F1 メキシコグランプリ 2019 コース概要と2018年の振り返り
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
F1 日本グランプリが終わり、おおよそ2週間が過ぎました。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますねorz 分かっているのに、未だにその時間が恋しい30代の自宅警備員です。
2019年のF1も残すところあと4戦です。 あと1ヵ月と少し後には今年の全てのプログラムが終わっています。 あー、orz 現実直視出来ない…
でも嬉しいことにメルセデスが既にコンストラクターズチャンピオンを決めています! 6年連続! 素晴らしい記録です! 普段はドライバーやサーキットに来ている人たちしかクローズアップされませんが、ファクトリーで働いている方、提携先の皆様、スポンサーの皆様、本当におめでとうございますm(_ _)m
残すは2019年のドライバーズタイトルですが、もうこの2人以外は考えられません。
メルセデスのハミルトンかボッタスか、後述します。
さて今週は第18戦 F1 メキシコグランプリ 2019です。
レーシングポイントのチェコこと、ペレスのホームグランプリです! 今年は大きな活躍はないですが、コツコツとポイントを貯めており、現在P12タイ! 35ポイントの同ポイントにノリス、ヒュルケンベルグがおり、中団勢は大混戦! 是非ともホームでの活躍を期待しています\(^o^)/
このメキシコグランプリ、実は当ブログにとっても意味のあるグランプリなのです。 実はこのようにF1のブログを書き始めたのは昨年2018年のメキシコグランプリからなのです!!! ある意味F1 ブログ 1st year Anniversaryを迎えました\(^o^)/
ですので昨年の振り返りでは過去ブログが使えることになり、少し楽になる(?)と期待しています!
それではF1 メキシコグランプリ 2019 の概要と2018年を振り返ります。
- F1 メキシコグランプリ 2019 コース概要と2018年の振り返り
F1 メキシコグランプリ 2019 概要
F1 メキシコグランプリ 2019 正式名称
Formula 1 Gran Premio De Mexico 2019
F1 メキシコグランプリ 2019 サーキット
引用: Formula 1 official web
トラック名称: Autodromo Hermanos Rodriguez (エルマノス・ロドリゲス・サーキット)
全長: 4.304km
コーナー数: 17
決勝ラップ数: 71
決勝レース距離: 305.354km
DRSゾーン: 3
高低差: 2.8m
第1回グランプリ開催: 1963年
ラップレコード: 1;18.741 (バルテリ ボッタス 2018年)
サーキット特徴
メリハリのあるコースレイアウトです。 セクター1はストレート2本がシケインによって繋がれています。 セクター2は低速コーナーから始まり、後半は鈴鹿を連想させるようなS字コーナーが続きます。 セクター3は短く、より低速区間です。 ヘアピンを立ち上がり、中速コーナーを立ち上がるとコントロールラインです。
ほぼフラットなコースレイアウトで、各ストレートに繋げるコーナーの立ち上がり、ライン取りがタイム短縮に必要です。
サーキット場所
F1 メキシコグランプリ 2019 オプションタイヤ
- C2 ハード
- C3 ミディアム
- C4 ソフト
真ん中のコンパウンドが選ばれています。 2018年はタイヤのグレイニング(劣化)に苦しんだ各チームです。 2ストップ優先でしょうか。
F1 メキシコグランプリ 2019 各ドライバーのオプションタイヤ選択
The #F1esta is coming up! Here's what we're bringing to the party!#Fit4F1 🇲🇽 #MexicanGPhttps://t.co/yU6B4QyeJR pic.twitter.com/DSs9NMVaFy
— Pirelli Motorsport (@pirellisport) October 15, 2019
レッドブル ホンダの2台はソフトを各8セット持ち込んでいます。 これはQ3で本気でPPを取りに来ますね! (多分いつもですね(・ω・))
フェラーリの2台とハミルトンはミディアムを4セット選んでおり、Q2はミディアム突破狙いでしょう。
F1 メキシコグランプリ 2019 DAZN 放送時刻
- FP1 10月26日(土) 00:00
- FP2 10月26日(土) 04:00
- FP3 10月27日(日) 00:00
- 予選 10月27日(日) 03:00
- 決勝 10月28日(月) 04:10 (03:30配信開始)
*上記は全て日本時間
F1 メキシコグランプリ 2018 振り返り
F1 メキシコグランプリ 2018 予選結果
詳細は過去記事をご参照下さい。
F1 メキシコグランプリ 2018 決勝結果
詳細は過去記事をご参照下さい。
2018年のメキシコグランプリで、ハミルトンがドライバーズタイトルを決めました。 ハミルトンは表彰台に立つ事は出来ませんでした、と言うか立たなかった、と言うのが正しい表現でしょうか。 レース後半のレースペースを意図的に落としました。 恐らくPUを労わり、確実にコントロールラインを通過する事が目的だったのかと思います。
PPを獲得したのはダニエル・リカルドでしたがPUのトラブルでレース終盤でリタイアしてしまいました。 2018の勝者はフェルスタッペン、P2にベッテル、P3にライコネンが続きました。 メルセデスはタイヤマネージメントに苦しみました。 ハミルトン、ボッタス共に同じターン1でタイヤをロックしポジションを落としてしまいましたが、2019はどうなるでしょうか。
F1 メキシコグランプリ 2019 みどころ
高地でのバトル
2,200m、富士山の5合目と同じ標高です。 高地だと普段違うのは酸素の濃さです。 通常のサーキットより25%薄い空気(酸素)で戦う事になりますので、至る所に違いが出てきます。 ドラッグとダウンフォースのバランス、PU性能等がありますが、特に大きな違いがでるのはブレーキングです。
単純に考えると、メキシコグランプリと日本グランプリ、同じ200km/hで走行している時にブレーキを踏んだ時の減速率が違います。 メキシコは空気が薄く、ドラッグが少ない為、通常より長い時間のブレーキングが必要になります。 そしてこのブレーキの冷却も問題です。 空気が薄い分、ブレーキ冷却効率が悪いのです。
通常のサーキットと違い、マシンのセッティングが物を言うサーキットです。 メカさん達の腕にかかっていますね!!!
