自宅警備員のゆる〜いブログ

30代のサラリーマンがF1、ガジェット、家電、ガンダム、英語等の些細な情報を発信。

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝結果 ハミルトンがレースを支配

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝結果 ハミルトンがレースを支配 

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こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。

 

2019シーズンのF1が無事に終わりました。

第21戦、アブダビグランプリ決勝です。

 

ハミルトンが「グランドスラム」で勝利。 

2019シーズン最後をカッコ良く締めくくり、21戦が終わりました。

優勝したハミルトンは「まだまだ終わりにしたくないという気持ちになった」とレース後にコメントしています。 それだけW10の乗り心地が良く、更にスピードがあったグランプリのような気がします。

 

F1 アブダビグランプリ 2019 コース概要はこちら↓

www.jitakusecurity.com

 

F1 アブダビグランプリ 2019 予選結果はこちら↓

www.jitakusecurity.com

 

それではF1 グランプリ最終戦、アブダビグランプリを見ていきます。

 

 

 

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝スターティンググリッド

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝 スターティンググリッド

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝 スターティンググリッド

*ボッタスはPUとPUエレメントを交換の為、グリッド最後尾スタート。

 

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝結果

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝結果

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝結果

 

F1 アブダビグランプリ 2019 ファステストラップ(FL)

FLはボッタスが記録していましたが、レース終盤、ハミルトンがやってくれました。 レースを支配しトップを独走していたハミルトンは、FLを記録する必要は全くありませんでしたむしろFLを取りにアタックする方がリスクです。 アタック中にコースアウト、ましてやクラッシュする危険性が高まります。 ハードタイヤを履いていたのですが、FLを出したのは、25周近く走ったタイヤでした。 それでもハミルトンはリスクを取り、FLを叩き出し、レーサーとして最高のシーズンエンドを迎えました。

 

F1 アブダビグランプリ 2019 ファステストピットストップ

今年最後のファステストピットストップはレッドブル ホンダ。 ウィリアムズかレッドブル ホンダで競い合ったシーズンでした。

 

F1 アブダビグランプリ 2019 Driver of the day(ドライバー オブ ザ デイ)

今シーズンで一旦F1を終えるヒュルケンベルグが選ばれました。 最後のグランプリでポイント内フィニッシュこそ出来ませんでしたが、最後は笑顔でピットを去ったようです。

 

F1 アブダビグランプリ 2019 ドライバーズポイント

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝後 ドライバーズポイント

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝後 ドライバーズポイント

チャンピオン、2位は既に決まっていましたが、3位をフェルスタッペンとルクレール、ベッテルの3人が競っていました。 フェルスタッペンが今グランプリを2位でチェッカーを受け総合3位で、フェルスタッペンはキャリア最高位フィニッシュとなりました

そして特筆すべきはルクレールです。 何とチームメイトであるベッテルを抑えての4位!  これがどれだけ凄いかと言うと、「ベッテルがフェラーリに入って、初めてチームメイトに負けた」と言うのです!  「2020年前半はルクレール優先で行く!」 なんて事もあり得ます。 ルクレールはフェラーリ加入時にベッテルのサポート役に回るつもりは一切無い、とコメントしましたが、初フェラーリで、そしてホームであるモンツァでの優勝。 これでベッテルがまだ優先される事はないと思います(^_^;)

 

F1 アブダビグランプリ 2019 コンストラクターズポイント

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝後 コンストラクターズポイント

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝後 コンストラクターズポイント

トロ・ロッソ ホンダは残念でしたが、今年のマクラーレンは別格でした。 ルノーもコンスタントに入賞し、トロ・ロッソ ホンダは5位に届きませんでした。

 

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝 ピットストップ

クビアトはタイヤ戦略がハマり、見事にポイント圏内フィニッシュです。 ハードタイヤで40周というとんでもない第1スティントで一気にポジションを上げました。  

 

 

F1 アブダビグランプリ 2019 決勝ハイライト

ハミルトンが今季11勝目で最終グランプリを締めくくる

スタートからターン1まではフェルスタッペンをブロックするようなラインを走行し、ターン1を通過します。 ターン1を通過してからのハミルトンは誰にも止められません。 フェルスタッペンのアンダーカットを阻止すべくLap 27でハードタイヤに履き替えました。 終始P2のフェルスタッペンとの差を15秒前後保ち、正にレースを支配しポール・トゥ・ウィン、そしてグランドスラムと完璧なレースでシーズンを終えました。

 

フェルスタッペンが堂々の走りでP2

オープニングラップでルクレールにオーバーテイクされましたが、焦りませんでした。 ミディアムタイヤで第1スティントをしっかり走り、第2スティントのLap 32、ターン9でルクレールのインサイドを攻め、オーバーテイク。 しかし直後のターン11でルクレールがアウト側から攻めてきましたが、これをブロックし、そこからはP2を維持。 ハミルトンと17秒差でチェッカーを受けましたが、力強い走りで堂々のP2、そしてドライバー総合3位でシーズンを終えました。

 

