こんにちは、自宅警備員(エア社員)です。
自宅警備を解除して、六本木にある、とある高級レストランへ行ってきました。
(基本的に六本木は高級レストランばっかりですね(^_^;))
そこは普段私なんかが感じることが出来ない雰囲気と空気に満ちていました。
そうです、これを「場違い」と呼ばずして何と呼ぶのでしょう?
料理もサービスも非常に満足いく、素晴らしい時間を提供して頂きました。
そのレストランとは、「鉄板焼 けやき坂」です。
六本木ヒルズの隣りにある、六本木グランドハイアット東京の中にある鉄板焼のお店です。
非日常と素晴らしい料理と接客を味わえたので記事にしてみます。
六本木グランドハイアット東京 鉄板焼「けやき坂」とは?
高級鉄板焼レストランです。 鉄板焼なので、全面カウンター席で、店内は非常にオシャレ。 大人が優雅に美味しい食事を、良いサービスと共に頂ける空間です。
鉄板焼 けやき坂 の場所
普段六本木なんて行くことがない、そして六本木グランドハイアットになんてもっと行くことがない私は、六本木グランドハイアットに何とか到着。 しかしそこは宴会専用の建物… 建物内にあるフロアマップを見ても、「けやき坂」が見当たりませんorz
妻がホテルの方に場所を伺ってみると、「けやき坂」の目の前まで案内して下さいました。 しかし案内された道を思い返すと、一人じゃ確実に「けやき坂」に着かない自身があります。 宴会場、バーの間を抜け、気が付くと目の前に「けやき坂」がありました。 もはや迷路。 次(行けることはない)も確実にホテルのスタッフの方に道を聞くと思います。
鉄板焼 けやき坂の外観
ひっそりと佇むエントランスに全くいやらしさを感じることはありません。 質素でスマートです。 エントランスの扉は木造チックで重量感を感じました。 決して広い扉ではないのですが、扉を開けると広いカウンターが目の前に広がり、いい香りと大人の雰囲気漂う空間でした。 この扉が現実と高級レストランの堺になっているようです。
鉄板焼 けやき坂のカウンター席
鉄板焼なので、全てカウンター席です。
広くて長く、とてもキレイな鉄板で、清潔感のある鉄板です。
目の前で料理をして下さるシェフがいて、後ろで料理の準備をされるシェフがいます。
鉄板焼 けやき坂 ランチメニュー
ランチメニューには4つのコースが用意されています。
- A 5,200円
- B 7,700円
- 黒毛和牛ステーキランチ 9,600円
- けやき坂 ランチ 20,000円
勿論アラカルトもあります。
本当はディナーに行きたかったのですが、金銭的な理由でランチになりましたorz
私が頂いたのは7,700円のコースです。 グレードでいうと下から2番目です。
- ホタテ貝のソテー レモンバターソース
- 鱸(すずき)と野菜入り包み焼き トリュフストック
- 国産牛サーロイン 90g
- 牛肉とアスパラガス入り ガーリックライス
- 味噌椀 香の物
- 石垣島パイナップルのフランペ ココナッツアイスクリーム
- コーヒー または 紅茶
季節によりメニュー内容、金額が変わるかもしれませんので、メニューの確認をお願いします。
例として2019年8月現在のランチメニューを貼っておきます。
引用: 鉄板焼 けやき坂 ホームページ
https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/wp-content/uploads/pdf/keyakizaka_lunch.pdf
下に小さく書いてありますが、上記金額に15%のサービスチャージがかかります! お忘れなく。
WEB予約特典
妻がWEB予約してくれたおかげで、ファーストドリンクがサービスになっていました\(^o^)/ 場所が場所なので、スパークリングワインを頂く事にしました。
お通し
メニューリストには載っていませんが、お通しで「蟹コロッケ」を頂きました。 下にソースがあるのですが、蟹の風味が素晴らしかったです。 コロッケは外はカリッと焼けており、クランチーな食感とじゃがいものホクホク感を一緒に楽しめます。
ホタテ貝のソテー レモンバターソース
ホタテといんげん豆だけなのですが、何でしょう、この高級感。 ホタテは大きくて食べごたえがあります。 周りはホタテの繊維質が感じられ、中はレア状態で、ホタテのとろみが甘く、レモンソースの油分が、ホタテを濃厚にし、かつレモンの酸味でスッキリした後味になります。 自宅でホタテといんげん豆で、ここまで感じることが出来るのでしょうか…
鱸(すずき)と野菜入り包み焼き トリュフストック
手前の小鍋に入っているのは、トリュフエキスが入ったストック(出汁)です。
フィルムの中で蒸している鱸と野菜に少し火が通ったところに、一旦フィルムを明け、このストックを中に入れフィルムを縛り、もう一度蒸します。
お皿に盛られて出され、シェフから「フィルムを開ける時の蒸気にトリュフの香りをお楽しみ下さい」と楽しみ方を教わり、いざ開けます。
(*´∀`) トリュフの香りに包まれました。
一口頂くと、口の中でまたトリュフの香りが際立ちます。 鱸を初めて食べたかもしれませんが、美味しかったです。 身はしっかりしているのですが、中はふっくらしていました。 料理の熱が少し下がるとトリュフの香りは落ち着き、今度は中で一緒に蒸されていたローズマリーの香りがほのかにしてきます。 玉ねぎとローズマリーって合うんですね。
国産牛サーロイン 90g
メインのステーキです!!! 写真はこれで2人分。 1人でも簡単に食べれてしまいます。
シェフから焼き加減を聞かれ、妻は「ミディアム」、私は「レア」。
基本的に牛肉を頂く時は「レア」をお願いします。
家では毎日料理をしているので、人が料理を作る姿を見るのは新鮮でした。 鉄板焼なら当たり前なのでしょうが、やけに新鮮に感じました。 また普段は時間と戦っているので、じっくり食材を見ることもないのですが、火が通っていく食材の変化をまじまじと見れる鉄板焼っていいなぁ、と心底思いました。
さすが高級鉄板焼です。 ちゃんとお肉をレスティング(休める=肉汁が均一になる)していました。 これもオープンキッチンだからこそ見える調理の過程ですね。
出来上がりです!!!
