は否めないのですが、それでも滅気ずに書いていきます\(^o^)/
今年のF1 ブラジルグランプリは、アイルトン セナの没後25年の特別なグランプリとなりました。 私はセナが残した功績のほんの一部しか知りません。 現役ドライバーの全員はセナに会ったことは無いけど、「彼は今でも伝説であり、後世に語り続けるべき存在である」と説いています。 少しは過去を振り返って、セナ時代を勉強しなければいけません!!!
F1 ブラジルグランプリ 2019 コース概要はこちら↓
F1 ブラジルグランプリ 2019 予選結果はこちら↓
それではF1 ブラジルグランプリ 2019 決勝を見ていきます。
- F1 ブラジルグランプリ 2019 決勝結果 ホンダPUが1-2!
F1 ブラジルグランプリ 決勝スターティンググリッド
* ルクレールはPUエレメントを規定数以上の交換の為10グリッドダウン
*サインツはQ1でタイムを残せず最後尾からのスタート
F1 ブラジルグランプリ 2019 決勝結果
F1 ブラジルグランプリ 2019 ファステストラップ(FL)
👏 @ValtteriBottas
— Formula 1 (@F1) 2019年11月17日
The flying Finn took his third @DHL_Motorsports Fastest Lap Award of 2019 at Interlagos 🚀#BrazilGP 🇧🇷 #F1 pic.twitter.com/4Yc0ZFKFHB
ボッタスがFLを叩き出したのですが、残念ながら途中リタイアとなり今グランプリのFLポイントは「該当無し」になりました。
F1 ブラジルグランプリ 2019 ファステストピットストップ
1.82 seconds!!!
— Formula 1 (@F1) 2019年11月18日
Another WORLD RECORD for @redbullracing ⏱🚀👏#BrazilGP 🇧🇷 #F1 pic.twitter.com/kpUETp0uZh
レッドブル ホンダがまたしても偉業を成し遂げました。 自らが今年のドイツグランプリで出したワールドレコード1.88秒を0.06秒更新しました!!!
因みにですがレッドブル ホンダがワールドレコードを今季3回更新しています。
1回目 イギリスグランプリ 1.91秒
2回目 ドイツグランプリ 1.88秒
今回 ブラジルグランプリ 1.82秒
ここまで完璧な仕事をされると、このファステストピットストップで輝いていたウィリアムズが可哀想です(^_^;)
F1 ブラジルグランプリ 2019 Driver of the day (ドライバー オブ ザ デイ)
Your #F1DriverOfTheDay in Brazil...
— Formula 1 (@F1) 2019年11月17日
An eighth career win, and a super Sunday for Max 👏#BrazilGP 🇧🇷 #F1 pic.twitter.com/MOU18HPFdd
文句なしでしょう。 6度のワールドチャンピオンであるハミルトンをトラック上で2回もオーバーテイクしたのですから!!!
F1 ブラジルグランプリ 2019 ドライバーズポイント
F1 ブラジルグランプリ 2019 コンストラクターズポイント
決勝ハイライト
フェルスタッペンがポールトゥウィン
How’s your Monday? 💪😁🏆@Max33Verstappen #givesyouwings #BrazilGP pic.twitter.com/2it0bSkl2i
— Aston Martin Red Bull Racing (@redbullracing) 2019年11月18日
強かった。 週末を通して非常に安定した速さをみせ、メルセデス、フェラーリを寄せ付けない圧巻の走りで、フェルスタッペン今季初のポールトゥウィンでした。
チームのタイヤ戦略、またピットストップも功を奏し、正に完璧なレースと言っても過言ではないと思います。
これで今シーズン3勝目。 ヘルムート・マルコ氏が目標としていた5勝はなりませんでしたが、ドライバーズスタンディングで3位となりました。 これで最終戦アブダビグランプリでフェルスタッペンがP2以上でフィニッシュすれば、たとえルクレールが優勝してもフェルスタッペンの総合3位は確定となります。
2018は249ポイント、総合4位で終わったフェルスタッペンですが、今年は既に260ポイントを獲得しており、総合3位も夢ではありません。
ガスリー、初ポディウム
Start your Monday right...
— Formula 1 (@F1) 2019年11月18日
Turn the sound up and watch @PierreGASLY's cooldown lap after his incredible P2 in Brazil. Pure emotion ❤️#F1 #BrazilGP 🇧🇷
2019年の夏休み期間中に急遽発表されたガスリーの降格人事。 1番辛かったのは言うまでもなくガスリー本人だったと思います。
ブラジルグランプリではそんなガスリーの顔に満面の笑みがありました。 きっとF1でこんなに嬉しい瞬間はそう無いのでしょう。 世界で選ばれた20人のドライバーが戦っているのですから当然です。
最終ラップ、第3セクターからコントロールライン通過までハミルトンのアタックを見事に防ぎました。 特に良かったのは最終コーナーの立ち上がり。 流石にメルセデスのW10にストレートでは敵わないだろう、でもガスリーにP2フィニッシュして欲しい気持ちが勝り、最後は思いっきりガスリーを応援しました!