タイヤが保たなかったフェラーリ

ルクレールはタイヤに苦しみました。 Q2の1回目のアタックをソフトで出したルクレールは、2回目のアタックをミディアムタイヤで行い、見事にソフトで出したタイムを更新。

決勝では、Lap13という早い段階でミディアムからハードに履き替えました。 フェラーリはここでダブルピットストップ。 ソフトタイヤだったベッテルにハードタイヤを与えます。

ソフトタイヤスタートだったベッテルは厳しいレースを強いられました。  しかしやはりソフトタイヤが保ちませんでした。 

コースレイアウトなのか、マシンのセッティングなのか、フェラーリの2台のハードタイヤは保ちません。 Lap 39に再びピットインしたルクレールはソフト、ベッテルはミディアムでコースに戻りました。

終盤、ベッテルはボッタスに抜かれ、ルクレールの背後にまで迫りますが、ルクレールが何とかリードしボッタスに表彰台を与えませんでした。

 

決勝レース中にDRSが使えない!?

こんなこと、あるんですね(・ω・)

レースコントロールの通知があって、何かと思ったら「DRS Disable」という表示が!!!

別にイエローフラッグも振られてないのにと観ていたら、DAZNの小倉さんから「設備的な問題のようです」と解説がありました。 ハイテクなF1マシンではありますが、DRSはレース中に作動可能になるとドライバーに音で知らせるようになっているようです。 前の車と1秒以内に入っているかどうかを検知する機械が不調だったのかもしれません。

Lap 18で問題は解消され、DRSが使えるようになりました。

この問題で一番被害を負ったのはボッタスだったと思います。 最後尾スタートのボッタスは早くポジションを上げたいのですが、DRSが使えない為、思うようにオーバーテイクが出来ませんでした。 ヒュルケンベルグに捕まり、しばし後ろを走った時間が勿体なかった… もしDRSの問題がなければ、ルクレールを抜けたかもしれません!!!

 

サインツ vs ガスリー、勝負の行方はサインツに

ドライバーズスタンディングで両者同ポイントの95ポイントで6位争いをしていました。

この勝負に勝ったのはマクラーレンのサインツでした。 サインツはアブダブグランプリをP10でチェッカーを受け、1ポイントをゲット。  96ポイントのドライバーズポイントでガスリーに勝ち、ドライバーズチャンピオンシップの総合5位を獲得しました!!!

これはレッドブル ホンダに割って入るような形で、ガスリー、アルボンより上でフィニッシュした事になります。 これは快挙ではないでしょうか!  昨年は全く戦闘力の無いマシンに悩まされ、今年はこの結果です。 PUに頼らないマシン作りが功を奏したのかもしれません。

 

一方ガスリーは不運でした。

オープニングラップでストロールと接触した反動で前を走っていたペレスに接触。 フロントウィングが落ちてしまいました。 直ぐ様ピットインしてノーズ、ハードタイヤへ交換し、コースに戻ったのですが、その時既に1ラップダウン…  ガスリーのレースは実質ここで終わってしまいました。

それでもドライバー総合順位では、ガスリーに代わってレッドブル ホンダへ加入したアルボンより上の順位で2019年を終えた事は大きかったです。 また、アルボンより早くに表彰台を得る事ができ、非常に濃い内容の1年でした。

 

ヒュルケンベルグとクビサは最後のグランプリ

 

2020年シーズンはF1でヒュルケンベルグとクビサを観ることはありません。 ヒュルケンベルグは私がF1を見始めた頃からいたドライバーなので、少し寂しい気もしますが、明るい未来が待っているといいですね。 クビサはレーシングポイントから開発ドライバーのオファーがあったようですが、果たして2020年はどこに行くのでしょうか? 

 

 

まとめ【F1 アブダビグランプリ 2019 決勝結果 ハミルトンがレースを支配】

ハミルトンが完全にレースを支配したグランプリでした。 レース終盤にはFLを叩き出し、タイヤ管理もしっかり出来ており、これぞハミルトンというレースで2019シーズンを締めくくりました\(^o^)/ ハミルトンファンの私にとってはとても良い内容のレースでした!

トロ・ロッソ ホンダは残念でしたが、後半戦の表彰台登壇が非常に大きかったです。 コンスタントに入賞出来ていればきっと総合5位も可能だったかと思います。 しかし控えめに言ってもマクラーレンは大躍進した年でした。 マシンが大幅に良くなった事は事実ですが、サインツは勿論、ルーキーのノリスが大活躍でした。 

 

DAZNではグランプリ終了後、2019年を凄い勢いで振り返りましたが、今年も沢山の事がありました。 特にF1を支え続けていた方達が亡くなった事が印象に残っています。 きっと空の上で無事にシーズンが終わった事を喜ばれている事と思います。

 

3月にメルボルンでシーズンが開幕し、長いようで短い2019年F1シーズンが終わりました。 「これで夜更ししなくて済む(*´ω`*)」と安堵する一方、「週末が暇になるな…」と少し心配な気もしていますが、この期間にF1をもっとしっかり勉強したい所存です。 F1 2019シーズンの総括は別記事にて書こうと思います。

 

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最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m