ソースは左から
- チリトマト
- 西京味噌
- ガーリックオニオン
そして天然塩が用意されていました。
一通り試してみましたが、どれも美味しかったです。 特に、初めて西京味噌とお肉を食べましたが、意外に合うんですね。 味噌の風味と濃厚さがお肉の旨味を引き立てます。 と言っても、私はやはり塩が1番です。 お肉の旨味をダイレクトに引き出してくれ、お肉の味そのものをしっかりと味わえます。
野菜も塩で頂きましたが、普段塩で野菜を食べてもこの味にはなりませんね(^_^;)
牛肉とアスパラガス入り ガーリックライス、味噌椀 香の物
ステーキが仕上がったらすぐに調理してくれるのがこのガーリックライス。 妻はどうしてもガーリックライスが食べたく、コースを1ランク上げたようです。 5,200円のコースには含まれていないので要注意。
このガーリックライスがまた美味しい! お肉も入っていてボリューミーかつ、お肉の油で更に旨味がでて、メチャクチャ美味しいのです。 更に輪切りにしてあるアスパラが入っていることにより、食感がシャキシャキでガーリックライスとしてとても新鮮です。 極めつけは大葉。 熱に弱い大葉を最後に和えて香りを活かしています。 非常に「和」なガーリックライスはあっという間になくなりました。
味噌椀の写真を撮っていませんでしたorz 味噌椀と香の物はサービスの方が持ってきてくれます。 赤味噌ベースのお味噌汁が美味しかったです。 箸休めの香の物もあなどれません。 口の中の油をさっぱりさせてくれます。
石垣島パイナップルのフランペ ココナッツアイスクリーム
最後にデザートです。 キレイに洗われた鉄板の上にはパイナップルがバターで焼かれています。
シェフから「カメラのご準備を」と言われ、フランベ。
そしてシェフから「出来上がった物をお持ちします」と、サービスの方を呼ばれ、カウンター席の後ろへエスコートされます。
このエリアはデザートと食後のドリンク専用のテーブルのようです。 鉄板焼 けやき坂では、このテーブルがあるエリアだけ天井から自然光が入るようになっており、食事を楽しむカウンター席とは全く違う雰囲気を出しています。
「こういうところも設計されているのか」と更に感心してしまいました。
ココナッツアイスクリームの上に先程フランベしたパイナップルがのっています。
冷たいアイスクリームと温かいパイナップルが丁度いい温度を作ってくれます。 ココナッツとパイナップルが南国感を出してくれ、満足いくコース内容でした。
コーヒー または 紅茶 とサプライズ
よ、よ、よし! お会計しよう!と思ったら、
妻からのサプライズで、デザートプレートが出てきました(´゚д゚`)
誕生日、記念日でもないので、こんな心遣いをして下さるけやき坂の皆さんに申し訳気持ちでいっぱいなのと、
このプレートはチャージされるのか???Σ(・∀・;) とドキドキしていました。
チョコレートムースケーキは少しビターチョコで、コーヒーに合いました。
いやはや、充実した時間を過ごせて大満足です。
最後にテーブルチェックで会計を済ませ、「次はいつ来れるんだろう」と自問しながら重量感のある扉を閉め、現実に戻りました。
まとめ【六本木グランドハイアット東京 高級鉄板焼 けやき坂 に行ってきた。】
いつも外食するディナー以上の金額をランチに投入した訳ですが、贅沢な時間と食事を楽しむ事ができました。 入店した時は緊張していたのですが、アルコールの助けもあり、また、目の前で料理をして下さるシェフとの短い会話が、緊張を解きほぐしてくれました(^_^;)
文句ない味、サービスを体験しました。
そもそも鉄板焼自体に行くことがないですが、たまには背伸びをして非日常を味わう事も、そんなに悪くないかもしれません。 こんな機会を作ってくれた妻に感謝したいと思います。
そして帰宅し、レシートを見て、初めてサービスチャージの存在に気付きましたorz
それでも総合的に見て、
「また来たいな」と思える鉄板焼 けやき坂でした。
予約をされる際は是非WEB予約を。
最後まで読んで下さり、ありがとうございましたm(_ _)m