靴磨き初心者が靴を磨くシューシャイン
こんにちは、自宅警備員(エア社員)(@keep_flat_out)です。
最近は駅、電車で新社会人の方が目立ちますね。
今回は私が月に1回くらいやっている、靴磨きについて書いていきます。
社畜サラリーマンたるもの、「革靴の手入れは当たり前です!!!」 なんて思ってもいません。 休日にまで仕事関係の事をするのは、「やっぱり嫌」ですし、時間がかかります。
ただ私は「自分の身なりは清潔感が第一」と考えています。
そんな私にとって靴磨きは意外に「苦」ではないのです。
なぜ靴磨きをするのか
- 洗脳
- 清潔感
昭和生まれ、30代社会人の私が社会に出た時に、先輩、上司から耳にタコができるくらい言われました。
「靴は人に一番よく見られるからキレイにしておけ」
「(゚Д゚)ハァ?」
「何言ってんだ、この人達は?」と思っていた事を思い出します。
約10年の時が経ち、何が1番悔しいかって、30代になった私が、今
「人の靴を見ている」
事です。 洗脳って怖いですね。
そういう古臭い化石みたいな考えを持っている自分は「これじゃダメだな」といつも思いますorz
ただ、私が「靴を見ている」のは、「清潔感があるか、ないか」だけです。
靴を見てその人の「仕事、性格」を判断する事は決してありません!
「人を見た目で判断するな!」とは言いますが、正しくその通りです。
ネット記事、雑誌等には「靴を磨いたらいい」理由は書いてありますが、私は「本人がしたくなければ強要する必要はない」という考えです。 磨いたから給料アップ!なんて事は無いですから(^_^;)
靴磨きに必要な道具
- 馬毛ブラシ (柔らかい毛)
- 豚毛ブラシ (硬い毛)
- 保湿クリーム
- ワックス(シューシャイン用)
- 布切れ (保湿クリーム用 x 1, ワックス用 x 1) 毛が長い物はオススメしません
- 水
馬毛ブラシは毛が柔らかく、靴磨きを始める前に使い、靴に付いたゴミやホコリを落とすために使います。
豚毛ブラシは毛が硬く、保湿クリームを革に入れていく、余分なクリームを取り除く為に使います。
保湿クリームには無色のものと着色されている物があります。 特に着色されているクリームを使う時の注意ですが、ブラシを靴の色用に使う方がよいです。
私の場合、持っている靴の色は黒のみです。 ですので、ブラシを使い分ける必要はありません。 もし黒とブラウンを持っているのであれば、それぞれの色用のブラシを使う事をオススメします。 万一色移りでもしたら大変です!
馬毛ブラシはこちら
豚毛ブラシはこちら
保湿クリームはその名の通り、革に水分を与え保湿する為に使われます。 どうやら革には一定の水分が必要で、水分が無くなってしまうと、革にヒビが入ったり、切れたりします。
私も今履いている靴の一部が切れてしまいましたが、これは完全に「手入れ不足」でした。 靴屋の方に聞くと、「保湿クリームを付け過ぎてダメにしてしまうことは無い」と伺いました。
今使っているクリームは無色の物で、靴の色を選びません。 一つ持っておくと便利です(^O^)
通常の手入れであれば、保湿クリームを塗ってブラシで伸ばせば完了なのですが、私はつま先にだけワックスを塗っています。
「鏡面仕上げ」
を目指してはいますが、なかなか難しいですね(^_^;)
これはそんな仕上げ用のワックスです。
時間がある方、興味がある方は使ってみて下さい。 ピカピカしていると自分の靴磨きが1ランクアップしたような錯覚になるのでオススメです。
私が使っているのはブラック色で、ワックスに着色されています。 黒を際立たせるには黒が良いと聞いたからです。
靴の色が複数色ある方や、ビジネスシューズ意外の革靴用に使われる方は「ニュートラル」(無色)を持っていると色問わず使えて便利です。
布切れは着なくなったTシャツで十分です。 私の経験上、綿100%の物で、しっかりした物が使いやすかったです。
靴磨き 作業手順
- 靴紐を取る
- 馬毛ブラシで靴全体をブラッシング (靴の表面をキレイにする)
- 保湿クリームを布で取って、靴全体に延ばす
- 豚毛ブラシでブラッシング (革に保湿クリームを入れていく、余分なクリームを除く為)
- 靴紐を付ける
- 完成
もしワックスをかけるなら、
- 輝かせたいところにワックスを塗る
- 水分を含ませながら、ひたすら布で磨く
- 完成
実際に靴磨きをする
保湿クリームでブラッシング
保湿クリームを塗ってブラッシングした後の状態が下の写真の右側です。
比較の為にこれからの写真はすべて
「左が何もしていない靴(最初のブラッシングするしていません) 、右が磨いた靴です」
↑保湿クリームを塗り、ブラッシングした後の写真です。 写真では分かりにくいですが、右側の靴の方が潤っており、光沢もでています。
靴磨き、ワックスを使ってシューシャイン
↑靴先だけを輝かせたいので靴先のみに塗ります。 塗布後は霞んで見えます。
ここから少量の水を使いながら磨いていきます。
↑水を一滴落とし全体に馴染むように広げ(延ばして)ていきます。
↑ここからは水を一滴落として広げる、をひたすら繰り返します。 大体ですが一滴の水を延ばすのに1分くらいは磨き続けます。 1分後にまた一滴落とす、磨くを繰り返します。
↑3分ほど磨いた状態です。 約三適の水を使いました。 最初に比べると表面が滑らかになりました。
↑更に5分程磨くと霞みが無くなり光沢が出てきます。
↑欲を出してもう一回ワックスを塗りました。 光沢が無くなったのが分かります。
↑2回目の塗布後3分経過後です。 また光が戻ってきました。
↑更に3分磨き続けます。
↑完成です! と言っても、もう一回とワックスを塗布してもokです。 ただ流石に疲れましたし、左側の靴は同じ作業をしないといけないので、時間的に限界でした。
↑何となくですが「鏡」らしくなっています。 もっと磨けば輪郭がもっとはっきり映ります。
↑横からみるとこんな感じ。 正面だけではなく左右も光沢を得ています。
↑別の靴ですが、こちらは「鏡面」に限りなく近く仕上がります。 革の性質なのか分かりませんが、こちらの靴は先に紹介した靴に比べ簡単(時間がかからず)にここまで仕上げられます。
靴磨き、シューシャインの所要時間
1足として考えた場合、30~40分前後です。
私は2足の革靴を所持しているのでだいたい1時間前後、靴をひたすら磨いています。
お時間に余裕のある方は是非。
まとめ【靴磨き初心者 シューシャイン】
はっきり言っておきましょう。
私の靴磨きは完全に
「自己満足」
です。
「他人からどう思われる」とか全く考えていません。
「清潔感が欲しい」
ただそれだけです。
先に述べましたが、私が靴磨きをする理由に付け加えるとしたら、
- せっかく買ったので長く使いたい
- 週末に時間がある←暇
だけです。
折角買った靴です。 大切に、キレイに、長く使っていきたいですね^_^
初めて靴磨きをされる方へは、必要なものが既に揃っているセットがあります。
気軽に試せますのでご興味がある方は靴磨きの世界に足を踏み入れてみて下さい\(^o^)/
最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m