自宅警備員のゆる〜いブログ

30代のサラリーマンがF1、ガジェット、家電、ガンダム、英語等の些細な情報を発信。

F1 バーレーンGP 2019 決勝結果 メルセデスが2回連続1-2フィニッシュ

F1 バーレーンGP 2019 決勝結果 メルセデスが2回連続1-2フィニッシュ

 

こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。

 

F1 バーレーンGP 2019、頑張ってリアルタイムで観ることが出来ました\(^o^)/

月曜日からかなりのダメージを覆ってしまいましたが、非常に面白いレースだった事は間違い無いです!   

お陰様で興奮冷めないままベッドに付くことになりました。

 

が、仕事が忙しく記事をアップするまでにかなりの日数がかかってしまいました(-_-)

 

 

 

F1 バーレーンGP 2019 予選まとめ

ルクレールが圧倒的速さを持ってポールを取りました。 チームメイトのベッテルはP2。 フェラーリがフロントロウをロックしました!!!

www.jitakusecurity.com

 

F1 バーレーンGP  決勝結果

F1 2019 バーレーングランプリ 決勝結果

F1 2019 バーレーングランプリ 決勝結果

DHL ファステスト ピットストップ

  • レッドブル 2.17秒

 

ファステストラップ(FL)

  • 1:33.411

ルクレールが見事FLボーナスポイントを獲得!   エンジントラブルの前に出しておいて良かったですね(^_^;)

 

Driver of the day(ドライバー オブ ザ デイ) 

  • シャルル・ルクレール

文句無しでしょう。  優勝こそ逃してしまいましたが、レースを支配していたのはルクレールです。  レース後ハミルトンはルクレールに「本当に残念だった。 けど、君にはまだ長い未来がある。」と慰めていましたね。

 

 

F1 2019 ドライバーズポイント

F1 2019 バーレーングランプリ ドライバーズポイント

F1 2019 バーレーングランプリ ドライバーズポイント

 

F1 2019 コンストラクターズポイント

F1 2019 バーレーングランプリ コンストラクターズランキング

F1 2019 バーレーングランプリ コンストラクターズランキング

  

F1 バーレーンGP 決勝ハイライト

ブラックアウトからのスタートでルクレールは出遅れ、P2スタートのチームメイト、ベッテル、そしてP4スタートのボッタスに抜かれてしまいP3となります。

しかしLap2の1コーナーでボッタスをオーバーテイクし、P2に上がります。

Lap6、ルクレールが1コーナーでベッテルをオーバーテイク!!!  しかし凄かったのはここから!  新しく設けられたDRSゾーン(ターン3から4)でベッテルがDRSを使いルクレールに迫ります。  ルクレールはイン側のラインを取りベッテルを牽制します。  ベッテルはアウトからアプローチしましたが、先にターン4を抜けていったのはルクレールでした。

 

しばらくはルクレール、ベッテル、ハミルトン、ボッタスの順でレースが進みますが、第3スティントでレースが動きます。

 

Lap38、ターン4手前のDRSゾーンでハミルトンが一気にベッテルに近づき、ターン4をアウトから進入し2位ベッテルをオーバーテイクします。  ここでベッテルは痛恨のスピン。  表彰台がなくなりました。

 

悲劇はLap46、ルクレールから

「何かエンジンがおかしい」

と無線が飛びます。

明らかにパワーダウンしたルクレールのSF90。  ラップタイムが2位のハミルトンの+5秒まで落ちてしまいます。

 

その2周後のLap48、10秒近く後ろにいたハミルトンがホームストレートでルクレールをオーバーテイク。

 

Lap54、ホームストレートで更にボッタスに抜かれます。

その直後、ルノー2台がコース上でストップしセーフティカーが入ります。

P4からペースを上げていたレッドブルのフェルスタッペンに抜かれることなく、ルクレールはP3をキープ出来ました。

そしてファイナルラップはセーフティカー先導で終わりました。

 

 

誰もが認めた勝者はルクレール

ルクレールが完璧なペースでレースを支配するも。。。

F1 バーレーンGP 2019 ルクレール

F1 バーレーンGP 2019 ルクレール

出典: F1 Official web

https://www.formula1.com/en/latest/article.the-winners-and-losers-of-the-bahrain-grand-prix-2019.TV57bQZzG2i8qiStiGmny.html

 

エンジンのシリンダーに問題が発生し、パワーダウンしたSF90が抜き去られます。  1台、そしてまた1台。  非常に辛い光景でした。  唯一の救いはルノーのダブルDNFによるセーフティカーでした。  これで何とか表彰台に登壇出来ました。

 

本当であればF1史上、3番目に若いグランプリ勝者になるはずでした。

 

「よくあることだ(These things happen)」

 

レース後のルクレールのインタビュー時の一言です。

自分以外の人に責任を押し付けるのではなく、事実を受け入れ、目標を「次」に見ている様でした。  人としても素晴らしいドライバーです。

 

レース後のインタビュー時には「怒ってるだろうなー」と思っていましたが、落ち着いているように見えました。  悔しさは存分に出ていましたが、チームを責めることなく、むしろ「良い車だった」と称えました。  

 

 

勝ったのはメルセデスだったが...