ICEは意外に問題ない
以前までは「空気が薄いのでないエンジン自体のパワー効率が落ちる」と思っていましたが、意外に問題ないようです。 というのも、ターボで空気を圧縮している為、薄い空気を濃度を濃くしているという事です。 これはサーキットに関係無く、PUの構成上、通常使用ですね。
ただ問題はタービンの回転数のようです。 タービンの回転数はレギュレーションで125,000回転/分、と定められていますが、現状のタービンの耐久値はこの数値より遥かに低いようです。 タービンを回せば薄い空気でもICEの性能を落とすことは無いですが、回せばリスクがある、ということですね。 その辺りのバランスを探る作業が必要です。
F1 2019 ドライバーズチャンピオン争い
今年のメキシコグランプリは何と言っても、ハミルトンがここメキシコでドライバーズタイトルを決めるか、というところです。
There are plenty of ways it could happen...
— Formula 1 (@F1) October 24, 2019
But if @LewisHamilton out-scores his team mate by 1️⃣4️⃣ points on Sunday, he'll become a six-time world champion 🏆#MexicoGP 🇲🇽 #F1 pic.twitter.com/C2h5MbeV9q
ハミルトンの2019年のライバルはベッテルではなく、チームメイトのボッタスです。
ポイント差はありますがP2のボッタスが唯一のライバルです。
このメキシコグランプリでハミルトンがボッタスより14ポイント多くポイントを獲得した瞬間にドライバーズチャンピオン確定です。
今年のドライバーズチャンピオンが決まるかもしれないグランプリになりそうです! どちらかと言えばハミルトン推しの私ですが、ボッタスにもまだまだ頑張って欲しいです!!! 前戦鈴鹿で見せたパフォーマンス、そしてシーズン序盤に見せた強いボッタスとハミルトンで戦って欲しいものです(^o^)
まとめ【F1 メキシコグランプリ 2019 コース概要と2018年の振り返り】
メキシコと言えば、死者の日が有名で、グランプリ開催中はガイコツのペイントをしたり、死をイメージした陽気なデザインが目立ちます。 また子供の誕生日やお祝い事の時に「ピニャータ」と呼ばれる袋を棒で叩いてお菓子を取る、というイベントもあります。
そんな中、前戦日本グランプリで優勝したボッタスについて面白いインスタが上がっているので紹介します。
で、何でボッタスがこれもバシバシ叩いているかというと、
「朝のコーヒーをまだ飲んでいない時のボッタス」
とコメントされています。 コーヒーが飲めないと豹変します。
今年のF1カレンダーも残すところあと4戦。
メキシコグランプリは高地でのバトルと言うこともあり、通常のグランプリよりもマシンのセッティングが難しいようです。 鈴鹿仕様のマシンをメキシコに持って行っても、鈴鹿よりストレートスピードが伸びますが、ダウンフォースが鈴鹿より少ないです。 様々な要素が絡み合うメキシコグランプリ、非常に楽しみです\(^-^)/
ハミルトンがここメキシコでタイトルを決めるか、それともボッタスが阻止するのか…
いずれにせよメルセデスドライバーが優勝する事はほぼ確実です。 これでメルセデスはコンストラクターズタイトルと共に、ドライバーズタイトルのダブル優勝、しかも6年連続という記録を樹立します。 いはやはとんでもないチームなのです。
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