F1 スペイングランプリ 2019 予選結果 ボッタスがハットトリックでPP
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
第5戦スペイングランプリの予選結果を記事にします。
「第2の開幕戦」とも表現されるスペイングランプリです。
ウィンターテストではここスペイン、カタルーニャ・サーキットでフェラーリが速さを見せましたが、 予選が終わってみれば最速だったのはメルセデスでした。
PPはボッタス、しかも3戦連続。 2019年は一発の速さでもハミルトンを凌駕しています。 それではF1 スペイングランプリ 2019 決勝結果を見ていきます。
F1 スペイングランプリ 2019の概要はこちら↓
F1 スペイングランプリ 2019 予選結果
ボッタスがハットトリックで3戦連続PP
出典: F1 Official web
中国、アゼルバイジャン、そしてスペインと3戦連続のPP!!!
しかもハミルトンとの差は0.6秒以上!!!
とてつもない集中力を持つハミルトンですが、そのタイムを超えてくるとは。。。 ボッタス、本当に覚醒したかな???
PPを得たボッタスですが、FP3ではスピンをしてしまい、ボッタスのW10はレッカー移動。。。 FP3でボッタスが走行した時間は実質20分ありませんでした。 そのあとの予選だったので、正直心配していたのですが、心配無用だったようですね(^_^;)
ダメージを負ったルクレールのSF90
Q2でのターン9で大きく膨らんだルクレールはフロアにダメージを負ってしまいます。
このダメージの影響で、Q3が始まってもしばらくガレージからは出られませんでした。
またQ3タイムにも大きな影響が出てしまい、本来の速さを見せられなかったと思われます。 しかしルクレールは予選後の会見で、「車のバランスがおかしかったのは事実だが、メルセデスの方が速かった、それだけだ」と、きっぱりコメントしました。 潔いところは彼の魅力ですね!
ヒュルケンベルグがQ1でバリアに衝突
アウトラップを走行中のターン4、右に右にと回り込むコーナーですが、ここでヒュルケンベルグは右フロントをロックしてしまい、カウンターをあてた瞬間にグリップが戻り、ターン4のアウト側バリアに直進、衝突しています。 幸いレッカー車は必要なかったのですが、フロントウイングが何とか車体と繋がっている状態でピットに戻ることが出来ました。
フロントウイングを換装しコース復帰したのですが、1回のアタックではQ1は突破出来ませんでした。
F1 スペイングランプリ 2019 決勝タイヤ戦略
今回のスペイングランプリのQ2は全車ソフトで走行し、ミディアムを試すチームすらいませんでした。 それだけ各チームの差が均衡している証拠なのでしょう。(終わってみればそんな事なかったのですが。。。)
ここカタルーニャ・サーキットはタイヤへの負担がかなり激しいサーキットです。
出典: Pirelli web
https://press.pirelli.com/2019-spanish-grand-prix---qualifying/
ピレリ推奨の最速タイヤ戦略は、
ソフト22周 → ソフト23周 → ミディアム21周 の2ストップです。
セーフティカーなどのアクシデントを加味するかで難しい選択とは思いますが、何も起こらなければ2ストップが最速らしいです。
出典: Pirelli official twitter
https://twitter.com/pirellisport/status/1127279792447991808/photo/1
フェルスタッペン、クビアト、アルボンのHonda PUマシンが新品ハードを持っていません。 恐らくこの3名は2ストップしか出来ないと考えられます。
前戦アゼルバイジャンでは、「ソフトよりミディアムのペースの方が速い」なんて事もありました。 そう考えると新品ミディアムを2本持っているフェラーリ、トロ・ロッソ ホンダ、ウィリアムズは、選択の幅が広いですね。
F1 スペイングランプリ 2019 決勝に向けて
- ラッセルがFP3でクラッシュし、ギヤボックス交換で5グリッドダウン
- リカルドは前戦アゼルバイジャンでエスケープゾーンでリバースし、クビアトに接触した為、3グリッドダウン
- レッドブル、トロ・ロッソ ホンダの4台はHonda PU spec 2.0を搭載(予選で既に搭載済)
- フェラーリの2台のみ新PU搭載済
- ハースはエアロを大幅にアップデートし、レッドブルに迫る? 予選の3強以下はハース!
まとめ【F1 スペイングランプリ 2019 予選結果】
2019年は2018年のボッタスとは違います!!!
Q3は実質ボッタスvsハミルトンでした。 Q2でメルセデスはフェラーリとのギャップを0.8秒も持っており、Q3でもベッテルとルクレールはメルセデスに追いつけませんでした。
2019年はピレリタイヤのトレッド(表面のラバー部分)が0.4mm薄くなり、2018年のタイヤとは扱いが違います。 熱しやすく、冷めやすいタイヤになりました。 また、リアタイヤのタイヤウォーマーの設定温度も100℃ → 80℃と変更となりました。 この影響でアウトラップでスピンするマシンが多いのかもしれません。
タイヤに厳しいサーキットという事もあり、レースが膠着した時のタイヤ戦略に注目の決勝です。
また、小松さん率いるハースの2台にも注目です!!!
リアルタイムで観るぞー(^o^;)
最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m