オーストラリアグランプリに次いでメルセデスは今シーズン2度目の1-2フィニッシュでした。  今回は1位ハミルトン、2位ボッタスです。

結果はハミルトンが優勝しましたが、内容はルクレールのフェラーリが圧倒的な速さを見せつけ、彼こそが最速でした。

 

今回のハミルトンの1番の活躍はLap2でチームメイトであるボッタスをオーバーテイクしたところでした。  ターン4でボッタスよりアウトで進入し、立ち上がり重視のライン取りで見事に仕留めました。  このオーバーテイクがなければ、後にベッテルをアタックすることも出来なかったかもしれません。  早い段階でポジションを上げたハミルトンは流石です。 

 

鍵はタイヤ選択だったのか?

バーレーングランプリのタイヤ選択は、

  • C1 (ハード)
  • C2 (ミディアム)
  • C3 (ソフト)

 

グリッドトップ10スタートはフェルスタッペンを除き、全車ソフトタイヤでスタート。

 

第2スティント、3位を走行中のハミルトンは2位のベッテルに対してアンダーカットを狙い、先にピットインしソフトに換装します。 これにベッテルも直ぐに反応しミディアムでピットを出ました。  

ここでソフトのハミルトン、ミディアムのベッテルとの差を縮められません

一方ボッタスはミディアムで第2スティントを走りますが、前のハミルトンとの差を縮められません。  

前戦の勢いはどこへ!!!

 

ピレリから発表されたタイヤ戦略はどのタイヤを使うにしても「2ストップ」が推奨されていました。

 

第2スティントでミディアム、ハードを履いたマシンが出てくる中、分かったのは

ソフトよりミディアムの方が速い

ということでした。  普通は柔らかいタイヤの方が速いと思うのですが、なぜかバーレーンではミディアムの方が速かったのです。

 

ハミルトンは2回目のピットインでミディアムタイヤに変えてから一気にペースが上がります。  

 

実はハミルトンは、新品ミディアムタイヤを1セットしか持っていなかったのですね。 それを第3スティントで使い、ようやくペースを上げることが出来ました。

 

ベッテル、自滅。

今回のベッテルは頂けませんでした。

ハミルトンにオーバーテイクされ、立ち上がりで何とか競ろうと思ったのか、トラクションをかけすぎたようで、痛恨のスピン。  タイヤ層が崩れ、タイヤに相当のダメージを負いました。  そのタイヤが振動を招き、DRSゾーンでDRSを作動した時にフロントウィングが落ちるという自体になりました。 

 

今回のベッテルは、 

  • 後輩であるルクレールにポールと取られる。
  • 後輩であるルクレールにスタート時には勝ったが、直後にトラック上でオーバーテイクされる。
  • ライバルであるハミルトンにトラック上でオーバーテイクされる。

これらで一気に焦ったのかもしれません。

バーレーンでは可愛そうなほどに負かされてしまいました。。。  orz

何だか2018年の後半戦のベッテルを観ているようで「自滅」した印象でした。

 

まさかのダブルDNFのルノー 

ルノーは本当に残念としか言いようがありません。

一時チームメイト同士で接触もしましたが、大事には至りませんでした。

しかしラスト3周でまさかのダブルDNF…   リカルドはMGU-Hのトラブルでリタイア。  しかしヒュルケンベルグはPUに問題発生でリタイア。

ヒュルケンベルグのリタイアの原因は未だに原因不明との事です。  

今年の課題もやはり「信頼性」なのか。。。

 

ルーキー2人が初ポイント

2018年をF2で戦った3人が、今年2019年をF1で戦っています。

そんな3人の内の2人、マクラーレンのランド・ノリスとトロ・ロッソ ホンダのアレクサンダー・アルボンが初ポイントを得ました!!!  

そこに何故ジョージ・ラッセルがいない!!!

2018年F2チャンピオンがノーポイントでF2 2位、3位が先にポイントと取るとは。。。

 

 

まとめ 【F1 バーレーンGP 2019】

今回のバーレーンではメルセデスは「負け」だったような気がします。

チェッカーを受けたハミルトンをみて、トトさんは笑顔ではありましたが、首をかしげていました。

フェラーリ、というかルクレールに圧倒されました。

 

今回のバーレーンGPは特に「風の影響とタイヤを如何に読むか」がポイントでした。

レース後にメルセデスのテクニカルディレクターであるジェームズ・アリソンは「風とタイヤ」について下記のコメントをしています。

「風については2つの影響があった。 1つはマシンのエアロへの影響。 特に近代F1は風に敏感だ。 もう1つは、砂漠の中にあるサーキットで、風が「砂やゴミ」を運んでくること。  事実、レース日は3日間で1番風が強く、他のサーキットのようにトラックコンディションが良くなることなかった。  タイヤ戦略では、サーキット入りする前から2ストップの方が速いと分かっていた。 プラクティスでどのタイヤを使えば良いかを探して、メルセデスが出した答えはソフト→ソフト→ミディアムだった。  なのでハミルトンはこのタイヤ戦略で戦った。  今回はメルボルンのようにマシンが決まっていなかったみたいだ。  特にボッタスはマシンバランスに苦しんだ。  今回マシンが1番決まっていたのはフェラーリだった」

とアリソンは答えています。

 ベッテルのミスは痛かったですね(^_^;)

 

そんな中、中団争いもかなり面白くなってきました!

ライコネンは連続入賞で6位!  何とガスリーの上なんですね!  しかもコンストラクターズでは現在3位!  ベスト・オブ・ザ・レストです! 

現在ポイントを獲得していないのはウィリアムズだけです。。。orz

 

さて、次のGPの舞台は上海!!!  何と

1000回目!!!

上海GPは4月12~14日。  リアルタイムで見れますが、明けの月曜から仕事が。。。

記念すべき大会で誰がGP勝者となるのか!!!  楽しみですねー(^O^)

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m