こんにちは、自宅警備員(エア社員)です。
やりました、メルセデス! ハミルトンが先週のシュタイアーマルクグランプリ(オーストリア)から続けてのPP獲得! これがまた速いのなんのって...
P2はボッタスが約0.1秒差。 流石同じマシンに乗っているチームメイトです。 しかし乗れている時のハミルトンには敵わないです(^_^;)
それではF1 2020 第3戦目 ハンガリーグランプリ 予選結果の気になったところを記事にしていきます。
目次
- F1 2020 ハンガリーグランプリ 予選結果
- ハミルトンが2戦連続のPP獲得
- ストロールが自身初P3!
- Q2でレーシングポイント、ルノーがミディアム装着!
- Honda PUにトラブルか?
- ウィリアムズがQ1突破! ラッセルはP12を獲得!
- まとめ【F1 2020 ハンガリーグランプリ 予選結果 ハミルトンが2先連続PP】
F1 2020 ハンガリーグランプリ 予選結果
ハミルトンが2戦連続のPP獲得
ハミルトンは今回のPPで自身のF1キャリア90回目のポールを獲得。 どんどん記録を伸ばし続けるハミルトンです。 「きっとこれ以上のPP記録を超えるドライバーはそう簡単には出てこないだろうな...」と、歴史の一部になる可能性がある現実を、リアルタイムで見れている事に幸せを感じています。
Q3最初のアタックでハミルトンは既にリーダーボードのトップ。 P2につけていたのはチームメイトであるボッタスです。 P3には何とレーシングポイントのランス・ストロール! 第3戦目となっては、そんなに驚くこともないですね(^_^;) レーシングポイントが速いというのは、初戦から分かっていた事です。 しかしここでペレスではなく、ストロールというのが素晴らしいです!
しかしメルセデス、ハミルトンは速すぎました。 暫定P2のボッタスとの差は約0.3秒。 暫定P3のストロールとは約0.7秒。 実質この予選はハミルトン vs ボッタスのPP争いでした。
Q3 2回目、最後のアタック。
先ずはハミルトンがアタックに入ります。 セクター1は自己ベストを更新できなかった為、「これはボッタスにチャンスがあるのでは」と思っていましたが大間違い。 その後のセクター2,3で全体ベストタイムを叩き出し、1回目のアタックを更に0.15秒も更新!!!
ハミルトンがコントロールラインを通過し、ボッタスのタイムに注目が集まります。 セクター1,2を自己ベストで繋いで来ています。 自身の1回目のアタックタイムを約0.4秒も縮めました!!!
しかしハミルトンがタイムを更新した事により結局2人の差は0.1秒でハミルトンがポールを獲得しました。
特筆すべき点はP1ハミルトンとP3ストロールの差です。
約0.9秒
P1とP10くらいの差ならまだしも、P1とP3の差がこんなに開いていることなんてそうそう無いです。 前戦のシュタイアーマルクグランプリの予選は雨だったので例外として、ドライコンディションでこの差は。。。 他チームへのダメージが計り知れません。
ストロールが自身初P3!
レーシングポイントのランス・ストロールが自身初のP3を獲得(*ノェノ)キャー
素晴らしいラップでした! 何が凄いって、チームメイトであるセルジオ・ペレスを抑えてのP3はきっと本人も嬉しいはずです!
Q3 最初のアタックでハミルトン、ボッタスに次ぐP3につけていましたが、2回目のアタックでタイムを0.3秒ほど更新し、見事にP3を獲得しました。 ラップ後の無線で「The car is on fire (マシンが超絶良い)」と言っていたのが印象的でした。 やはり良いラップというのは分かるのでしょうね。
予選後のインタビューでピンクのレーシングスーツは見慣れませんが、2020は頻繁に見るようになるのでしょうか?
因みにストロールの予選最上位結果は2017年のイタリアグランプリ。 確か雨が降っており、波乱に満ちた予選だったと記憶しております。
Q2でレーシングポイント、ルノーがミディアム装着!
「今年のF1は楽しい!」 そんな思いをさせてくれるシーンが今回のハンガリーグランプリのQ2でした!
Q2でトップ10に入ったマシンはそのタイムを出したタイヤを履いて翌日の決勝をスタートします。 Q2でトップ10以外の車はどの新品、中古タイヤを履いてもOKなのです。
Q2では、基本的に速さに余裕があるチーム、マシンはミディアムタイヤを履いて、決勝をミディアムタイヤでスタートさせたいものです。 ミディアムタイヤの方がソフトタイヤに比べて「タイヤの保ち」が良いため、決勝でのタイヤ戦略に幅を持たせることが出来ます。
過去2~3年は3強であるメルセデス、フェラーリ、レッドブルがQ2でミディアムタイヤを履いており、他チームはソフトタイヤでないと、トップ10入りすることが出来ない為、仕方なくソフトタイヤを使っていました。
しかし2020年は違います!