車体約半分の差がない状態で両者はコントロールラインを通過。 ハミルトンは悔しさをステアリングにぶつけます。 ガスリーは雄叫びを暫く上げ、これまで彼にのしかかったプレッシャーを全て捨てているようでした。
このグランプリで最も注目を集めたのはフェルスタッペンではなく、ガスリーだったでしょう。
ハミルトンがホームストレートでガスリーを抜けなかったのはフロントウイングにダメージを抱えていたから、だったのかもしれません。 ただ一つ分かっているのは、ガスリーがストレートでホンダPUのオーバーテイクボタンを使っていたのは間違いないようです。 最後はホンダPUが吠えました。
ハミルトンがP3フィニッシュだったが…
P3でチェッカーを受けたハミルトンですが、最終ラップの1周前にP2をアルボンと競っていました。 アルボンのインに飛び込んだハミルトンですが、アルボンと接触してしまい、アルボンはスピン! その間にP4だったガスリーが2台をオーバーテイクしP2に。
P3でチェッカーを受けたハミルトンですが、レース後に5秒のタイムペナルティを課せられP7となりました。
"I totally accept the blame"
— Formula 1 (@F1) 2019年11月18日
Lewis Hamilton dropped from 3rd to 7th after a 5-second penalty for colliding with Albon - and there are no complaints from the world champion#BrazilGP 🇧🇷 #F1 pic.twitter.com/yRnyKO2Tbv
レース後にハミルトンは「全て自分の責任だ」とコメントし、アルボンに謝罪しました。 個人的には微妙なシーンでした。 確かにイン側はすごく空いていたのですが、前を走っていたのはアルボンでしたし、ハミルトンをブロックするような無理なラインでは無かったと思います。 ワールドチャンピオンのハミルトンが「自分に否があった」と言うのですからきっとそうなのでしょうね。
サインツ Jr.が初ポディウム
🙌🧡 YES!@Carlossainz55 pic.twitter.com/CMBnmjtYiV
— McLaren (@McLarenF1) 2019年11月17日
最終的にP3でチェッカーを受けたハミルトンですが、レース後に5秒のタイムペナルティを課せられ、P7。 そしてP3になったのは、マクラーレンのカルロス サインツJr. !!! サインツもガスリーと同じく初表彰台!!!
残念ながらレース後に順位変動が発表され、沢山のブラジルファンの目の前でのポディウム登壇とはなりませんでしたが、グリッド最後尾からP3フィニッシュという偉業を成し遂げたサインツのドライブは素晴らしかったです。 それはタイヤマネージメントにあります。 サインツは唯一、1ストップで決勝を走り切りました。
メルセデスが今季初のマシントラブル
Lap 52、ボッタスのW10が白煙を上げコース脇、マーシャルが片付け易い位置にマシンを止めますが、何故かセーフティーカー!!! 未だにあれがなぜセーフティーカーだったのか分かりません…
実はこのボッタスのPUトラブルですが、メルセデスにとってみれば今季初のマシントラブルなんですね。 メルセデスPUカスタマーのPUトラブルはカナダ、ベルギーでもありましたが、自らのマシントラブルでリタイアする事は今季初めてです。
このセーフティーカーの間にフェルスタッペンはタイヤ交換し、セーフティーカー明けにあっさりハミルトンをオーバーテイク。 この時メルセデスはフェルスタッペンの逆の戦略を取りましたが、これが仇となりました(^_^;)
フェラーリの同士討ち
Both sides of the Ferrari story...#BrazilGP 🇧🇷 #F1 pic.twitter.com/2zUkmeGfRY
— Formula 1 (@F1) 2019年11月18日
レース終盤、やってしまいました… 最後に同士討ちを見たのは2018年アゼルバイジャングランプリでのレッドブルの2台だったでしょうか。 リカルドはこの一件以降、チームに馴染めず2019年のシートをルノーに移しました。
ホームストレート明け、ターン1 の突っ込みでP4だったベッテルをP5のルクレールがインを刺してオーバーテイク。 それに怒った?ベッテルはルクレールを猛追。 バックストレートでDRSを使いルクレールをアウト側からオーバーテイク。 その時にベッテルの左リアタイヤとルクレールの右フロントタイヤが接触し、両者のタイヤはそれぞれパンク。 タイヤが両者のフロア、エアロを叩きつけ、たくさんのデブリがバックストレートに散らばり、セーフティーカーが投入されます。
ターン4のアプローチでベッテルは少しイン側にステアリングを切り、ルクレールと接触したように見えます。 もしイン側に切っていなければ接触は無かったかもしれません。
さて、ビノット代表、どうされるでしょうか。
まとめ【F1 ブラジルグランプリ 2019 決勝結果 ホンダPUが1-2!】
ホンダの創設者である本田宗一郎氏の誕生日である11月17日にブラジルグランプリ決勝が行われました。
ポディウムの1番高いところ、そして2番目に高いところにはHondaを示す「H」の文字が胸に入ったレーシングスーツを身にまとう若いレーサー2人が、豪快にCarbonのシャンパンを振り撒きます。
ポディウムの下では、同じく「H」の文字が入ったシャツを着た沢山の人達が喜びに浸りました。 そこに今季のホンダF1の主要人物である山本F1マネージャーと田辺テクニカルマネージャーの姿がありました。
"285 days after we began winter testing, this Friday we will be back on track for the start of the final race weekend of the year in Abu Dhabi."
— Honda Racing F1 (@HondaRacingF1) 2019年11月27日
Our #AbuDhabiGP Race Setup
👉 https://t.co/0LBXpbazgY#PoweredByHonda pic.twitter.com/HT6u5UULBl
心から、本当におめでとうございます。
一時は、
「もしかしたらホンダPUが表彰台独占か!?!?!?」
と期待していたのですが、その光景はもしかしたらもう目の前なのかもしれません。
メルセデス推しの私ですら早くその光景がみたいと思った素晴らしいレースでした。
いよいよ次戦が2019年最後のグランプリ。
最終戦はいつもの通り、アブダビです。
12月1日、最終決戦。
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