Q2が始まって直ぐにレーシングポイントとルノーが黄色いラインが入ったミディアムタイヤを履いています! 逆にいつもならミディアムを履いていたフェラーリ、レッドブル ホンダがソフトを履いているではありませんか!
2020年のフェラーリはストレートスピードが遅く、マシンに余裕がありません。 またレッドブル ホンダは今回のハンガリーグランプリでは、どのマシンもPUに違和感を覚えており、Q2突破を最優先とし、ソフトで挑みました。
印象に残っていたのはレーシングポイントの2台です。 1回目のアタックで2台とも暫定トップ10に入っていました。 対してルノーはリカルドP10、オコンP12とミディアムタイヤではQ3進出が危ういです。 最後のアタックではルノーは2台ともソフトで挑みました。 しかし、レーシングポイントは違いました!!! 2台とも再びミディアムでタイム更新を狙います。 結果レーシングポイントの2台はミディアムで見事Q2突破! ルノーのリカルドは何とかソフトでQ2を突破しましたが、オコンは残念でした。
という事で、決勝ではメルセデス、レーシングポイントがミディアムタイヤでスタートします!
Honda PUにトラブルか?
最初に困っていたのはアルファタウリのガスリーでした。 FP1はずっとマシンが組み上がらず、出走出来ませんでした。
FP2開始直後には1番に出てきましたが、完全ドライ路面ではありませんでした。 従ってガスリーはほとんどドライ路面で走行出来ていない事になります。
ガスリーはQ1開始からチームに無線で「PUがおかしい」と訴え続けるも、終わってみればQ2も突破してP10! しかしQ3は出走しませんでした。
アルボンは何とQ2で脱落。 予選後にチームへ「コースに出すタイミングが悪い」と訴えていました。
フェルスタッペンはP5。 レーシングポイントの後になりましたが、フェルスタッペンもPUに違和感を感じていると無線で言っていました。 あまり深刻な問題で無ければ良いのですが。。。
そもそもここ、ハンガロリンクはレッドブルのマシンが得意とするコースでした。 コーナー旋回が得意なレッドブルはハンガロリンクのセクター2でその本領を発揮する、と言われていましたが、今回その本領は発揮される事はありませんでしたorz それともメルセデス、レーシングポイントがその先を行っていたのかもしれません(^_^;)
ウィリアムズがQ1突破! ラッセルはP12を獲得!
相変わらずまつげが素敵なラッセルです。 前戦シュタイアーマルクグランプリでは初めてQ1を突破し、今回も見事Q1を突破しました\(^o^)/
そして今回はなんと、チームメイトであり2020年がルーキーイヤーであるラティフィでもQ1を突破!!!
今回のQ1突破は前戦のQ1突破とは違います。 前戦の予選は「雨」。 「こんなに降ってるのに予選やるのか!?」というくらい降っていましたが、今回の予選はドライです。 厳密には少し雨は降っていましたが、限りなくドライコンディション。 このドライでQ1を突破したというのは、ラッセルは勿論、そしてチームにもいい影響を与えてくれると信じています! 前戦の決勝ではコースアウトし残念な結果でしたが、今回は期待しています!
まとめ【F1 2020 ハンガリーグランプリ 予選結果 ハミルトンが2戦連続PP】
予選結果を見ると、メルセデス、レーシングポイント、フェラーリ、マクラーレンの構成になっています。 レーシングポイントは勿論ですが、マクラーレンも相変わらず安定しています。 前戦ではサインツが予選P3を獲得しましたが、今回はノリスがサインツの上を行きました。 決勝ではレーシングポイント、マクラーレンの動きに注目です。
それにしてもメルセデスの一発は速いです。 タイムを見てみると、この予選で1分13秒台を出したのはメルセデスの2台のみです。 他を寄せ付けない速さというのは、こういう事でしょうか(^_^;) 前戦の決勝みたく、ハミルトンがほとんど映らない、がメルセデス、ハミルトンファンにとっては良いのですが、グランプリとしては少し味気ないですよね。
できれば2019年のようなハミルトンの物凄い追い上げをみたいものですが、今年はどんな決勝になるでしょうか? しっかりリアルタイムで観ます!
2019年の怒涛のハミルトンの様子はこちら